10期 予想歴21年
◎トミケンスラーヴァ
8着/7人気
○ゴールドアクター11着/3人
▲レジェンドセラー7着/4人
△ダンビュライト1着/2人
◎トミケンスラーヴァ
思い切って狙うだけの材料が揃ったかなとは思う。もちろんリスクはあって、斤量が別定で56kgになるので、シンプルに主導権を取れるかどうかがカギにはなる。一方で評価できるポイントが明らかに距離延長で良さが出ているという点と、実はこの馬自身2段階加速型の競馬もできるという点が大きい。そして力の要る馬場が得意と。土曜を見るとタフな馬場とまでは言えないが高速馬場ではまず無いわけで、その中で主導権を握れれば、かつ単騎気味に入っていければ。前走の万葉Sは中弛みで息を入れる形だが13.2 - 12.3 - 11.5 - 11.6 - 11.9 - 12.3とL4の3角下りが最速という中で先頭列に並びかけて番手外の位置で立ち回って最後まで捻じ伏せているので、仮にミラノが外から動いてきたとしても3角が緩い中山の外回りなら前受出来れば抵抗できると思う。中山2200だとペースを落としながらでもコーナー地点が多く縦長の状態をキープしやすいので、逃げて最序盤の段階である程度リードを取って、かつ番手のミラノがある程度3番手以下を離した状態で、61秒ぐらいの感じで入れればかなり面白い。距離に関してはここ2走を見れば2200は若干短いぐらいだと思っているが、中山2200の場合はコース形態的に質的な基礎スピードは問われにくいしクリールカイザーみたいに長距離型の総合力タイプが強いコースでもあると。その点で見てもこの馬はポテンシャルと要所でもう一段の脚を使えるタイプだし、ミラノが仮に3角で動いたとしても抵抗できる期待も込めて本命視。ミラノの押し上げも全盛期の頃の勢いはないしね。
〇ゴールドアクター
相手はこの馬にした。不安は結構あると思っていて、この馬自身休み明けは得意な方だが追い切りは正直良くはない。微妙とまで言い切れなかったのは全体の時計を珍しく出してきたというのはある。とはいえチップでは動ける馬だからラストで甘くなっているのは良い材料とは言えないと。ただ、展望の段階よりも良い材料なのは思ったより馬場は重くないということ。昨年の中山2500重賞の時に休み明けで力負けを喫した時が、スローから12.2 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.8 - 12.6と完全なポテンシャル戦で勝ちに行って甘くなっての5着。物足りない内容だったがもともと高速馬場の方が合っている馬だし、完全にポテンシャル戦になった前走でも少し雨が残っていたとはいえ11.7 - 11.6 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 12.2とロンスパでも内内を立ち回ってしぶとく伸びての2着。馬場が軽い方が良いというのはこの馬はポテンシャル特化戦よりもロンスパからL2でもう一段の脚を要求される競馬の方が良いという点にある。内での立ち回りが上手いし、この馬場で内目を確保できそうなら普通にチャンスかなと。後は状態面かなあ。
△レジェンドセラー
少し評価を上げたのは最内枠を引き当てた。通常の展開だとこの馬のようにエンジンの掛かりが遅い追込み馬が内で入って良いことは無いんだが、今回はミラノがいるので早仕掛けになるし前目にミッキーやゴールドアクターといった当てにしやすい馬がいる。前走のオリオンSでも12.8 - 11.8 - 10.8 - 11.2 - 11.9とL3最速のTS持続特化の流れで中団外からジリジリと伸びてL1で捕えた形。札幌日刊スポーツ杯ではリッジマン相手にポテンシャルで勝てなかったわけなので、個人的にはそこまで評価できる内容ではない。ただそれでもラストまで脚を使ってきていたし、追い切りも良く流れた時に内での立ち回りでルメールでというのも怖いなと。
△ダンビュライト
ミルコがどう乗ってくるかだけど、ミラノより後ろで集団の中で競馬をして3~4角で外々でとなるとどうか?というのはあるかな。基本的には全体のペースが流れた中で良さが出る馬だし、神戸新聞杯なんかでも61.4-58.6と超スローからの12.2 - 11.9 - 11.3 - 11.4 - 11.8とL3最速戦、番手で前受けしていたがそれでも甘くなってしまっているし、悪くはないが3~4角でペースが上がってからの競馬では難しいと思う。3角までにどうポジションを取っていくかだがミラノより先に前を取るかミラノの後ろまで持って行ければ面白い。最序盤の入り方は重要で皐月賞も59-58.8で余力があったわけなので前半もっと持って行ってもいいはず。あんまり言いたくはないんだけど結局騎手やからね、ミルコが怖いので連下に。
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