14期 予想歴11年
◎サングレーザー
5着/6人気
○ロジクライ9着/11人
▲ダノンプレミアム16着/2人
△ステルヴィオ8着/5人
×アーモンドアイ
×モズアスコット
安田記念はコース形状+重い負担斤量などからテン~中盤+走破時計の額面が早い「ほぼ一貫ラップ」になりやすく、底力(=ハイペース耐性)を中心としたマイルでの総合力を問われるレース。
安田記念の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。
5/26 ダノンプレミアムの評価をプラス修正。ステルヴィオ、アエロリットの評価をマイナス修正。
前提:高速馬場かつSS系の3着内率が通常より高い馬場(=日本ダービー当日の馬場傾向)。
結果から考える狙い方「安田記念」
[期待値:D-~E?]
=負担斤量が重い+走破時計が早いマイル...という独特な条件のため、好走馬を絞りやすい
前提:高速馬場+ハイペース寄りなら底力(≒1400m寄りの能力)重視、非SS系の期待値上昇。
時計の掛かる馬場+スローペース寄りなら持続力優位の末脚(≒1800m寄りの能力)重視。
○:底力を中心とした総合力上位のマイラー
→ 先行力:F~F-↑? 底力(=ハイペース耐性):C-~D? キレ:D-~E? 持続力:D~D-?
(マイル重賞での実績上位馬。
期待値は「持続力 > 先行力≧キレ」
→ 負担斤量が重いため、展開の影響が相対的に小さい。
先行力:F-?以下の場合、期待値ダウン。
→ 後方から差すには、前後・内外や他馬の挙動による不利をやや受けやすい)
注:枠順の影響=内外フラット~内枠少し有利・外枠少し不利?
(展開+走破時計の早さ>馬場傾向? 馬場傾向による変化に注意)
注:斤量差の影響=やや小さい?
(底力の重要度が高いため ≒ 負担斤量が重いため?
前走比で斤量増になりやすいため、影響に注意。
→ キレ優位の馬の期待値ダウン、大型馬・パワータイプの期待値アップ)
コース形状(テンが下り坂、小刻みなアップダウン、仕掛けどころが上り、直線に上り坂がある競馬場では最長の直線)+重い負担斤量などからテン~中盤+走破時計の額面が早い「ほぼ一貫ラップ」になりやすく、底力(=ハイペース耐性)を中心としたマイルでの総合力を問われるレース。
東京芝1600m重賞としては&マイルチャンピオンシップとは異なり、大型馬≒パワータイプの期待値が高く、小柄な馬・キレ(=トップスピードと急加速力)優位の馬の期待値が低い点(重い負担斤量や馬場の傷みなどから)...などに注意。
アーモンドアイ
短評:(安田記念2019 予想)
底力・キレに優れる中距離馬??
ここでの不安は、高速マイルでの底力(=ハイペース耐性)不足。
ジャパンカップ2018をレコードタイムで優勝。芝2000m前後の中距離ならば現役最上位クラスに間違いないと思われます。ただ、ドバイターフ2019(34.30-35.27-36.08 =1'45"65 ※ テンから1.13秒減算)の前傾ラップ(≒距離短縮への適性が問われる)で2着のヴィブロスに付けた差が1馬身1/4だったあたり、マイルへの適性は中距離より落ちると思われます。東京芝1600m(≒テン3Fの多くの区間が下り坂で、上級条件ではテンの額面が早くなりやすい)×高速馬場や、初めて背負う56.0kgの斤量はいずれも不安を強める要素で、たとえ体調が万全でも人気に見合う勝率~連対率を疑ってみたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'ドバイターフ 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴・後脚はやや長い?)、太さ普通、やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル以下向き(?)で、標準的な芝の中距離◎??(マイル▲+?? 2400m▲+??) 荒れ馬場・道悪▲+?? ゲート:▲↑?? 先行力:F?? 底力(=ハイペース耐性):C-(甘め)~D?? キレ:D? 持続力:D-(甘め)?? 総合力でC-(甘め)~D↑??相当 斤量少注(キレ優位?)
