14期 予想歴19年
◎レジェンドセラー
2着/1人気
○キングズラッシュ1着/2人
▲ショワドゥロワ3着/5人
△エトルディーニュ5着/4人
先行センスを考えると、逃げるのはエトルディーニュの可能性が高いが、逃げてきた馬ではないのと少頭数で、ペースは速くならないと思われる。ただし、過去3走で上がり連対実績のないエトルディーニュには上がり勝負は不利のため、スローで入ってもどこからかで速くなっていく展開を想定する。
スローというと前残りに期待すべきと思われるが、昨年の芙蓉Sを含め、2004年秋以降に10頭以下で行われた500万下~OPの中山芝2000mのレース(芙蓉S、葉牡丹賞、ホープフルS、寒竹賞、山藤賞、ミモザ賞)における、3着以内馬の上がり順位は下記のとおり、速い上がりを計時した馬が好走している。
年、レース名(頭数)ペース、1~3着馬の上がり順位
2016ミモザ賞(10)NM 2→1→3
2015芙蓉S(10)M 1→2→6
2015山藤賞(8)M 1→3→2
2015寒竹賞(10)M 1→2→6
2014葉牡丹賞(10)M 1→3→4
2014山藤賞(10)S 2→8→1
2013山藤賞(9)S 6→4→2
2012山藤賞(10)M 4→2→2
2010ホープフルS(10)S 3→1→2
2010寒竹賞(9)M 3→1→2
2009山藤賞(7)S 1→3→5
2008葉牡丹賞(9)NS 2→1→4
2008山藤賞(10)M 1→2→2
2007ホープフルS(9)M 2→1→3
2007葉牡丹賞(10)N$ 3→2→1
2005ホープフルS(7)M 4→1→4
16レース中、上がり1位馬は(6.6.2.2)。上がり2位馬は(4.5.6.3)。上がり5位以下から馬券圏に入った馬が5頭(うち3頭は3着。1,2着に絡んだ際のペースはSだった)。
このデータから、スローペースの起こりやすい少頭数の中山芝2000mでは、上がり連対を出せる馬を探せば的中確率が高くなる、と考える。
メンバー中、速い上がりを使えそうなのは、上がり連対率100%のキングズラッシュとレジェンドセラー。キングズラッシュは上積みリスクと出遅れリスクがあるので、信頼できるのはレジェンドセラーのほうだろう。
指数も踏まえると、想定される上がり順位は、レジェンドセラーとキングズラッシュが1,2位、フレーバーが3位、エトルディーニュ、ショワドゥロワ、サトノクロノスが4位争いをするという形になるのではないか。
サトノクロノスは、陣営は前走の惨敗は重い馬場が原因と言っており、想定の良馬場で指数を上げてくる可能性はあるが、走法は力の要る馬場も得意のように見えるし、土曜が稍重だった中山の馬場だと、期待するほど軽い馬場になるのだろうかと思い、嫌ってみることにした。
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