阪神JF2016予想
ここはリスグラシューでしょう

ジャスタウェイ
15期 予想歴6年

◎リスグラシュー
  2着/2人気

○レーヌミノル3着/3人
▲ソウルスターリング1着/1人
△サトノアリシア7着/7人


今年の2歳は牡馬のレベルが低調で、牝馬のほうに期待馬が集まっていると思っているのだが、その期待している中の一頭がこの阪神JFに出走してきた。

それが本命のリスグラシューである。

この馬の強さはアルテミスSの予想でも説明したが、未勝利のパフォーマンスがとにかく強烈。
前半800mは馬場差を補正しても、1000万平均と比較しても速いペースで、これだけ速いと、普通の馬なら後半はバタバタするはずだが、リスグラシューは楽な手ごたえで抜けだし、ラスト1F:11.6と強烈な脚で圧勝。
多分、改装以降の同コースの2歳戦ではトップのパフォーマンスだと思う。

<以下、アルテミスS予想から引用>
"例えば、
2001年以降、2歳芝1800m戦で、
前半5F59.5以下&後半4F46.7以下で走った馬はリスグラシュー以外にいない。

例えば、
2001~15年の2歳芝1800m戦の1着馬で、
・勝ちタイム1.47.9以下
・ラスト1ハロン11.6以下
・着差0.3秒以上
以上の条件を満たした馬は、
マカヒキ
ドゥラメンテ
クラリティスカイ
カアナパリビーチ(その後未出走)
コディーノ
ウインバリアシオン
ヒルノダムール
リルダヴァル
フサイチリシャール
コスモバルク

全頭G1で3着以内経験有り、またG1を勝った馬が9頭中6頭となっている。"
<引用終わり>

と、この時点でG1級の走りをしていたのがリスグラシュー。

で、次走のアルテミスSは、うってかわってスローペースを中団から差し切っての勝利。
このレースも優秀で、1000万に並ぶレベルの内容(まあ、このレースはリスグラシューよりも、突然パフォーマンスを上げてきたフローレスマジックにビビったが笑)。

先に書くと、長期休み明けの馬などもいるが、リスグラシューのこれら二戦のパフォーマンスを超えた履歴を持つ馬は今回いない。

ということで、今年の阪神JFはリスグラシューの一強だと私は考えている。

唯一の不安は鞍上だろうか。
今回、乗り替わりで騎乗する戸崎がルージュバックの桜花賞のような超絶騎乗をしない限りは勝てるだろう(ナカタニで良かったのにね)。

とりあえず今回はここまで。
対抗以下の印はと説明は今後行います。

二番手はレーヌミノル
小倉2歳S、京王杯2歳Sで持続戦、瞬発力戦と力を見せている。
前走京王杯2歳Sで瞬発力戦に対応し、1000万近くのレベルで走れている。

三番手はソウルスターリング
前走アイビーSは悪くない走り。
1000万に近いレベルで走れている。
ただし、今回、ペースが締まって上がりがかかるレースとなった時に不安。
新馬、アイビーSから考えて、あまり急かすレースをしないほうが良い馬なのではないかと考える。

阪神JFの特徴も書こうと思ったのだが、時間が無いので省略(笑)

ま、リスグラシューの単勝でいいでしょう。


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阪神JF2016回顧
力負けではないだけに・・・

ジャスタウェイ
15期 予想歴6年

次走狙い:リスグラシュー
次走狙い:ソウルスターリング


まずレースを振り返ります。
今日の阪神は、私の基準だと1000mで0.3~0.4秒ほど速く、あまり速くない馬場でした。
前半800mは46.7秒。
これは馬場差を考慮すると、阪神JFの中ではまあまあ速いペースだったと思います。
前走もハイペースを逃げたアリンナが飛ばしたことが原因でしょう。
後半もそのようなペースの割には、あまり失速することはありませんでした。
そんなペースの中、前目につけ、直線では内から抜け出したソウルスターリングが大外から追いこんできたリスグラシュー抑えて勝利、というのが今年の阪神JFでした。

