14期 予想歴33年
◎リアルスティール
11着/2人気
○モーリス2着/1人
▲ロサギガンティア9着/5人
△イスラボニータ5着/4人
×サトノアラジン
ダービーが終わり、関東の中央開催も残り2週。
今週は安田記念も、ここ最近にはない少頭数のG1開催となった。
ペースメーカーもおらず、レース展開に影響力を及ぼすような穴馬の存在も無い環境。
他の力量馬が、素直にモーリスを意識した競馬になるのは必然の如く。
おそらく攻防の激しいG1というよりは、素直に力比べ的なトライアル質のレースになる公算が非常に高い。
そんな訳で、素直に気の良さのある力量上位馬を評価する。
◎⑪リアルスティール
クラッシック路線からの路線変更。
そもそも、クラッシック路線のメンバーの中に入っても力量的にトップランク位置する馬なだけに、このメンバーに入れば当然体力的には抜けた存在。
素直に力比べになれば負けようがない。
増してや、路線変更で面子が一新されており、競馬に新鮮味を感じるタイミングでもある。
前走ドバイ遠征で勝利したように、新鮮味に対して食いつきが良いのもこの馬の特徴。
今回も馬自身テンションがしっかり上げて競馬してくれるはずだ。
馬体を併せれば、当たり前のようにモーリスを競り落としてくれる事だろう。
力量勝負なら、やはり元クラッシック組のイスラボニータも素直に評価。
逆に力量勝負組とは次元の違う競馬をしてくる馬に期待するなら、前走驚異的な末脚を見せたサトノアラジンを評価したいところだが、前走は心身負荷の高いレースに加え中2週のキツいローテーション。
おそらく人気の発端は、前走で見せた上がり32.4というラップによるところが大きいだろう。
そこで考えて欲しい事は、この時計は『コンスタントに出せる時計』であるのかどうか?という事である。
間違いなく、本番さながらの『死に物狂い』状態で走った結果であり、死に物狂いで走った以上は当然心身共に疲弊しているという事である。
道中はスローで疲労の影響力は薄いだろうが、少頭数といえどもそこはG1。
最後はモーリスを中心に、激しいデッドヒートを展開するはずで、力量馬が速い上がりの中で攻防を繰り広げているところを無理矢理追い掛けていくような展開になるはず。
ノンストレス状態なら可能もストレスを抱えた状態で前走のような末脚を期待するのも?
逆に前走3着だったロサギガンティアに注目。
競馬センス抜群のデムーロなら、当然力量馬の競馬に付き合う事なくスピードとキレを生かした競馬を心掛けてくれるはずだ。
レース展開は不向きも、枠順と馬場状態はこの馬に向いている。
道中はおそらく前目の位置取りで競馬を進めるモーリスやリアルスティール達と同位置辺りのインで流れに乗せながら、仕掛けるタイミングをギリギリまで待ち、キレを最大限に生かした競馬に徹したら非常に面白いだろう。
反応やキレの良さだけなら、おそらくこの馬に太刀打ち出来る馬は力量馬の中にはいない。
前走で注目すべきところはラップ。
前半3ハロンが35.1、上がりが33.1…これは、府中の高速マイルにおける必勝ラップで、これをしっかり予行演習しているあたり、おそらく高速マイルのセオリー通りの競馬をしてくると見る。
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