樅の木賞2009予想

尾張のうつけ
09期 予想歴13年

◎クナンガン
  10着/7人気

○エースインザホール14着/1人
▲エイシンナナツボシ9着/2人


本命はクナンガン。
前走の東京戦は不利な最内枠。そのこともあってレースは終始、窮屈な競馬。4Cで上がっていけなかったし、直線の勝負所でも壁。前が開いてからはそこそこ伸びてきたが、大勢が決した後。もう少しスムースな競馬が出来ていたら、着順はともかく着差は詰まったであろう。父の産駒はこのコースで3戦2連対と好相性。(1頭が2着2回だが…) 距離の不安もそうないだろう。

対抗はエースインザホール。
タイムは平凡だったが、勝ちっぷりが見事だったデビュー戦。そのイメージもあって、ここ2戦の内容には大いに不満が残る。ただ前走は芝、前々走はふわふわ走っていたし、鞍上が妙に踊っていた。一応イクスキューズがつく。能力通りに走れば、ここでも勝てそうな気がするが一旦、外れた軌道に再度乗せるというのは中々難しいもの。対抗評価に落とした。

後はエイシンナナツボシ。
2走前のレースでエースに先着。ハイペースで粘り、最後までエースに交わさせなかった内容は秀逸。前走は中山に使ったが5着敗退。陣営のコメントは「美浦経由の輸送が応えた」とのこと。今回は輸送が楽な中京に変わるが、この短期間で2回の輸送。ずっと使われているし、すんなり体調が戻りきらない可能もある。そのため3番手。

後はクロガネ。前走は後方からの競馬で5着。芝の切れ目で失速し、後方に一気に下がってしまったのが目に付いたレースぶり。今回はオールダートコース。有力が早目早目の競馬となり、ズブズブの展開になれば出番はある。


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樅の木賞2009回顧

尾張のうつけ
09期 予想歴13年

次走狙い:ペガサスヒーロー


◎クナンガン…10着
スタートは五分。前半は促して行きはせず、中団後方からの競馬を選択。向正面は10番手の外目を追走。3Cでマクり気味に押し上げていく。外に出さず、馬群の中に突っ込む味な競馬。良い形で直線に入ったのだが、直線では全く伸びず、脚が上がってしまった。レース自体は思い描いていた形だったのだが。結局、この距離は長すぎたのかも。

○エースインザホール…14着
スタートはマズマズ。押して行って、出ムチをくれて、更に押して先手を取る。道中は逃げの形。3Cで早目に手が動いていたし、勝ち馬に動かれた時にはほぼ無抵抗。直線では完全に脚が上がってしまった。前半からの行きっぷりがイマイチだったし、出来落ちかも。

▲エイシンナナツボシ…9着
好発から押して行って先手を取るかと思われたが、思っているほど行けなかった。行きっぷりが悪い。道中は中団の外目を追走。道中は外外を回っていたし、3-4Cの反応や伸び脚もイマイチ。直線は伸びずバテずと言った感じだった。輸送もあっての押せ押せのローテが祟ったか。

無印ブルーソックス…1着
好発。隣のエースが押して押して何とか行かせようとしているのとは大勝にほとんど無理をせずにスピードに乗って番手からの競馬に。本命馬をマークする形で進めて、抑えきれない抜群の手応えも手伝って、早目に前を捉えに行く。直線も手応え通りに伸びて、一時は後続3馬身の差を広げた。1頭になったこともあってか、最後はかなり詰め寄られたが、押し切った。強い競馬をしている。

次走狙い馬ペガサスヒーロー
スタートで出遅れ。後方からの競馬になったが、それでもスピードに乗ると一気に加速。1Cでは外となったが、中団まで取り付いていく。道中は中団の外を追走。3Cから内に入れて、押し上げていく。押して前に取り付いていき、直線入口で軽く外に出す。全くロスが無かった。そこから良く伸びてきたが、前には及ばず。今日の競馬だと少し距離が長いかも。コーナー4つの競馬よりは、広いコースで走らせた方が良さそう。それこそ初勝利を挙げた関西のD14は適条件であろう。距離の心配がなくなれば、鞍上も自信を持って乗れるだろうし、上記の条件ならば本命を張れそう。


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