ダノンプレミアム
短評:(安田記念2019 予想)
総合力に優れるマイラー~中距離馬?
ここでの不安は、パワー・底力(=ハイペース耐性)不足。
マイルでの好走はキレ(=トップスピードと急加速力)が生きるレースしか経験しておらず、安田記念(=マイル重賞では負担斤量がもっとも重く、高速馬場などから芝1400m寄りの全体的なスピードの重要度が高くなりやすい)向きのパワーと底力の裏付けは弱いままです。総合力の高さから着順を大きく落とすことは無さそうですが、人気に見合う勝率は期待しづらいのでは。控えめな評価から考えて、妙味を追いたいです。
適性チェック:(誤差の大きさに注意。 最終更新:19'マイラーズC 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い?)、太さ普通、角度普通~やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節気味? 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝のマイル~1800m◎?(2000m○?) 荒れ馬場・道悪▲?? ゲート・ダッシュ:▲+?? 先行力:E(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:E?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力でD-↑??相当
ステルヴィオ
短評:(安田記念2019 予想)
やや持続力優位の末脚に優れるマイラー~千八巧者??
ここでの不安を強いて挙げるなら、高いレベルでの底力(=ハイペース耐性)不足。
マイルの淀みない流れや芝1400mは未経験で、高速マイルでの底力(=ハイペース耐性)の裏付けが弱いままです。ただ、順調に成長していれば底力(=ハイペース耐性)不足の不安もなく、やや持続力優位の末脚はマイルチャンピオンシップより安田記念向き(負担斤量の重さ、アップダウン、直線の長さなどから)。阪神外回りよりキレ(=トップスピードと急加速力)の重要度が低い安田記念なら、ダノンプレミアム相手に初めて先着するシーンがあっても。逆転候補として評価したいです。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'大阪杯 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(後脚少し長い)、太さ普通、角度普通~やや寝る?標準飛節? 標準的な芝の中距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、標準的な芝の1700m前後◎??(マイル・1800m○?? 2000m▲-↓??) 荒れ馬場・道悪▲?? 先行力:F(甘め)~F-? 底力(=ハイペース耐性):E?? キレ:E-?? 持続力:E?? 総合力でD-(甘め)??相当
アエロリット
短評:(安田記念2019 予想)
全体的なスピードに優れるマイラー??
ここでの不安を強いて挙げるなら、前後の不利 or 末脚不足。
血統(父クロフネ×母父ネオユニヴァース×母母父Nureyev)通りパワーと全体的なスピードに優れますが、キレ(=トップスピードと急加速力)の裏付けは弱いまま。持ち味を生かそうとすれば展開上で前後が不利になりやすく、ペースを落としすぎると末脚上位馬に飲み込まれるリスクが増えてしまいます。ただ、重い負担斤量は末脚不足を補う相対的なプラス要素で、昨年の安田記念&前走のヴィクトリアマイルより逃げ争いが楽になりそうな相手関係もプラス要素。コースロスや他馬を捌くロスが少ない逃げ・先行馬の利を生かせれば、ヴィクトリアマイルからの巻き返しがあっても。
適性チェック:(最終更新:19'ヴィクトリアマイル 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや太い?やや立ち。直飛節気味? 重い芝のマイル~1800m向き、血統はマイル以下向き(??)で、重い芝のマイル◎??(1400m・1800m○??) 荒れ馬場・道悪○-?? ゲート:▲+?? 先行力:E? 底力(=ハイペース耐性):D-? キレ:F(甘め)? 持続力:E-(甘め)? 総合力でD-?相当 斤量少注(逃げ・先行馬) いとこ:ミッキーアイル
インディチャンプ(58.0kg・前走比+2.0kg/やや小柄×軽斤量で複数回好走)
短評:(安田記念2019 予想)
ややキレ優位の末脚に優れるマイラー~千四巧者??
