15期 予想歴31年
◎アドマイヤミヤビ
3着/2人気
○ミスパンテール10着/11人
▲リスグラシュー5着/3人
△ディーパワンサ17着/18人
近5年のレースから窺い知れる事は、当たり前の事になりますが、サンデー系・ND系の主張はまだまだ凄い事になっているなということです。馬券になった15頭中、父か母父がサンデー系が全頭の15頭で、5着内に広げても25頭中23頭と圧倒。中でもディープ産駒は15頭中9頭、5着内で25頭中11頭と他サイアーを圧倒。
一方母方に目を向ければ、2-3代（母父か母母父）にND系を持つ馬が15頭中11頭、5着内で25頭中18頭と多数を占めています。
この傾向は何もオークスに限った事では無く、府中2400mのトレンドになっています。殆どの好走馬がNDのクロス、或いはリファール等のND系クロスを持つ事からも推測できるかと思います。
◎アドマイヤミヤビ
負け過ぎの桜花賞ですが、初っ端から11秒代を刻み続ける道悪消耗戦ぎみのレースはこの馬にとっては厳しかったのかもしれません。それ以前のレースからは距離は伸びた方が良いし、最後までスピードが落ちない、というか落ち幅の少ない府中向きの脚が良いところです。
ハーツクライに母父クロフネ（フレンチデピュティ）、母母父デインヒル（ダンジグ）、4代にアルザオ（リファール）と重たいくらいのND系3連。
◯ミスパンテール
この馬も桜花賞はいいとこ無し。 渋った馬場だったしメジャー産駒だし、前走からも相当やれるとみていたんですが。なかなかメジャー産駒からは良質のトップスピード型がでて来ない中、新馬、2戦目と印象に残るスピードを見せてきて、この馬は相当に強いと思ったものでした。もう一度、今度は抑揚のある流れで、どれ位の脚を出してくれるのかに期待。
同じメジャー産駒でもこちらの母系はスタミナ、推進力型のイメージ。
母父シンボリクリスエス（ロベルト系）、母母父マルゼンスキー（ニジンスキー）、4代にシルヴァーシャーク（マンノウォー系）。
▲リスグラシュー
軸ならこちらからとも思いましたが、母方のミラーズメイト（ネヴァーベンド）とリファールのクロス（4×5×4）でズブくてキレないというイメージが湧いてきて単穴に。でも府中は良いと思うのでアドマイヤミヤビ同様最後は上位での争いに加わってきそうです。
ハーツクライにアメリカンポスト（ネイティヴダンサー系）、母母父ミラーズメイト（ネヴァーベンド系）、4代にリファールとサドラーズウェルズ。
△ディーパワンサ
ブリランテ産駒はマイラーしか出さないとか言われてますが、産駒成績からはさもありなんという気もします。でもこの馬の場合は長い所が合う構成なんですよね。先行好位もいいですが、もっと前に出すとか、思い切り下げてみるとか極端な形でのレースをしてもらいたいですね。
母方ラーイ（レッドゴッド系）、母母父シングスピール（サドラーズウェルズ）、母母父エフィシオ（ハイペリオン系）。
ヘイロー牝駒グロリアスソングのクロス（3×4）、ヘイローのクロス（4×4×5）
底力はあると思いますが。
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