有馬記念2018予想

編集長おくりばんと
08期 予想歴28年

◎シュヴァルグラン
  3着/9人気

○サクラアンプルール7着/15人
▲クリンチャー15着/11人
△キセキ5着/2人


サクラアンプルール買い材料
①ずっと不運続き・敗因ハッキリ
・天皇賞秋:極悪馬場
・有馬記念:完全に挟まる不利
・中山記念:トップハンデ距離短い
・日経賞:トップハンデ外回る
・函館記念:トップハンデ内回る
・札幌記念:展開向かず
・天皇賞秋:高速馬場
②中山適性抜群
③走法から2500M向き

https://www.youtube.com/watch?v=az1Gi8afMP4
外差し利く馬場になり、これくらいの稍重馬場が得意そうなサクラアンプルール一発も。

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 中山2500Mは内枠有利とされる。コーナーを6回回るので距離ロスを招きやすいというもの。ただ、これは一部の競馬通が知るのみで、一般に浸透していると思っていなかった。しかし、今年の有馬記念はどうもこの内枠有利説が大きくオッズに影響を与えている感がある。
 内枠の馬は馬券が売れ、外枠は敬遠されている感がありありと見える。netkeibaの予想オッズと実際のオッズを比較するとよくわかる。

 15番シュヴァルグラン12倍→25倍
 16番サクラアンプルール70倍→122倍
 11番ミッキーロケット16倍→21倍
 12番レイデオロ2.1倍→2.4倍
 14番キセキ5.1倍→6.8倍

 ちょっと考えすぎではないでしょうか。と問いたくなるオッズです。競馬は枠だけで決まるものではありません。実際2008年は8枠8枠で決着していますし、2012年には13番のゴールドシップが、2016年は11番のサトノダイヤモンドが制しています。
 開催8日目で外伸び化もしてきている馬場で、ただ内枠を妄信するのはどんなものでしょうか。これは逆利用して外枠から美味しいオッズの馬券を狙えるチャンスかも。


クリンチャー
 有馬記念の追い切り、私が最も良いと感じたのはクリンチャーです。他ではあまり取り上げられていませんが、私は調教時計自体は色々な事情で速くなったり遅くなったりするのであまり見ません。動き方、走法がよくなっているかという観点から、クリンチャーは変わってきた、前よりずっと良くなったと感じました。
 福永騎手と初コンビを組むことになって、賛否両論になっています。どちらかというと否定論の方が多いように感じますが、私はもしかしたら福永騎手のおかげで走法が良くなったかも、これは好相性かもと感じています。
 というのは思い当たるふしがあって、以前福永騎手がTBSのバースデイに出演して語っていた騎乗法に関するこだわりです。
 馬上で馬の動きと連動するようにして、首をよく下げられるように、上下動できるような騎乗フォームに変えることに取り組んでいるという内容でした。私も馬の走法を見ていて、首の使い方が非常に大事だと感じています。首が振り子のように使えないと、体全体を伸びやかに使えず、合理的でなく窮屈なフォームになります。

 クリンチャーはこれまで首の高さがネックで、上滑りするような走り方で切れ味がなく、最後の伸び脚に欠ける馬だとみていましたが、これが福永騎手が跨った追い切りで、だいぶ変わっているように見えました。こういう風に首を前に下に振って走るクリンチャーは初めて見ました。変身です。これなら欠点だった切れ味のなさが補われるかもしれません。
 馬と騎手の相性というのはそれぞれにあると思いますが、このコンビは私は合っているのではないかと予想します。クリンチャーはこれまで藤岡佑介騎手や武豊騎手が跨ってきましたが、もしかしたらベストパートナーに出会えたかもしれません。

 オッズを見ると、春にはトップクラスで活躍していた馬が、信じられないくらい人気を落としています。これは凱旋門賞遠征での不甲斐ない競馬が影響しているかもしれません。ただ、フランスの馬場や環境は特殊ですし、完全に度外視してしまうことも可能です。遠征疲れがあるのではということも言われますが、過去にはオルフェーヴル、ヴィクトワールピサなど、凱旋門賞帰りで勝った馬もいて、やってみなければわからないです。


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