フェブラリーS2018予想

カタストロフィ
10期 予想歴21年

◎サンライズノヴァ
  4着/3人気

○ゴールドドリーム2着/1人
▲ニシケンモノノフ16着/13人
△テイエムジンソク12着/2人


◎サンライズノヴァ
この馬を本命にした。ちょっと悩んだ面もあるんだが、この馬は1800はちょっと長いとは思っていて、前走の根岸Sでは高速ダートと化した東京1400mで33.9-35.8とかなりのハイペースの流れを後方で追走しながら直線序盤で一瞬進路が被ってそこからしぶとく伸びたがその分が響いたかL1ではノンコに差し切られた。もちろん2kgの斤量差が今回は無くなるんだが、ダートスタートより芝スタートの方が出方は安定していてここでノンコより優位に立てるかなというのは一つ。武蔵野Sの敗因は自分の中でははっきりしていて47.3-48.2とややハイという流れどうこうではなく12.2 – 12.7 – 12.0 – 11.6 – 11.9と中弛みからの再加速という競馬でここで中団外で馬群の中に入り込んでしまって再加速の地点で進路を作れず勢いを削がれる競馬に。ユニコーンSでは同じように47.4-49.5とかなりのハイからの12.3 – 12.8 – 12.7 – 12.1 – 11.9と中弛みでコーナーでゆるむ展開もここで外から取り付いて前を向いて直線に入ればそこからはしぶとく伸びて突き抜けL1を11.9でまとめての圧勝だった。雨が降っていた影響もあるとは思うし展開的に噛み合ったのでサンライズソア辺りとは着差ほどの差はないと思うが、それでもL1をこのラップで突き抜けたのは賞賛すべき。唯一不安があるとすれば武蔵野Sで見せたギアチェンジの不安、これは外枠で恐らく前半からかなり流れるペースを作りそうなノボバカラ、ということを考えても前半速く3~4角で緩む形で外枠なら取り付いていけると思う。また芝スタートなら武蔵野Sでもスタートだけでノンコ相手に優位に立てていたし、恐らくゴールド・ノンコといった有力差し馬の中では一番前につけられると思う。基礎スピードも見せているし追い切りも良い、この条件なら。

〇ゴールドドリーム
相手も昨年のフェブラリーS覇者に。前走のチャンピオンズカップで鮮やかに復活してからの後追いになるのでなかなか難しいところはあるが、やはり武器になるのは基礎スピードを持っていることと、ある程度長く脚を使える、そして切れるという3つを兼ね揃えていると。チャンピオンズカップでは48.9-48.5と前にコントロールされて前残りの展開の中で12.7 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.4とL2最速、坂の上りでのキレが問われた中で中団外から鋭く伸びてL1でしっかりと前を捕えきった。昨年フェブラリーSでは46.2-48.9と超ハイの流れをこれも中団で追走、12.2 – 12.8 – 11.8 – 12.0 – 12.3とL3最速の流れで中団外から中弛みで取り付いてL3最速から直線早い段階で伸びてきてしぶとく最後まで踏ん張り内から一脚を使ってきたベストウォーリアを撃破。府中マイルならペースが上がっても多少緩めの流れになっても大丈夫。敢えて言えばゲートが非常に不安定で、南部杯と一昨年のチャンピオンズカップ、2度ほど決定的な出遅れ。どちらもダートスタートでミルコ、芝ならとは思っているが、その辺りに不安はあるかな。力を信じての対抗。

▲ニシケンモノノフ
穴目はこの馬かなとは思っている。頭まで行けるかとなると微妙だが、先年のフェブラリーステークスの展開で前目から残ったのは唯一この馬だけ。46.2-48.9と超ハイで12.2 – 12.8 – 11.8 – 12.0 – 12.3と中弛みからのL3最速戦。番手からしっかりと流れに乗って直線一瞬脚を使って抜け出すところまで行ったが、流石にL3最速で仕掛け自体が早かったのでどうしても粘り切れなかった。ペース自体はハイペースになってもいいしそこで一足を使えるだけのものは見せている。後は中弛みを起こしても仕掛けを遅らせたい。今回は2列目のポケットで競馬するとみていて、前に馬を置きながら直線での仕掛けを待ちつつL2最速で鋭く一脚を使ってくれれば粘り込めるチャンスはある。少し力がいる馬場になったことでむしろ各馬の後半の末脚を削ぐチャンスはあると思うので。

△テイエムジンソク
ちょっと悩んだんだが連下で押さえることにしたのは思ったよりも時計がかかっているなというのはこの馬にとっては追い風かなと。どちらかというとチャンピオンズカップのようなキレ負けを避けるべきだと思うし、チャンピオンズカップでは48.9-48.5と平均で上げ切れずに12.7 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 12.4とL2最速の流れでこの馬自身も一定の脚を使ってはいたがコパノを捕えるのがやっとで外のゴールドドリームに完敗。基礎スピード面では大沼Sでは概算だが46.4-50.2と超々ハイで2列目からしぶとく捻じ伏せているし、基礎スピード的に前半は通用するがあくまでダートスタートで脚を使わせた面が大きい。東京マイルだと後半なかなか削ぎ切れないと思うので土曜ぐらい時計がかかってくれた方が良いと思う。後は芝スタートでスッと出て逃げ番手が取れればというところだがリスクはあるし、マイルはやっぱり若干短いとは思っているので。総合的には高いレベルにあるけど、マイルだと上位はハイペースでも脚を削げないからなあ。


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