秋華賞2016予想

ネオニア
16期 予想歴3年

◎パールコード
  2着/4人気

○ダイワドレッサー15着/13人
▲ジュエラー4着/2人
△レッドアヴァンセ5着/5人
×ビッシュ
×デンコウアンジュ


馬場次第で変わります。

4頭目は迷っていますが、パール、ダイワ、ジュエラーは確定。


秋華賞は2008年から外を捲くっていきながらぶん回して馬券内という馬は24頭中、

アパパネ、ジェンティルドンナ、メイショウマンボ、スマートレイアー、クイーンズリングくらい。
(ムードインディゴ、アニメイトバイオは少し外回して馬群を縫う騎乗なので微妙なところ。)

アパパネ、ジェンティル、メイショウマンボは名牝ともいえる馬ですし、

クイーンズリングはハイペースでかなり流れた恩恵を受けれたという印象。
ただ2015の残り2頭、ミッキークイーン、マキシマムドパリは内を立ち回った馬。

なので外回すのはマイナスというところを抑えておきたい。

馬場も内有利な印象を受けますしね。


ラップとしては例年それなりに流れていて、ペースがある程度流れても大丈夫そうな馬。そして淡々とした脚を使えそうな馬を選びたい。

もうひとつはトライアル3着以内に来なければいけなかった馬と、賞金足りているので負けてもよかった馬の本番での逆転を考えること。

トライアル3着以内に来なければいけない馬は、もちろん仕上げてきた分良い競馬はするでしょうから、オッズも上がる。



トライアルの評価が中心となる秋華賞では、オッズ的な面、仕上げの面でトライアル好走組は本番で相対的にマイナスとなる。


紫苑Sでは
ビッシュ、ヴィブロス、パーシーズベスト。
ローズSでは
クロコスミア、カイザーバルがマイナスになる。




◎パールコード


紫苑Sはどうにもならない競馬をしている。
画像つきの解説はブログにのせていますので一応。
http://neonia28karen.blog.jp/archives/7842480.html



先行勢は、前半速めのラップを追走、先行していたが、そこまで遅くないラップからファータグリーンが捲くってきて、更に4コーナー手前くらいでビッシュにプレッシャーをかけられながら捲くられるというかなりきつい展開。

結局4コーナーでビッシュについてった馬は、エンジェルフェイス、クィーンズベストなどバテバテ。
これが着差が広がってしまった原因だと思っている。

その中で粘ったのはパールコードと、フロンテアクイーン。


そしてパールコードはこの展開的な不利に加えて、直線ドン詰まりして、最後はパーシーズベストにぶつけられながら斜行をくらうという競馬。

更に状態面でいってもこの馬は馬体重増で、完全に叩きであること、上位がそれなりに仕上げていたであろうということを考えると、本番ではその差が詰まる可能性は十二分にある。

紫苑Sではこれだけのマイナスがあった。


ペース適性に関しては500万と、フローラSで流れるペースでも対応できている。

この馬は決め手の脚がそこまで長いタイプではなく、フローラSを見ると、

直線ではチェッキーノと同じくらいの脚であがってくるが、残り150mくらいから一気に離され最後はフロンテクイーンと同じくらいの脚色に。


なのでどちらかというと小回り向きの馬だと思うし、その脚がうまく使えそうな内枠はプラス。


500万、フローラと戦ってきた相手は強かったが対抗してきた馬だし、このメンバーなら。



○ダイワドレッサー


外枠に入ったのはいやだが、いくらなんでも嫌われすぎ。

ラジオNIKKEI賞はゼーヴィントと1kg差のなかで、強い競馬。

ゼーヴィントがその後セントライト記念2着することを考えても良い競馬だった。
外枠から追い込んだブラックスピネル、アーバンキット、アップクォークが結果が出てないことは少し気になりますけどね。


