10期 予想歴20年
◎トルークマクト
6着/7人気
○ロンギングダンサー9着/9人
▲メートルダール3着/1人
土曜は断続的に雨が降っていて馬場も時計がハッキリと掛かっていたと。夕方ぐらいには止んだようなので恐らくこれ以上の悪化はないと思う。明日は確率的には降らなそうなので、回復傾向としてもややタフな馬場までかなと。
展開予想だが雨の影響で恐らく騎手としてはバランスを取って最初は探り探りになりそう。ジュンヴァルカンがある程度前目で主張しつつ逃げ馬を行かせたい。その逃げ馬候補が読みにくくて、マイネルフロスト辺りが行ってくれればやりやすいが、もしかしたら誰も行かないならウインインスパイアがハナを取り切るのもあるかも、というぐらいかな。いずれにせよ探り探りでペースも上がりにくい、団子状態で入っていく可能性が高いかなとみる。ただ馬場も相応に重いし、Ｌ１は恐らく12秒台半ばぐらいまでは入ってくる。瞬間的には速い脚を使えても恐らく長く維持できないと難しい、意外とポジションが重要になりそうな感じかな。
◎トルークマクト
かなり難しい一戦になったが、そのなかで道悪巧者であることと状態面、トップスピード戦への対応力、2000以上への対応力という点で総合的にこの馬を取るべきかなと。まず前走の福島民報杯は58.1-60.4とかなりのハイペースの中で好位で追走しながら伸び切れなかったが、これは流石にこの馬にとってはオーバーペースだったと思う。11.8 - 12.3 - 11.9 - 11.8 - 12.6と完全なポテンシャル戦ではあったが、ポテンシャル戦自体は対応可能でそれよりも前半の追走面とみたい。この馬の場合トップスピード戦でＴＳ持続が高いレベルにあり、２走前の大阪城Ｓはアストラエンブレム相手に意外なほどやれた。49.3-45.4と超々スローからの12.4 - 11.7 - 11.1 - 10.9 - 11.7と３Ｆ勝負、Ｌ３の４角地点でも11.1とかなり速いラップを踏まされた中で中団外でロスもあったし、Ｌ２の地点で鋭く伸びてここで一旦先頭に立つかという脚を使ってきた。Ｌ１でも踏ん張ったがこの切れ味を引き出してきたのは意外。そのうえで2400ｍまで問題なく戦える距離適性を持っていて、消耗戦となった阪神2400重馬場のグリーンＳでも12.1 - 12.4 - 12.5 - 12.2 - 12.4 - 13.1という中で好位外からしぶとく最後まで叩き合いに食らいついての２着。この辺からも適性の幅が広くポテンシャル戦でもトップスピード戦でも無理なくは入れて2400なら平均ペースでも対応可能。この辺からも距離に関しては長くても大丈夫なぐらい。新潟2000だと時計勝負で58秒台の流れになることもあるし、そうなると2000ではちょっと難しいかなと思うんだが、タフな馬場になることで各馬もコントロールする形になれば、基礎スピード面はそこまで影響しないかなと。追い切りも良かったのでここで狙いたい。
〇ロンギングダンサー
う～ん、後は結構悩んだけどこのメンバー構成ならこの馬で良いかなという感じ。４走前がなかなかの内容で、もちろん内で詰まった各馬が多かったというのもあるが…。それでも雨で少し渋った馬場、48.3-46.3と２秒とかなりのスロー、12.5 - 12.0 - 11.8 - 11.4 - 11.5 - 11.6と４Ｆ勝負の中で後方馬群の中から直線ジリジリ、Ｌ２でちょっと置かれて苦しくなったがＬ１で外に誘導してからＬ１の伸びは流石というところ。この馬の場合はＴＳ持続に特化したタイプの馬ではあると思っているが、比較的基礎スピードの幅を持っている馬で、その点で新潟外回りとの相性がいい。少し渋った馬場でもＬ１でしっかりと差し込めているのでこのメンバー構成でハンデ戦、思ったより人気が無いなら普通に狙いたいかな。
△メートルダール
成長度ならこれで、前走のアメジストＳはかなり強かった。ペースバランスは58.8-59.5と単騎逃げではあるがそこそこ流れている中で中団の内から捌きながら直線半ばでしぶとく突き抜けたし、Ｌ１にトーセンマタコイヤとの差を詰めさせていないというのも魅力。12.0 - 12.1 - 12.2 - 11.6 - 11.9 - 11.7というラップ推移の中でしっかりとＬ３－２で伸びてきているし、厳しい流れでの時計勝負に対応できたのは好感。ただ高速馬場の方が合っている感があるし、トーセンマタコイヤ比較だと３走前の精進湖特別の様に顕著にスローからの切れ味勝負の方が良さが出ていたのもあると思うので、道悪を少し嫌った形かな。
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