10期 予想歴19年
◎パールコード
2着/2人気
○エマノン13着/10人
▲シークザフューチャ16着/12人
土曜は時計が掛かり気味で高速状態までにはいってないな、という感覚。日曜は幾らか回復すると思うが天気も微妙なのでその辺りを考えるとやや高速~標準位で良さそうな感じかな。
展開予想だが逃げ馬そのものは多い。内からバレエダンサーがそれなりにペースを作ってくるかなと思うが逃げるとスローに落としがちなイメージの大野。ゲッカコウは恐らく枠的にも2列目ポケットを狙うとして、その外から番手を確保しそうなのが何かでシャララ、パールコード、トウカイジェーンといてクィーンズベスト。三浦がクィーンズベストでどこまで先手を主張できるかがカギにはなるが、それでも番手まで含めてペースを積極的に作って行きそうなタイプの騎手が少ないし、最序盤は流れてもそこからはゆったりになる可能性が高いとみる。馬場的に2分を切る競馬にはならないとみているが、バランス的には61-59.5で2:00.5ぐらいを想定しておきたいかな。極端ではないと思うがTS持続戦とみて例年通りのイメージで入りたい。中弛みの可能性も結構あるレースなので。
◎パールコードはやはりこの時期のAコース府中でそこまでパンパンの高速馬場にならないというのは良いと思うし、渋って結構時計が掛かっていたつばき賞では京都芝外1800m戦で番手策から13.2 - 12.8 - 12.6 - 11.2 - 11.7と坂の下りを終えてからのL2最速ギアチェンジ戦で対応してきたしトップスピードの質もこの最速地点ではしぶとく立ち回っていた。それに相手関係もナムラシングンやミッキーロケットと脚を出し切ると厄介なタイプの強敵だったしL1で結構抵抗できたのは評価したい。府中の坂加速で置かれないかどうか?というのがポイントだったがこの枠なら前を向いて先行できそうだし、直線の段階でじわっとトップスピードに乗せやすいかなと。パンパンの馬場でどうかというのは血統的にもあったけど、Aコースでこれぐらい時計が掛かっていれば極端なトップスピードの質勝負にもならないし、馬場を考えるとつばき賞の11.2はかなり速いラップ。ここ3走からも基礎スピード面も一定レベル見せているのは大きい。オークスで狙いたいパフォーマンスを見せていて、ここで府中の上り坂加速にどこまで対応できるか次第ではというところ。このメンバー構成なら後半要素で引けを取らないと思うし、それを前々で進めてやれるわけなのでここから入りたいかな。
〇エマノンは今回結構色々比較して考えていったんだけど、意外と通用するんじゃないかなと。まず個人的な物差しとしてリボンフラワーはTS持続戦としては結構強い馬で、4走前に負けはしているんだが阪神1800の12.5-11.8-11.3-11.9とトップスピード戦で3~4角で後方大外から中団まで脚を使って押し上げていきながらもL1までしぶとく食い込んで伸びてきていた。ペースは違うんだが逆瀬川SでもスローからのTS持続戦の中で最速上り34.2ということを考えてもこの馬の3~4角ロスがあっての34.1というのは純粋に勝負になる。リボンフラワーがレインボーライン辺りと結構やれていたし、これをL1できっちり詰めてきたというのは大きい。前走は好時計も超高速中京だったのでこれは当てにできない。ある程度流れた中でのポテンシャル戦で何とか捻じ伏せ勝ち切った形だが、個人的にはTS持続戦の方が良さそうだし、この距離ならゆったり無理せず脚を使わずに直線でTS持続力を炸裂させられそう。今回はTS持続タイプの強敵が意外とそんなにいない印象だし、この馬が距離も馬場もコースも含めて一番適性的には噛み合いそうな感じはある。
▲シークザフューチャ
この馬は更に未知数な馬なんだが、それでもタイプ的には面白いなというところ。前走はドスローの中山2000で12.6 - 12.7 - 12.2 - 11.6 - 11.4とL1最速の流れ、これを好位の外からじわっと押し上げながら直線で抜け出すんだが、L1の上り坂でグンと伸びて突き抜けていて坂加速もしっかりとできている。逆にL2の段階では前を向いてしっかりと加速の準備をしていながら反応はイマイチだった。まだ底を見せていないというのは大きい。この時の中山は良馬場でも雨が残っていてそれなりに時計が掛かっていたし、L1の上り坂で11.4を記録したというのは良い材料だなと。府中のトップスピード戦でも戦えそうな感じだし、血統的にもU字でTS持続力を引き出し切って良さが出そうな感じ。追い切りも良かったと思うので、全体的に見て穴馬でこれを狙いたいと。
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