・レースレベル
どれくらいのレースレベルだったか、を考えると、
ラップから判断するに、2006年の阪神競馬場改装以降の阪神JFでは2006年ウオッカの次に来るレベルだったと思います。
(06~15年全てのレースについて説明するのは省略します)
先述したとおり、速いペースにもかかわらず後半もあまり上がりがかからなかったということが大きな理由です。
これまで何度かペースが速くなる年がありましたが、後半で時計がかかってしまうのが大体のケースでした。

具体的に挙げると、
2016年ソウルスターリング
2015年メジャーエンブレム
2013年レッドリヴェール
2012年ローブティサージュ
2007年トールポピー
2006年ウオッカ
の6レースがハイペースだったのですが、
07,12,13年,15年の4レースは後半でバタバタしています(15年はまだ耐えたほうですが)。
対して、ハイペースにもかかわらず後半バタバタしなかったのが06年と今回の16年でした。

ウオッカの06年については説明する必要はあまりないですね。
改装以降、No.1のパフォーマンスでしょう。

そして、今回の2016年はその次に来るレベルです。
ラップは古馬1600万の上をいくレベルだったと思います。
今年の2歳牝馬の層が厚いということは皆さんご存知だと思いますが、評判どおりのレースになったのではないでしょうか。

・上位馬について
ソウルスターリング。
正直、このパフォーマンスで走れるとは思わなかったです。
予想で、あまり急かして走らない方がいいと書いたのですが、レースでは締まったペースを前目につけて先行抜け出しを決めるという完全に予想外の走りをされました。
ここまで走るというのは今の自分には見抜けませんでした。
素直に反省です。

・リスグラシュー
正直、今までのレースから考えて、今回のレースがリスグラシューの真のパフォーマンスではないと思います。
力負けではないというのが私の考えです。

○敗因1
<以下、阪神JF予想から引用>
唯一の不安は鞍上だろうか。
今回、乗り替わりで騎乗する戸崎がルージュバックの桜花賞のような超絶騎乗をしない限りは勝てるだろう(ナカタニで良かったのにね)。
<引用終わり>
・・・もっと馬の良さを出す騎乗をしてほしかった・・・。
ただ、テン乗り、外枠出遅れということを考えると仕方ないかなとも思える、というかそう思わないと怒りが爆発しそう(笑)。
ナカタニならどうだったのでしょうかね~。

○敗因2
今週の阪神芝は内の状態が良く、そこを通った馬が伸びるなという印象でした。
締まったペースということを考慮しても、内をロスなく通ったソウルスターリングに対して、後方で構えて大外から追いこんだリスグラシューは通ったところがちょっとかわいそうだったと思います。

以上が敗因の理由で、能力的に劣っていたから負けたというのは個人的にはちょっと考えづらいです。

・おわりに
予想するにあたって、リスグラシューに関して、今回の展開が想定外だった、ということはありませんでした。
先述のとおり、鞍上の不安は予想に書きましたし、内のグリーンベルトにしても、レース前に分かっていたことです。
ですが、リスグラシューのこれまでのレースぶりの素晴らしさにとらわれ過ぎて、私は柔軟にレースを予想することができていませんでした。
この馬がハイパフォーマンスで勝つところが見たい、それしか考えていませんでした。
馬券もリスグラシューの単勝しか考えておらず、対抗以下の印は打ったものの、連系の馬券は一切買いませんでした。
強く反省しています。

(追記)
狙い馬の説明を忘れていました。

・リスグラシュー
今回はこの馬のパフォーマンスがしっかり発揮されなかったと思います。
やはり、この馬は前受けしてこその馬だと、未勝利、アルテミスS、阪神JFと見て思いました。
次走以降、勝負できる位置で競馬をすればおそらくG1は勝てるでしょう。

・ソウルスターリング
今回のパフォーマンスは素晴らしかったです。
この馬も来年のクラシックで戦っていける馬でしょう。

おそらく、来年の牝馬クラシックは、今回のワンツーに加えて、
アドマイヤミヤビ
ミリッサ
ハナレイムーン
あたりの勝負になるのではないでしょうか。
この中から牡馬路線に向かう馬がいてもいいと思います。
今年の2歳牡馬のレベルは低調ですから、十分、勝ち負けになるでしょう。

以上で回顧を終わります<(_ _)>


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