16期 予想歴3年
◎ダノンディスタンス
8着/4人気
▲カデナ1着/3人
△ヴァナヘイム2着/1人
<前書き>
まだ指数に力量差が現れにくいこの時期は、上がり3Fのタイムとレース映像から末脚の質を推定し将来を占う。
先週からある程度馬場が回復したと想定すると、そこそこ時計が出やすいコンディションと予想できる。
ペースを作るのはアダムバローズと考えられるので、黄菊賞の先頭馬程度のペースは期待できると考えた上で、買いたい馬をピックアップ。
◎ダノンディスタンス
・勝ち上がりが今回と同条件だった本馬、そのレースでは公式ラップ12.4-12.1-11.3-11.3というラスト2F戦の流れを3F付近から徐々に詰め寄り差し切った。
最後の脚色から見ても失速することなく力強い末脚で走破したと判断する。
ややトップスピードが足りない可能性もあるが、内回り2000mという条件ならば上々の内容であった。
・本馬の特筆すべきものは血統構成で、キンカメ産駒といえばトゥザビクトリーとの組み合わせの活躍馬が多いが、本馬は世代が1つずつ進み父ルーラーシップ×母母トゥザビクトリーという組み合わせである。
父がルーラーシップに代わってもその相性は良く、母母の質の高い血を呼び覚ましている。相対的に適性は2000mからで、このメンバーでは最上位に位置する血統構成であると推察できる。
新馬で感覚を掴んだ和田騎手が乗らないのが残念だが、来年のクラシックに向けて順調な成長を期待したい。
以下並列となるが、
△ヴァナヘイム
この馬は前走勝ち馬との位置どりの差分負けた印象だが、外回りというコースを考慮すると少々トップスピードが足りないようにも思える。
ともあれ血統構成は良い部類で、比較的重さに良さがありそうな所は本命馬と共通していて、内回り2000mの条件ならば見直したい。
△カデナ
ここまでに3戦使ってきた本馬は、前走2F戦でアドマイヤミヤビを差し損ねたが、強烈な上がりを使った印象が一般的に強いだろうと推測する。
しかし、ここまで全て直線の長いコースであることや、前々走のイメージからするとやや末脚が軽過ぎる印象を受け、内回りで前走よりペースが流れることが想定される今回は割り引いて考えるのもアリだと判断する。
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