オークスも大外ぶん回しであれだけ詰められているのだがら、このレースからも牝馬戦線で上位の存在といえるだろう。

ペースについてもハイペースはクイーンカップで、これも外回して強い競馬。そもそも追い込みはこの馬合わないと思いますし、それを考えたら上出来。

休み明けではあるが、オークスがこの間隔でいいレースしてるので問題はないだろう。


▲ジュエラー


なんか桜花賞終わったときには、オークスでも・・・みたいなこと言われてた気がするんですけど、ローズS惨敗したせいで母系が短距離とかいうのが急に広まった印象。

そんなことはどうでもよくて、結局シンハライト、メジェーエンブレム、チェッキーノいないから横並びだと言われているが、

実際シンハライトに対抗できていたのはこの馬だけ。

前走ですこぶる評価を落としているが、そりゃG1馬で秋華賞だけではなく、これからを見据えなければいけない馬であることは間違いなく、
それなのに骨折明けを全力で仕上げる意味がないので、この負けは想定内。逆にあんなに売れていたのがおかしい。(その分裏切られた人が嫌っているのかも)


1.6差だったが、デムーロが重馬場の負担を考えて最後は全く追ってないので全然度外視でいいだろう。


この馬はシンハライトと違って、ペースが流れても自慢の脚を使えるというのがシンザン記念で証明されている。
12.5 - 10.9 - 11.4 - 11.5 - 11.8 - 12.3 - 11.7 - 12.0

能力はこの中で抜けている馬だとは思うが、先行して脚が使えるかor内をさばけるかはかなり未知数なので相手筆頭で。





次は消す馬。


まず広めてほしいといわれたビッシュから。

ビッシュは不安要素が多すぎるし、押し出され気味に人気なっているので妙味がない。


まず先ほど述べたが、紫苑Sはオークス3着馬という立場で収得賞金900万で、出走が危ういラインだった。

そもそも抽選通って秋華賞がダメだったら、条件戦を2回勝たなければいけないのでここは仕上げていたはず。しかも休み明けに定評のあるノーザンファームですしね。

紫苑Sは状態がよかったこと、そして前がバテバテになり差がつきやすい展開、キリシマオジョウの不利も、捲りの影響も全くなく進めたことがあの圧勝の要因だと思う。

もろに不利受けて、たぶんまったく仕上げていなかったウインファビラスがあれだけ追い込んで来れちゃう展開だったので、後方にいた馬は有利だったかなと。



そしてこの馬の競馬スタイルも不安。

中山の500万のレースをみると、
4コーナーではうまく外を回して加速をつけながら直線。
ヒプノティストに一瞬の脚で離され、格下のヴィガーエッジにも交わされるくらい手ごたえがわるかったが、ラスト150くらいで一気に伸びてなんとか差しきった。

レースをみると、エンジンがかかるまで少し時間がかかるタイプなのかなと。

紫苑Sは大外から加速をつけて、フルアシストしていたので最小限に抑えられたが、この週は割と外差しも決まっていた。

もうひとつ気がかりなのは、この馬4コーナーくらいから、騎手がなにもしていないというか、制御しているのにどんどん捲くり気味にあがってってしまうこと。

これは紫苑Sも、オークスもしかり。

秋華賞で外をぶん回しながらあがっていくのは、この馬場、傾向から考えるとかなりきついですし、馬群にも揉まれたことがないことも不安。体重がかなり軽い馬なのでわざと避けているかもしれないが。

このエンジンのかかりの遅さ、そしてどんどん外から捲くり気味に上がってってしまうところ、そして揉まれ弱い可能性があることは小回り秋華賞では危険。


来てしまう可能性もあるので、ワイドできても大丈夫なように◎-○▲で保険は打っとくが、印上は消し。


×デンコウアンジュ


この馬はスローで、広い直線でトップスピードドスン、という競馬が得意だと思っていて、

結局好走したレースはすべてスロー。

ローズSも重馬場でしたが、ラップは
12.6 - 11.2 - 11.6 - 12.0 - 12.5 - 12.2 - 11.7 - 10.9 - 12.0
で重馬場ながら最速10.9でラスト2ハロンからのトップスピード戦。
ラスト2ハロン勝負というのはアルテミスSで強い競馬をしていることを考えたらこの好走もある程度納得できる。


たぶん来れても去年のアンドリエッテみたいになんとか掲示板、外ぶん回して馬券に来ちゃうようならたぶんパールコードはいない気がするので、消しで。


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