10期 予想歴19年
◎アスカノロマン
14着/2人気
○グレンツェント2着/1人
▲インカンテーション8着/9人
予想もアル共同様ある程度シンプルに。展開的にはひとまずはモンドクラッセが速いのでこれがハナを主張、外からアスカノロマンが番手を狙って出していくという形で基本はこの2頭が主導権だと思っているが、モルトベーネやキョウエイギアがどこまで絡んでくるか、かな。外からマイネルクロップもある程度は先行でき素で、アスカノロマンを目標にしながらこの辺りが2列目争いというところ。ペースはそんなに上がってこないかなとは思うがひとまずは49-12.5-49ぐらいをイメージ、平均ペース前後。
◎アスカノロマンはアンタレスS2着を見てかな。あれで1流だとは確信を持てた感じ。48.3-49.5とハイペースで12.1 - 12.1 - 12.1 - 12.2 - 12.3 - 12.9と終始淀みなく中盤以降を進む中で番手から堂々と直線で先頭に立つというのはこれまでの後半総合力勝負で結果を出してきたこの馬としては意外なほど厳しい流れで強かったと。また結果的にだがそのアウォーディーが船橋の日本テレビ盃で1800らしいあまり淀みのない中でサウンドトゥルーを圧倒してきたし、レベル的にももう間違いないなと。なので帝王賞は距離というよりはやはり3角で前に入られてしまって大井の急コーナーで前が加速していく中で窮屈で下がりながらになったのが痛かったと思うし、前走の南部杯は究極的にはマイルの起訴スピード特化でちょっと甘かったと考えるべきかもしれないけど、3~4角で上位勢が外から動いていくのに対して内で待ってしまったのもある。1800なら今のこの馬なら基礎スピードで不安が全くないし、ましてモンドクラッセが同型としては最大の強敵ならハイペースにというのはなかなかないかなと。後半のロンスパに関しても平安Sで49.2-48.9と平均からの12.8 - 12.2 - 12.0 - 11.7 - 11.9 - 12.4 - 12.9とL4最速早仕掛けでぶっちぎったわけで、しかも58kgを背負ってのモノ。敢えて嫌うだけのことがない。春のこの馬のパフォーマンスは相当高かったので素直に。
〇グレンツェントはここに入ってどこまでやれるかはまだもうちょっと未知数だけど、3歳勢の中ではポテンシャルとTS持続で底を見せておらず、ポテンシャル特化型のラニはともかくだが、少なくとも日本のローテを通ってきた馬の中では後半要素は一番だと思う。特にレパードSでは48.2-49.9のハイペースの中でしっかりと少し離れた好位で追走、12.6 - 12.5 - 12.6 - 12.5 - 12.1 - 12.7とL2最速の中でじわっと最速地点でも動けたしL1まで伸びてきた。まあここでは基礎スピード面を高めてきたと思うしその点で仮にハイになったとしてもそう不安はない。 ラニはこのクラスで1800だとアメリカほどではないにせよ基礎スピード的にポジションで苦労するだろうし、この馬も安定的にゲートが良いわけではないけど、二の足でしっかりと好位ぐらいにはつけてきている。アスカノロマンを目標にしながらの競馬もできると思うので。
▲インカンテーションは単穴的に魅力ある馬がこの馬ぐらいだったかなという感じ。まあこの馬も骨折明けになるし前走の東海Sも含めてここ最近は間隔を空けながらの競馬になっているしそこが不安はあるが。ただ近走崩れているのは大体中京に偏っていて、中京の坂スタートが合わない印象なのは確か。前走の塔かいSも一歩目が遅くて後ろから、まあこの馬の場合元々は中団で競馬をしていたからそこまででもないんだが、中京の上り坂スタートが合ってないというのは、昨年の東海Sでも躓いているしあんまりかみ合ってないかなと。京都が相性的にあっているが、この馬の場合結構長く脚を使えるのでそこが下りからの加速で早めの仕掛けになりやすい京都とあっているかなと。平安Sでは48.5-48.4と平均ペース、12.6 - 11.9 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 12.5と緩めてのロンスパでクリノスターオーらを相手に完勝だった。まあこの時は時計も出易かったので着差も開かなかったが、それでも1:55.1はかなり優秀。もともとみやこSの覇者でもある、フェブラリーSでもハイペースの中弛みで先行策から差し込む競馬ができているように基礎スピードは持っている馬。まともな状態なら当時の最強クラスの一角に入ってくる馬だったはず。そこからかなり経ったし前走も結果が出なかったわけなので1年半近く結果が出ていないのはマイナスだが、京都なら。
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