14期 予想歴34年
◎マカヒキ
4着/6人気
○ソウルスターリング7着/4人
▲アイダホ5着/10人
△レイデオロ2着/2人
×キタサンブラック
×サトノクラウン
先週の東スポ杯2歳Sは、圧倒的1番人気のワグネリアンが残り200㍍地点から抜け出し、2着のルーカスに3馬身差をつけて圧勝した。
注目すべきは勝ち時計で、1.46.6はこの時期の2歳戦にしては破格の走破タイムだった事だ。
ワグネリアンの父はディープインパクト、母父はキングカメハメハと共に最近のクラッシックレースを賑わせている血統。
このような馬がポテンシャルを最大限に発揮したという事は、おそらくはクラッシックレース向きの馬に有利な馬場状態と見る。
ここ10年の勝馬を見ていると、10頭中9頭が何とサンデーサイレンスの血を保有していた。
唯一保有していない勝馬は名牝ウォッカで、ターントゥ系という括りにすれば、10頭全てがターントゥの血を保有している事になる。
つまりが、いかに日本競馬向けの馬に指向が偏っているレースと言えよう。
そんな訳で今年のダービー馬レイデオロに注目したいところだが、ちょっと待っただ。
菊花賞の予想のときに触れたが、今年の3歳クラッシック路線は例年に比べて指向がズレている。
特にダービーは勝ち時計が遅かった事に加え、向正面からの捲りという前代未聞のレース内容。
そこで注目しているのは、昨年のダービー馬と今年のオークス馬だ。
ソウルスターリングはサンデーサイレンスの血を保有していないが、牝馬クラッシック戦線は常にこの馬が中心になって動いていた事、当然の如くオークスを勝利した事が示す通り、いかにも日本のクラッシックレースに適性を示したところを評価したい。
外国馬で注目しているのはアイダホ。
本場イギリスダービー3着、Kジョージ&QエリザベスS3着と、ヨーロッパを代表するビッグレースで一歩足りなかった事を評価。
『一歩足りない』理由は2つ考えられる。
1つ目は、本当に力量が足りていないというパターン。
2つ目は、力量は足りているのだが、適性が合わないレースで力が発揮出来ていないパターンだ。
あの、オルフェーヴルでさえ凱旋門賞ではあと一歩足りなかった。
そういう意味でも、ヨーロッパ競馬から物理的条件を変えてやる事で激走する事があるのではないか?…と見ている。
今回は天皇賞(秋)の激走馬を軽視している。
理由は不良馬場の競馬で、本来の天皇賞(秋)から指向がかなりズレたレースになった事と。
タフなレースだった為に、レース後のダメージを懸念している事だ。
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