マイルCS2009予想
内枠を上手く乗ってね

スナフキン
09期 予想歴26年

◎カンパニー
  1着/1人気

○フィフスペトル8着/12人
▲マルカシェンク18着/8人
×キャプテントゥーレ
×エヴァズリクエスト


外国馬が2頭参戦、英国馬エヴァズリクエストはムンロに乗り替わり2連勝もトルコ⇒イタリアとレベルの低いもの。
近走、英仏でのG1マイル戦勝ち馬ゴルディコヴァから6~9馬身差と力関係では
見劣る内容。繁殖に上がる予定もあり、セリは英国でもニホンへのお披露目も兼ねているとも取れる。

仏国馬サプレザは,9戦して1着4回2着2回3着1回4着2回と掲示板を外さない。
重馬場で4着もゴルディコヴァから5馬身差、渋りが苦手と取るならまずまずか。堅実な内容でも勝つ時は3~8馬身の差は強いもの、負けは惜敗レベルで離されてはいない。主戦騎手のスミヨンではなくペリエ、CSを2勝しているのは心強い。
同馬にも1600m1着の一度騎乗経験があり問題はなさそう、むしろペリエへの依頼はうなずけるもので勝ちに来ている思惑ははっきりとしている。

デビュー当初からマイルを意識した使い方、裏を返せばスピードが身上のスタミナに不安があるタイプ。
力関係がわからない以上強くは押せませんが・・・、小柄な牝馬軽い京都の馬場をわかっていての来日なら、マイル~馬場~ペリエと条件はいいが。

展開の主導権をマイネルファルケが取りそうで、過去の前半3Fは一番早くても
34.6~後半域これ以上はなく超ハイペースはない様相。
ここ10年の前後半3Fを見ると、前半35秒台が1回だけで34秒で入ることが多く
差し馬の活躍が目立つ。
先行馬が来たのはそのスローで流れた01年のゼンノエルシドと03年3着で逃げ粘ったギャラントアローは人気薄、3年連続の連対をしたダイワメジャー。
この3頭だけであとは差し馬の独壇場、デュランダル ハットトリック アグネスデジタル ダンスインザムードなど切れで勝負するタイプが上位に、今回ダイワメジャー級の強い先行馬は不在。

傾向通りの差し展開が予想される。
馬場もCコースの使用により、先行陣は直線馬場の中程のラインから、後続は内中外とバラけるでしょう。外を回せばロスが大きく馬群を突けるだけの根性と競り勝つものが欲しい。
前残りは考えにくく、スピード優先の速い脚の使える切れ味タイプに有利に働きそうで過去2年の5着までを見ても、
ダイワメジャー スズカフェニックス アグネスアーク ブルーメンブラット(ドじゃなくトね)ファイングレイン ローレルゲレイロ スーパーホーネットとカンパニーは連続、この連続好走の2頭ともスピードと切れが身上でCSの好走のポイントはここでしょう。 

スタートして直線が長く馬群が一団となりやすく内枠に入った馬には窮屈になりそう、直線まで後ろだと最内を突くか外を回してからならば届かずのシーンはある。
過去も1~2枠の差し馬は3着が精一杯、勝ちきれない原因はそこにありそう。
先行馬は枠順の不利有利はなく、差し馬は中外枠からスムーズに流れに乗れる方が良さそう。
勝ちに近いカンパニーにはこの枠が一番のネックでも、パンチに欠けるメンバー構成でこれという馬がいない・・・。

休み明けを叩かれたフィフスペトル、切れが身上のスピード馬。
前走ラチにぶつかる不利ながらも、前有利な流れで切れなかっただけ、見直せるし上積みもある枠もいい鞍上のルメールも京都1600の乗り方はCSの実績からプラス。
春はセイウンワンダーやアンライバルドと接戦してきた馬、Nマイルは前有利と大外18番が響くも5着なら良し、3歳秋の成長を加味してベストの距離に戻ったマイル戦で狙いたい。

軌道に乗って来たマルカシェンク、出遅れはネックだが今回輸送のない関西圏なら気性からもいい方に考えたい。
ハマればいい脚を使い、マイルのスピード決着は望むところで
内枠でもカンパニーをマークしつつなら、抜け道はその辺りか。
連れていい脚で差して来れれば、短期放牧で立て直したいい状態を活かしてほしい。

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混戦のように見える、押し出される1人気カンパニーの信頼度は?

前走秋天では際立った末脚で勝利、2走前も同様に持ち前の瞬発力で勝ったのだが、この2レースとも内側を通るロスのないもの。
特に秋天は周りの先行馬がスタート後カンパニーの前にスペース
を作り上げ、包まれることなく東京2000mの内有利を味方につけ
自身の競馬に徹した。
好運にも展開が瞬発力勝負となり、何もかもが上手くいくレースだった。勝ちを批判するわけではなく、外枠発走かハイペースの流れなら結果はどうだったのかと思っただけ。
この2戦はカンパニーに物事が好転したようにも思える。

このレースの特徴は前後半が平均した流れになりやすく、差し馬と先行馬の接戦を目にすることが多い。
メンバーを見るとなにやら変な感じ、スプリンターあり天皇賞組あり菊花賞組あり安田記念組の上位3頭は不在。
ペース~展開が読めない、枠順から攻めるしかないか。
内枠発走の内々の好位で脚をタメ抜け出す作戦が組める馬、ここから入りたい。

中間の動きからスマイルジャックに注目する、1週前追い切りでは
ゆったりと入って終い一杯に追って来た。
回転の速さが目につくいい仕上がり、もう一本追えば新潟より
いい状態の出走になりそう。
その関屋記念は同距離、平均した流れ、直線平坦と京都のマイルと類似する点があり、
距離乱獲?の出走メンバーならマイル実績のある馬から入るのが良さそう。


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