ダイヤモンドS2017予想

ラインマスター
16期 予想歴3年

◎カフジプリンス
  3着/2人気

○ファタモルガーナ7着/4人
△フェスティヴイェル10着/15人
×アルバート
×フェイムゲーム


【予想】

◎8.カフジプリンス
〇1.ファタモルガーナ
▲ 無し
△9.フェスティヴイェル
消12.アルバート
消7.フェイムゲーム

まず近5年のデータ分析から。
以下、( )は着別度数、< >は複回値。

人気に関してですが

×10番人気以下 (1-0-0-34)
◎1,2番人気 (3-3-1-3) <125>

と基本的に長い距離を走るので
実力のある人気馬しか来ないレース。

唯一大穴を開けたケイアイドウソジン
みたいなパターンじゃないと穴馬は
なかなか来れないというレースなんです。

だから基本的には穴馬を狙うのではなく
人気馬の取捨をすることが的中への近道。

以下は9番人気以内の馬のデータです。


まず前走との間隔ですが

◎前走間隔2~4週 (3-2-2-7) <112>
△前走間隔5週以上 (1-3-3-24) <50>

と前走間隔5週以上の方が2~4週よりも
好走率・期待値ともに高いレースなんです。

冬場に行われる重賞だけあって
前走との間隔が空いているよりは
1度叩いて体が温まっている馬を狙いたいですね。

このレースは天皇賞春のステップレースなので
前哨戦として使ってくる馬は多いわけですよ。

なのでしっかり一叩きして動ける馬を狙うのが
実力ある人気馬に対抗する手段かもしれません。


次に年齢ですが

◎4歳馬 (1-1-2-3) <115>
△5歳~ (3-4-3-28) <61>

まぁ、なんせ高齢馬の出走が多いレースなので
こういうのは有名なデータだと思うんですが
4歳馬の好走率・期待値が高いレースなんですよね。

基本的に競走馬は年齢が上がるにしたがって
スピードや瞬発力が衰えやすいんですが
スタミナは衰えにくいんですよ。

だから長距離レースはスタミナが求められるので
高齢馬でも走りやすい条件ではあるんです。

しかしこのレースは直線が長い東京コース。
最後の直線での瞬発力も要求されます。

実際にこのレースは良馬場で開催されたときは
JRAのサイトで過去のラップタイムを見れば
分かるんですがラスト3ハロンのトップスピードが
要求されることがしばしば起こるんですよ。

だから高齢馬ばかりいる中で
瞬発力を備えた4歳馬というのは
かなり有利に働くんですよね。
もちろん最低限のスタミナは必要ですけどね。


最後に血統傾向を見てみましょう。

■2016年
1着馬 ステイゴールド×ノーザンテースト
2着馬 ハーツクライ×アレミロード
3着馬 ディープインパクト×エリシオ

■2015年
1着馬 ハーツクライ×アレミロード
2着馬 ディープインパクト×エリシオ
3着馬 ダンスインザダーク×ノーザンテースト

■2014年
1着馬 ハーツクライ×アレミロード
2着馬 タニノギムレット×フジキセキ
3着馬 ダンスインザダーク×ジェネラス

■2013年
1着馬 ハーツクライ×エリシオ
2着馬 ジャングルポケット×サンデーサイレンス
3着馬 ダイワメジャー×Kris S.

■2012年
1着馬 キングカメハメハ×Cutlass
2着馬 ハーツクライ×Fabulous Dancer
3着馬 ディープインパクト×Lyphard

過去5年で馬券になった馬は全て
日本で中長距離のG1を勝った馬ですね。
日本の中長距離G1は瞬発力が要求されます。

そして母方を見るとエリシオやノーザンテースト、
ジェネラスなど欧州型ノーザンダンサー系がいい。
これらの血統はスタミナに優れています。

まとめると欧州的なスタミナを最低限持ちつつ
瞬発力も要求されるということですね。

以上のデータを踏まえて予想していきましょう。


本命は◎カフジプリンスにしました。

このレースで期待値高い4歳馬。
そして近5年で連対中のハーツクライ産駒。

傾向的にはピッタリですね。
年明けに1度叩いているのもいい。

菊花賞では不利があったし
前走も位置取りが後ろすぎた。

勝負所でのエンジンのかかりが遅いものの
終いはバテずに確実に伸びてくる馬なので
ゆっくりとレースを運んでいく
広い東京コースは合いそうですよね。

神戸新聞杯で強い現4歳馬と接戦しており
実力があるので人気でも逆らえない。

対抗は〇ファタモルガーナ。

ディープ×エリシオという
瞬発力血統とスタミナ血統を併せ持つ配合なので
このレースの血統傾向にピッタリ合います。
まぁ過去に好走経験あるので適性は言うまでもない。

前走はステイヤーズSでしたが
一昨年2着馬をあれだけちぎったアルバートに
接戦するという好内容のレースだったので
勝負所での鋭さ、瞬発力は衰えていないなと。

去年の天皇賞春でもアルバートと同等の
パフォーマンスを見せてくれましたしね。

今年は去年や一昨年と比べてコースロスがない
内枠に入れたのでさらにパフォーマンス上げるはず。

あとはおさえで△フェスティヴイェル。

加点材料は全くないですが
13:20現在で、馬連◎-〇よりも
枠連1-5の方がオッズが付くんですよ。
そりゃあ枠連買っておく方がお得ですよねという話。

逆に軽視したいのが×アルバート。

一昨年はあれだけちぎったステイヤーズSも
去年は負けそうになる始末。

しかも去年の秋から休みなしで4戦目なのは
疲労を考えたほうがいい時間帯。

これはデータとかがない持論になってしまいますが
長距離戦を連続して好走するのは
かなり馬にとって負担が大きいと思うんですよね。

血統的にも父アドマイヤドンは芝G1未勝利で
ダートG1を勝つようにパワーに優れた血統。

よって坂がある中山の方が向くタイプなんですよ。
前々に付けて押し切る小回りの方が向くタイプなので
道中ゆったり運んで直線スピード要求される
広い東京でパフォーマンスアップは考えにくい。

このレースは人気馬が順当に来やすいレースですが
人気し過ぎのこの馬を切るだけで他の人気馬を買っても
馬連やワイドのオッズが付くので
ここは積極的に消すべきタイミングだと思いました。

×フェイムゲームも去勢後に結果が出ていない以上
この人気ぶりでは投資するわけにはいかないかな。



【買い目】

枠連 1-5
ワイド ◎-〇

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