08期 予想歴18年
◎ルミナスウォリアー
14着/4人気
○マイネルフロスト6着/3人
▲トーセンバジル7着/2人
△タツゴウゲキ1着/6人
×ハッピーモーメント
もう少し馬場が悪化するかと思ったが、それなりに内・先行馬が残っている。
昨年のような、最後だけ見たら直千競馬かと見紛うような外差し決着にはならないでしょう。
前日時点で抜けた1番人気のアストラエンブレムは馬の行く気に任せる宣言をしており、人気先行タイプのこの馬を他馬が放っておくとは思えないこと。
最内のタツゴウゲキはサマー2000優勝が掛かっているので、弱気な競馬はしないであろうこと。
大外の軽ハンデを活かしたいウインガナトルがいること。
上記と馬場を加味すると、ペースはそれなりに早くなりそう。
それらから考えられる決勝タイムは、まず昨年の1:57.5より時計が掛かることはないんじゃないかと。
そして昨年勝ち馬のアデイインザライフは、東京1800で1:46.0の好時計を持っており、上がり33.0を記録したこともありました。
ある程度の時計は持っていて欲しいですね。
◎ルミナスウォリアー
今のちょい荒れ気味な内の馬場を苦にしないパワーがあることは前走の通り。
東京2000で今回と同じ57キロ背負って1:58.1の時計も充分と言えるかと。
昨年5着は、できるだけ距離ロスを少なく馬場の中どころを通ってきた柴山騎手の好騎乗だったと思いますが、結果として超大外を通った4頭が上位を占めたことを考えると馬場とマッチしていなかったのかな。
柴山騎手が痛恨の騎乗停止で、今回はテン乗りの石橋脩騎手。
うーん、とちょっと唸ってしまうところですが、今夏新潟での石橋騎手の騎乗は決して悪くない。
先行気味の競馬が目立つし、スローすぎて前にいないとお話にならなかった新潟2歳Sでもきっちり先行していて、今の馬場をよくわかっていると感じる。
その辺りを考えての起用であれば面白いかな。
(はっきり言って、2歳戦だから仕方がない部分ももちろんあるのですが、新潟2歳Sであのスローを演出した後方待機勢には忸怩たる思いを抱かざるを得ません)
○マイネルフロスト
前走と3走前に1分58秒台の時計。
新潟大賞典は稍重でも馬場は結構良化していたし、3着メートルダールを大きく離した2着で勝ち馬とはハンデ差2キロあったのにハナ差。
これは人気しちゃうな、買い時は前走までだったかな、と思いましたが、前日時点で7番人気とは舐められたもの。
前走七夕賞は超ハイペースで残ったように、後ろの馬に足を使わせられるハイペース向きの馬で、上述したようにペースが速くなることを想定するなら絶対に押さえたい。
ただ、それだけに厳しいペースだった前走の疲労がないかは心配で、それだけが不安材料で印を下げた。
▲トーセンバジル
新潟2200で2:11.8、東京2400で上がり33.1は高速馬場への適正を充分感じさせてくれる。
ただ、阪神大賞典は別に評価していなかったので、こんなに人気になるとは予想外でした。
鞍上の岩田騎手は新潟2歳Sを勝ったようにもちろん馬場がわかっている。
ただこの馬とは相性が良くないので、プラマイゼロかな。
ペースが速くなることを想定しているので、長めの距離適性はむしろプラス材料としたい。
逆に、持ち時計・上がりで申し分ないアストラエンブレムは、距離延長で初距離なのでちょっと評価し難い。
同じ長距離からの距離短縮組であるハッピーモーメントは、奇しくも同じ東京2400で上がり33.1を持っているが上がり最速ではないこと(つまり2400向きの馬にも上がりで負ける程度の切れ味)、阪神1800で1分45秒台の決着だった時に敗けていることから、今回は完全に条件不適と見る。
△タツゴウゲキ
どうしてもハンデプラス3キロは評価を落とさざるを得ないですね。
2走前にバテた逃げ馬に道連れにされた結果の前走と考えると、メイチで走ったであろう前走からの今回というのも上積みは期待できない。
ただ、それらを上回って既に1分57秒台の時計を持っている点を、今の馬場から評価せざるを得ないと思い連下に。
内の馬場が完全に悪くなっていないことも、この枠と脚質からプラス材料かと。
多分、最低1頭はインコースを通った馬が馬券圏内に残ると思うのですよ。
それがルミナスウォリアーかタツゴウゲキか、はたまた他の馬かはわからないのですが。
(佐渡S組、というか内田博騎手と横山典騎手も怪しいなぁ……)
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