10期 予想歴20年
◎アルバート
1着/1人気
○フェイムゲーム6着/3人
△ファタモルガーナ7着/4人
馬場はちょっと幅を持たせておきたい。今週は中間通して一度も雨が降っていない、先週は木曜の雨が残っていたので渋った可能性がある。土曜はかなり高速馬場まで戻ってくる可能性も視野に入れつつ高速想定としておく。
展開だがとりあえずサムソンズプライドと田辺がレースを作ってくる。内からはラブラドライト辺りが本来の先行策をとってくるか、それとも前走の競馬を踏襲するかだが、自分のリズムで運べればというコメントからは前を示唆しているのかなと。まあ3400m戦でどこかで息が入るしどこかで動きもあるかもしれないが、基本的にはダイヤモンドSは良馬場だとそこまで極端なロンスパにはなりにくい。サムソンズプライドの田辺が勝負を賭けた単騎逃げはあるかもしれないが、全体としてみればペースはそこまで上がってこないだろう。スロー中弛みで後半2段階加速、この馬場だと11秒前半ぐらいの脚は問われる可能性もあるかなと。
◎アルバート
まあここは仕方ないかなあという感じ。ステイヤーズSの勝ち方が地味に映るけど、あれは正直ファタモルガーナの勝ちパターン。あれでムーアがしっかりと意識して動いてきてしっかりと捕えきられた以上基本的にはアルバート→ファタモルガーナの序列は変わらんと。中山3600でスローからの13.4 - 12.9 - 12.0 - 11.7 - 11.9 - 12.2 - 11.4 - 12.1と2段階加速、4角出口でファタモルが加速ラップで動いていく形なので本仕掛けはここ。L2最速戦で捕えきったのはアルバートのタイプとしては強い競馬だったと言っていい。なのでまあ内枠で包まれたり下手なことが無い限りはこの馬を中心でと思っていて、この枠ならそういった不安も少ないだろう。仮にドスローの上がり勝負になったとしてもアル共だけやれればL1は確実に伸びてくるし。京都牝馬Sでかなり悩んだ分、ここは素直に。まあ逆らうとしてもサムソンズプライドの単騎逃げがはまってケイアイドウソジンするぐらいしかないかなと思っているし、サムソンの動き自体がイマイチだったのでそこも切った。馬場的に可能性はあるかなとは思っていたけどね…。
〇フェイムゲーム
これも素直に。もともとこの路線では一枚上でGI級だと思っていたと。どうしても淀では3~4角で外から取り付けないし直線だけで突っ込むにはギアチェンジが甘いので苦しい。それとコーナーであまり動けていないというのも印象としてはある。天皇賞春の場合は昨年はコーナーで11秒半ばを連続する中で最後方近くから外々では押し上げきれないしL2ではしっかりと伸びてきていた。それよりも一昨年でシップに肉薄した時が中団で進めて12.3 - 12.5 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 12.0とコーナーで徐々に加速もL2最速戦、ここで外に出してから反応は鈍いがそこまで速いラップを踏んでいないのでL1でバテ差せた。本質的にはポテンシャル型ではあると思っているのでその点でも長距離で自由に動ければ簡単には見劣らないだろうと。この馬は直線勝負になりやすい府中だとそこそこ速いラップを踏んでも戦える馬なので、どうしたって動けないカフジプリンスと比べるならこっちかなと。
△ファタモルガーナ
2,3着付けしたいと。正直ステイヤーズSは勝ったなと思ってみていて、4角でアルバートが仕掛けていても多分出し抜けると思っていたんだが、食らいつかれたうえにL1できっちり捕えきられた。やられたなという感じ。ムーアがファタモルガーナとの力差を把握していて強敵と認識しているなら恐らく届く。仕掛け遅れさえなければという馬で外から動いていけるだけのポテンシャルを持っているし、前走の感じならムーアもその意識を持ってくるだろう。府中でとなるとコーナーで分散してということは難しいので前走の感じならアルバートに上回ってくるのは簡単ではないかなと。それと近走はゲートもそんなに安定していないのでリカバーが利く少し外の方が良かったというのもある。押さえまで。
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