10期 予想歴20年
◎ヤマカツエース
3着/1人気
○マイネルミラノ13着/8人
△ディサイファ12着/10人
馬場は土曜を見る限り先週の影響が結構出ているといえる。流石にこのレベルだと2分は切るとは思うけど、58秒台はまず難しいかなと。
展開予想だが逃げるのはロードヴァンドール、これを外からタマモベストプレイが競っていくという形で内の隊列。これに外からマイネルミラノがどこまで競っていくかだが、最近は前半無理をしない意識が働いている、馬場も悪いので恐らく2列目外だろう。ディサイファ辺りがその後ろにつけていくと思う。ただ、エアスピネルの出方が読めなくて、このパターンだともしかしたら早い段階でルメールが前を選択しきってしまうかもしれない。逃げるところまで行くかはわからないが、先頭列に近いところまでは意識しておく。ペースはロードが作るとみているので入りはそんなに早くならないとは思うが、それでも60.0-59.5ぐらいで平均前後とみておく。
◎ヤマカツエース
理想を言えばもう一段階軽い馬場の方が良かったかなとは思うが、タフな馬場自体は有馬であれだけやれているように問題ない。61.0-59.4とかなりのスローからの12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1とポテンシャル戦で中団の中目から4角出口で外目に持って行きつつ直線で内目に切り込んでいきながら最後まで伸びてきた。ステイヤー的なスローロンスパのポテンシャル戦で結果が出ていることと、スランプからの復調が基本的にスローで後半要素を引き出して良さが出てきた、TS持続・ポテンシャルの両面で高いパフォーマンス、という点で考えてもこの馬の本質としてはあまり前半ペースが上がらない方がいい、というイメージで良いとは思う。一応3歳時にはハイペースの函館・札幌記念でも善戦しているし、その時は結構先行していたイメージ。これがここ最近は脚質転換する形になって後方からの競馬になっているので仮に平均~ややハイ程度で流れるぐらいならポジションを後ろにすれば末脚を削がれることもあまりないだろうと。馬場は気にしない馬だし、今回のメンバー構成だと最序盤からゴリゴリにペースが上がるということは可能性的に薄い、ミラノがいるなら仕掛けは早くなりそう。素直に本命視したいかな。
〇マイネルミラノ
もう一度信じたい。前走の函館記念は流石に重馬場で極悪すぎた感じはある。ただ本来少し時計が掛かる程度の馬場は歓迎できる馬で、実際昨年の函館記念を勝った時が稍重で時計自体は少し掛かっていた中で60.0-59.0とややスローからの12.3 - 11.6 - 11.9 - 11.7 - 11.9 - 11.9と5Fのロンスパを逃げて誘導、丹内だとコーナーでじわっとコントロールしながらの仕掛けをしてくれるのでそこでしっかり分散して出し抜く競馬での完勝だった。ここではネオリアリズムを撃破しているわけで、タフな馬場でのパフォーマンスそのものは本来高い馬。前走の場合は重馬場に58.5kgとかなりの斤量を背負わされたこともあって、60.6-60.6と平均ペースでも3角以降いつものこの馬のコーナーでの鋭さが無かった。あの時の函館よりは馬場も時計が出ると思うし、流石に59秒台には入ってくると思う。大外枠なので無理にハナを狙うこともないだろうし、前半様子を見ながらしっかりと3角で勝負出来れば。このメンバー構成なら自分の競馬を貫ければ勝負になっていい馬。
★ディサイファ
これかマイネルミラノか、というところで悩んだ。ただ単穴にするとなると近走がやはりちょっと不安。この馬の良いところは基礎スピードを高いレベルで持っているポテンシャルタイプ。TS持続も高いレベルで、どちらにせよ出し切って良さが出る。札幌2000では強い競馬をしていて、58.9-60.1とハイペースの流れの中で番手外で進めながら11.9 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 12.1 - 12.1と12秒前後を連続する形の中で直線半ばで抜け出しラストは差し込まれるものの凌ぎ切っての勝利。1800~2000と中距離路線では強い馬でタフな馬場も歓迎。確かに4走前の不利以降は少しパフォーマンスに不安があるも、ここ2走に関しては前走は軽い馬場でのマイル戦では基礎スピード的に苦しいし、逆に2000ではもっと活かしたかった2走前ではポジションが後ろになり過ぎた。流れてくれればそんなに気にならない馬だし、スローでもポテンシャル戦なら強い。ただ外枠で正攻法での競馬になるとは思うし基本外から動く形だと甘くなる、先行勢も多いので好位外ぐらいからミラノに合わせて動く形になればというところ。理想はエアスピネルより前で3~4角でエアに自身の外を走らせられれば。
tipmonaとは?