10期 予想歴19年
◎キョウヘイ
4着/5人気
○レーヌミノル1着/1人
▲オールポッシブル9着/3人
土曜は雨の影響が若干あったはずだが後半乾いていく過程で時計が出易くなっていた。感覚的には標準に近いぐらいかなと。 メインはレベルもあったと思うが、10R玄海特別でも62.3-57.9と後半だけで57秒台に入ってくるとかドスローでもちょっと考えられないレベル。ただ、悲しいことに明日は台風の影響を受ける、またアメダスを見ても非常に進行が遅い…。正直開催時に雨が降っているとも限らない本当に前日予想をやるうえでは最悪と言っていいほど馬場が読めない（ピンポイント予想で小倉競馬場を見ても今のところ明日の３時までには1mmも降らないという予報になっちゃってる。）。考えても仕方ないのでちょっとは降る可能性は高い、だがそこまで悪化しないだろうという読みを中心に考える。
展開もまあ考えても仕方ないがカシノマストやハルクンノテソーロ 、メイソンジュニア、ドリームアローといったところがレースを作って行くだろうし、番手馬も揃っているのでペースを上げざるを得なくなるだろう。馬場が回復傾向だったので土曜の感じのまま良馬場だと極端なハイにはならずに33.5-35.0ぐらいで1.5辺りで再加速になる可能性もあるかなと思っていたんだが、流石に1mmも降らんってことはないと思うし、多少は影響しそうだしなあ。まあ決めつけずに総合的に評価した。
◎キョウヘイは素直に一番買いたいなと思う馬を本命にしたという感じ。前走の走破時計はまずまずというぐらいだがラップ推移を見てここまで余裕があったレースは他にはない。ペースバランスては33.7-35.3と明確にハイペースだったが、ラップ推移は11.8 - 10.6 - 11.3 - 12.0 - 11.6 - 11.7と道中少し緩んでの再加速。この流れの中で内枠から少し出負けして勢いつけられずに徐々に取り付く。３角で好位列の中目から４角で外に持ち出して少し口向き悪いところを見せつつも２列目に取り付く。序盤でそこから追いだされての反応そのものは普通だが、Ｌ１で出し抜きかけたベルカプリを敢然と捕えて突きぬけた。Ｌ１を迎える段階でも先頭に立っていなかったわけなので11.6ぐらいは出ていると思うし、開幕週ではあったにせよ今年の２歳小倉1200で開催通してＬ１を11秒台半ばでまとめてきているというのは他にはいない。またこの馬自身も一応ハイペースバランスで走ってのモノであり、そのうえでラストを落とさずまとめてきているという意味でもポテンシャルで一枚上。エンジンの掛かりが少し遅く、追走力が課題だったがタフな馬場で前がしんどくなればその分この馬の良さが出易いというのも好材料。また一応新馬戦でもこれもエンジンの掛かりは遅かったがＬ１で伸びて来ていてバテ差す形ならちがうはず。流石に前掛かりにはなると思うし前走で緩んでも一応対応してきた、ペースが上がって単調な競馬で良さが出そう、時計・ラップを総合的に見ても高いレベル、というのも含めてこの馬から入りたい。去年がシュウジだったら今年はキョウヘイでもいいよね。
〇レーヌミノルは難しいところだったが対抗に押し上げたという形。馬場が読みにくいので何ともだが、雨の影響があってもダイワメジャー・タイキシャトルともに良い印象。また新馬戦の時計自体は1:09.3だが、新馬の段階でこれだけ出せれば優秀なのは間違いないし、同じ馬場なら２走目で詰めてくる可能性は高い。まあ今回は恐らく少し渋るかなとは思っているが、それでも前走でしっかりと33.6-35.7のハイペースで２列目からしぶとく抜け出す競馬ができていて、消耗戦に強いところを見せている。タフな馬場で前掛かりの中でもしっかりと先行する基礎スピードを評価すべきかな。
▲オールポッシブル
穴になるかは微妙だが別路線組として。この馬の場合新馬戦では勝つには勝ったが35.5-34.6とスローの中で12.6 - 11.1 - 11.8 - 11.6 - 11.1 - 11.9とＬ２最速というスプリント戦らしくない競馬。ここでゲートは悪くなかったが最序盤で少し窮屈になって好位列から下げながらの競馬になってしまった。ただ３～４角で馬場の悪い内内を通って並びかけて直線でもしぶとく伸びてＬ１で一番いい脚を使ったというのは印象的。馬場の悪いところを走りながらもＬ１まで伸びてきていたように荒れ馬場適性は高いと思う。後はハイペース適性がどうかで底はちょっと疑問もあるんだが、追い切りも良かったし適性は違うが前走のパフォーマンスを評価した。
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