16期 予想歴3年
◎キタサンブラック
1着/1人気
○ヤマカツエース10着/6人
▲シャケトラ6着/7人
△レインボーライン8着/9人
【結論】
◎2.キタサンブラック
○1.ヤマカツエース
▲7.シャケトラ
△3,5,6,8,9,10,11,12,13,14
【データ分析】
過去10年、良馬場、中山開催の有馬記念
×11番人気以下(0-1-2-45)
なので以下は10番人気以内で集計。
◎1番人気(5-2-1-1):複回値115
○ステイゴールド産駒(4-1-2-6)
○キングカメハメハ産駒(0-1-2-4)
△6歳以上(0-0-1-8)
△459kg未満(1-2-0-8)
△7、8枠(2-0-2-20)
△前走G1以外(1-2-0-17)
△前走から中2週(0-2-0-12)
△明け4戦以降(1-2-0-23)
○前走ジャパンカップ3~5着馬(2-1-2-7)
△前走ジャパンカップ連対馬(0-2-0-7)
○前走ジャパンカップ上がり6位以下(2-3-3-16)
△前走ジャパンカップ上がり1~5位(0-1-1-13)
【考察】
まず、1番人気の信頼度が高いレース。
血統はステゴ産駒とキンカメ産駒は特注血統。
6歳以上のピークを過ぎた高齢馬は厳しい。
急坂耐性ない軽量馬も軽視したい。
コーナーを6回も回るので
外枠はコースロスが大きくなる分不振。
前走からのローテは
GⅡ、GⅢの低レベル戦は軽視したい。
また中2週、明け4戦目など
疲労が残るローテも軽視したい。
ローテ考察で重要なのが前走JC組。
データを見てわかるように
JC連対組よりもJCちょい負け組が好成績。
さらにJCで高速上がり使った馬よりも
速い上がりを使えなかった馬の方が有利。
これはどういう事かというと
JCと有馬記念では求められる適性が違うので
リンクしにくいという事です。
JCは直線スピードが要求されるので
当然瞬発力やトップスピードが要求されます。
しかし有馬記念では上がりの速さは要求されないでの
JCである程度の能力で走り切ったものの
速い上がりを使えずキレ負けした馬が
有馬記念で巻き返すパターンが多いという事なんです。
実際にジャパンカップでちょい負けした馬は
2009年3着エアシェイディ→前走JC5着
2010年1着ヴィクトワールピサ→前走JC3着
2011年2着エイシンフラッシュ→前走JC8着
2012年3着ルーラーシップ→前走JC3着
2014年1着ジェンティルドンナ→前走JC4着
2015年2着サウンズオブアース→前走JC5着
2016年3着ゴールドアクター→前走JC4着
このように、ある程度の能力は示しながらも
東京適性がない鈍足な馬が
小回り・急坂・直線が短いというトリッキーな中山コースに替わることで
パフォーマンスを一気に跳ね上げるケースが多いわけです。
あとローテでおさえておきたいのが2点。
有馬記念は前年好走した馬が再度好走するケースが多い
つまりリピーターレースであること。
同年の中山重賞勝ちが有馬記念にリンクしやすい。
という事です。
順番に見ていくと
まずリピーター性だが過去10年でも
エアシェイディ(2008年3着→2009年3着)
ブエナビスタ(2009年2着→2010年2着)
トゥザグローリー(2010年3着→2011年3着)
オルフェーヴル(2011年1着→2013年1着)
ゴールドシップ(2012年1着→2013年3着→2014年3着)
ゴールドアクター(2015年1着→2016年3着)
これだけ複数回来る馬がいる。
競走馬は1年もすれば衰えるのに
これだけ複数回好走するということは
能力よりも特殊な適性が要求されるということ。
次に同年の中山重賞勝ち馬だが
2008年3着エアシェイディ(2008年AJCC1着)
2010年1着ヴィクトワールピサ(2010年皐月賞1着)
2011年2着エイシンフラッシュ(2011年京成杯1着)
2012年3着ルーラーシップ(2013年AJCC1着)
2012年1着ゴールドシップ(2012年皐月賞1着)
2014年2着トゥザワールド(2014年スプリングS1着)
2015年3着キタサンブラック(2015年セントライト記念1着)
2016年3着ゴールドアクター(2016年日経賞1着)
このように、有馬記念で好走した馬の1年をたどると
その年に中山重賞で優勝経験がある馬が多い。
先述の通り有馬記念は小回りの中山コースなので
能力よりも適性が大事だという事が言える。
以上のデータ分析、考察をもとに予想したい。
【予想】
本命は◎キタサンブラックにしました。
過去2年有馬記念で好走しているので
適性は問題ないと思われる。
1番人気が強いレースだし
ジャパンカップちょい負け組だし
プラスデータに該当するので
軸はこの馬でいいかなと。
唯一の不安としては
有馬記念はロンスパ戦になりやすいことが挙げられる。
というのも今年唯一大敗した宝塚記念は
ラスト6ハロンからのロングスパート戦となったので
そういうロンスパ戦が苦手な可能性はゼロではない。
しかし、過去の有馬記念や今年の天皇賞秋で
ロンスパ戦となってもサトノクラウンなど
ロンスパ戦に強い馬に勝ってきているわけなので
宝塚記念はロンスパが敗因ではなく疲労と考えるほうが合理的。
ならばロンスパ戦という不安は気にする必要がなく
能力と適性で人気に応える可能性が高いと判断した。
対抗は○ヤマカツエース。
去年の有馬記念では4着だった。
去年は上位馬が能力も適性も強すぎたし
直線で進路がごちゃつく不利があったので
あの4着は立派な結果。
去年よりメンバーが手薄という状態で
リピーターレースに出てきたので
これは過去の傾向通り買わなければならない馬。
前走JCでちょい負けしているあたりも
いかにも東京より中山が合いそうな雰囲気。
血統的にも父キングカメハメハは有馬記念の特注血統だし
母父グラスワンダーは有馬記念勝ち馬なので適性ピッタリ。
単穴で▲シャケトラ。
この馬は今年の日経賞を勝っているので
同年の中山重賞勝ち馬に該当する。
さらにJCちょい負け組にも該当するので買い。
有馬記念はロンスパ戦になりやすいのだが
今年の日経賞がロンスパ戦で1着だったし
今年の宝塚記念もロンスパ戦で
展開の不利がありながら4着だったので負けて強し。
今年の有馬記念もロンスパ戦となれば
この馬の持ち味を発揮してパフォーマンス上げる。
連下は難解。
データで絞り切れなかったので、買うとしたら
3番,5番,6番,8番,9番,10番,11番,12番,13番,14番
あたりを手広く。
その中でも
有馬記念で多数好走馬を輩出した
ステイゴールド産駒のレインボーラインと
高齢が疑問も中山で馬券外に
落ちたことがないサクラアンプルール、
トゥザヴィクトリー、トゥザグローリー、トゥザワールド
といった近親に有馬記念好走馬が多数いるし
同年の中山重賞を勝っているトゥザビクトリー
あたりは穴で面白さがある。
逆に人気の
シュヴァルグラン、スワーヴリチャード
は実績的には東京向きなので
中山適性は疑問。
【買い目】
馬単 〇▲→◎
ワイドBOX ◎○▲
or
馬単 ○▲→◎
ワイド ○-▲
3連複 ◎-○▲-○▲△
◎から○▲への流しが基本形なので
あとは当日のオッズを見て券種を決めたい。
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