ここでの不安は、重い負担斤量。
高速決着のマイルで軽い「スピード・キレ(=トップスピードと急加速力)」を見せていることの裏返しで、持続力の重要度が高い条件ではパフォーマンスが伸び悩んでいて、これは大型馬だったおじ:ネオリアリズム、リアルインパクトとは異なる特徴。安田記念の重い負担斤量はインディチャンプの軽い「スピード・キレ」を削ぐ、て大きなマイナス要素だと思われます。例年よりレース前半が緩くなりそうな相手関係も持続力の重要度を高めるリスク要素で、人気なら期待値が低くなっているのでは。連を外すシーンを前提に厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(プラス修正に注意。 最終更新:19'マイラーズC 56.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い、太さ普通、角度普通。直飛節気味。 標準的な芝のマイル以下向き、血統はマイル前後向き(??)で、標準的な芝のマイル◎??(1400m○??) 荒れ馬場・道悪▲?? 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):D-(甘め)?? キレ:E(甘め)?? 持続力:E-?? 総合力でD-(甘め)~E??相当 斤量少注(やや小柄×軽斤量で複数回好走) 半妹:アウィルアウェイ、おじ:ネオリアリズム、リアルインパクトほか
サングレーザー
短評:(安田記念2019 予想)
やや持続力優位の末脚に優れるマイラー~千八巧者??
ここでの不安を強いて挙げるなら、久しぶりの高速マイル。
安田記念2018以降は芝2000mを4戦。ハイペースや高速決着でパフォーマンスが高く、マイル向きの能力の高さが感じられます。適性が大きく変わっていなければ、ディープインパクト産駒としてはパワー寄りの適性と馬格の大きさ(58.0kgの斤量が馬体重の12.0%ちょっとにとどまる)、芝1400m重賞で好走するなどマイルの高速決着に対応できるテン~全体的なスピードと末脚...のすべてが安田記念向き。例年よりレース前半が緩くなりそうな相手関係は不安を軽減する要素で、レース間隔を開けた臨戦過程もプラスに見られる要素。昨年の借りを返すシーンに期待して、上位に評価したいです。
適性チェック:(最終更新:19'大阪杯 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通、やや立ち~立ち。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~1800m向き、血統はマイル~中距離向きで、重めの芝のマイル~1800m◎??(2000m○-~▲+↑??1400m▲↓??) 荒れ馬場・道悪○?? 先行力:F(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):D(甘め)? キレ:D-? 持続力:D?? 総合力でC-(甘め)~D↑?相当 斤量少注(軽斤量で複数回好走) おば:メーデイアほか
ロジクライ
短評:(安田記念2019 予想)
全体的なスピードに優れるマイラー?
ここで見直したい理由は、富士ステークス2018の強さ。
富士ステークス2018(34.6-22.8-34.3 =1'31"7早~かなり早??。 額面のスピードを問う一貫ラップ=この条件としては非常に早いペース)では2番手から押し切る非常に強い競馬をしていて、状態のピークさえ合えば安田記念(=負担斤量が重く、高速決着になりやすい)はその強さの再現がしやすい好条件だと思われます。大型馬×血統(父ハーツクライ×母父Machiavellian×母母父Danzig)のイメージ通り、「道中で機敏に動けるタイプでない・急加速力に優れるタイプでない」ため重い負担斤量は相対的にプラス。番手~先行位置から徐々にペースアップしやすそうな今年の相手関係もプラス要素で、人気を落とすなら積極的にマークしたいです。
適性チェック:(最終更新:19'京王杯SC 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴はやや長い)、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。標準飛節? 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル前後向き(??)で、標準的な芝のマイル◎??(1400m○-↑?? 1800m▲+↓↓??) 荒れ馬場▲?道悪▲-?? 先行力:D? 底力(=ハイペース耐性):D~D-? キレ:F(甘め)? 持続力:F?? 総合力でD↑~D??相当 急坂▲+??(やや頭高い)平坦▲+??(キレ不足)
tipmonaとは?