北國新聞杯2009予想
目映いばかりの馬柱

尾張のうつけ
09期 予想歴13年

◎サンデーヒストリー
  5着/2人気

○スタッドジェルラン3着/1人
▲セブンサミッツ10着/3人
×ピイラニハイウェイ


本命はサンデーヒストリー。7戦走って過去の全てが複勝圏内という素質馬。兄はOPで活躍したサイレンスボーイ。戦績からも血統からもまだ上を目指せる馬。500万下の前走は全くの楽勝。このクラスも相当下手に乗って、地力だけで3着に来たレースがあるようにクラスの壁はない。かつてはニューイチトク(準OP勝ち)に酷い騎乗でも完勝した実績もある。実績は阪神に集中しているが、これは出走回数の問題だろう。ヤネだけが心配なのだが、京都ダに関して言えばデータ的には相性が良い。ここは目を瞑るところ。

対抗はスタッドジェルラン。馬柱を見ただけでこの馬の強さが分かるというもの。重賞ホースを相手に健闘してきた。能力だけでは間違いなく抜けている。オッズ的にも被るだろう。ただ前走を見る限りでは1800mは少し長そう。4Cでムチが入っていたし、直線はやや脚が上がり気味。『1800mでの』スーニに、逆に突き放されたのは気がかり。実績的にも1700mの方が良い。加えて左回り巧者。右回りの1800mは最高の条件とは言えない。大外枠も厭味。また過去の2勝は重馬場でのものというのも引っ掛かる。仕上がりに関しても陣営をして『マズマズ』。それらから付けいる隙はあるのでは、という考えで対抗に下げた。ただこれらが全てがオッズというスケベ心から出たイチャモン。その域を出てないというのは承知。圧勝されても全く不思議はない。

連下にはセブンサミッツ。上位2頭からは大きく離されての評価。初ダートの前走は4C・直線と行くところが全てが壁だったという凄い内容。不完全燃焼を地で行っていた。今回は頭数も減るし、前に行く馬は強い馬たち。前走のように下がってきた馬に邪魔されると言うことはないだろう。内枠から前々で小器用に立ち回ってどこまで。

3番手争いは非常に難解。当てに行って手を広げすぎると火傷しそう。後ろ髪を引かれる思いもあるが、あえてこの3頭のみで勝負したい。


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北國新聞杯2009回顧
嵌った代打策

尾張のうつけ
09期 予想歴13年

次走狙い:ピイラニハイウェイ
次走狙い:セブンサミッツ


◎サンデーヒストリー…5着
ゲートはさほどだが、テンに早く枠順もあって無理せずに3,4番手キープ。4Cから良い形で前に並びかけて行き、直線先頭に立ったが、残り200mで失速。厳しい流れを追走したこともあったが、それにしても存外。ここら辺が休み明けの影響か。

○スタッドジェルラン…3着
スタート良く外から内を見る形での追走。道中は無理せずに5番手。3Cのペースが早くなる辺りでは気合いをつけつつの追走。4Cで早目にムチ。外を回して押し上げていく。直線では伸びてきたが、内外の馬には完全に切れ負け。レース振りに問題がない状態での3着。評価が難しい。次走以降の判断が難儀で…。

▲セブンサミッツ…10着
五分のスタートで押して先行策。アースワンハートがハナかと思われたが内枠を利して結局はこの馬がハナへ。ハナを切ったのだが絶えずアースからプレッシャーを掛けられ、道中で息の入るところ無いきつい競馬。直線粘りきれなかったのは仕方がないところ。惨敗もやむなしか。今日の内容は悲観すべきものではない。

×ピイラニハイウェイ…1着
スタート決めてインのポケット。前を見ながらの競馬。良い形で追走していたのだが、3-4Cで早々に数発ムチを入れられる。気合い注入の意味合いか。前目の位置取りをキープしたまま直線へ。直線入口では前が壁になったが、その壁を回避するように外に持ち出すとそこから鋭く伸びた。2着馬が迫ってきた時は交わされるかと思ったが、相手が迫るともう一伸び。見事に押し切った。怠ける面のあるこの馬に、外国人騎手がピッタリ嵌ったという印象。それにしても乗り難しいこの馬で、テン乗りで勝たせた手腕はお見事。一皮剥けたような強いレース内容だった。


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