14期 予想歴36年
◎キョウワゼノビア
4着/8人気
○レッドアンシェル1着/1人
▲ショウナンアンセム12着/4人
△ラベンダーヴァレイ10着/9人
・2018年 アレスバローズ(ディープインパクト × トニービン) 1.07.0(33.8-33.2)⑩⑧
11.9-10.3-10.5(32.7) 10.9-11.5-11.9(34.3)
・2017年 シャイニングレイ(ディープインパクト × クロフネ) 1.08.0(34.8-33.2)⑯⑮
12.0-10.5-10.7(33.2) 11.1-11.1-12.6(34.8)
・2016年 レッドファルクス(スウェプトオーヴァーボード ×サンデーサイレンス) 1.07.2(34.5-32.7)⑨⑨
12.2-10.7-10.9(33.8) 10.9-10.8-11.7(33.4)
・2015年 ウリウリ(ディープインパクト × フレンチデピュティ) 1.09.1(34.7-34.4)⑭⑫
11.9-10.4-11.1(33.4) 11.2-12.3-12.2(35.7)
・2014年 トーホウアマポーラ(フジキセキ × アンブライダルズソング) 1.08.6(34.9-33.7)⑦⑦
12.1-11.0-11.1(34.2) 11.3-11.4-11.7(34.4)
上記は…
開催年 勝馬(父 × 母父) 勝ち時計(勝馬のラップ、前半-後半)位置取り
レース前半のラップ
レース後半のラップ
…である。
ここ5年の傾向は、前後フラットまたは、1.5秒以上の落差のある前傾ラップで流れる。
前半のペースが緩むようなら、短距離系の差し馬。
前傾ラップになるとディープインパクト産駒が強い傾向にあるようだ。
勝馬全馬に言える事は、前半よりも1.2秒以上ラップを後半で上げた馬が勝利している。
そこで、その年毎の逃げ馬のラップを調べてみた。
下記は…
開催年 逃げた馬 走破タイム(前半-後半) 勝馬との着差
…である。
・2018年 ワンスインナムーン 1.07.7(32.7-35.0) + 0.7
・2017年 アクティブミノル 1.08.3(33.2-35.1) + 0.3
・2016年 ベルカント 1.07.3(33.8-33.5) + 0.1
・2015年 レオパルディナ 1.10.7(33.4-36.9) + 1.6
・2014年 ベルカント 1.09.0(34.2-34.8) + 0.4
前後フラットならば、逃げ馬の前半→後半のペースの落差は0.4以内に収まるが、やはり、ペースがキツくなると落差がの度合いが極端に大きくなる。
中京1200 ㍍はスタート100㍍後から緩やかな下りに入る。
したがってスタートでガツンと出ると、この下りで更に加速し、すぐにトップスピードに達しやすい。
しかし、これが甘いトラップとなる。
ゴール前350㍍地点周辺から約100㍍の間に設けられている急坂が待っている。
ここを、惰性で上がり切ろうとするのは甘い考えで、この事が先行馬不振の原因ではないか?…と考える。
むしろ、最初の2ハロンは無理せずフワっと出し、その後の2ハロンで下り坂を上手く利用して加速させ、残り400㍍過ぎ周辺でちょうどトップスピードに達するような乗り方が、エネルギー効率としてはベストなのかも知れない。
ここ5年の勝馬の4コーナーのコース取りを見ても、道悪で横に大きくバラけた2015年以外は、外寄りに進路を構えている事からも、おそらくこの推論が正しいのではないか?と見ている。
先行馬の取捨選択はペースをシビアに考慮した方が良いだろう。
差し馬中心の予想で良いが、距離短縮で先行→差しに脚質をを変えてきそうな馬も面白い。
◎キョウワゼノビア
連闘によりテンションを上げつつ、前走のゆったりとしたペース(前半35.8)が馬自身の体感にしっかり刻まれている事を評価。
真ん中よりも外目の枠を引けたのも良い。
マイルのリズムでフワっとスタート出せ、3-4コーナーで外目からスムーズに加速させる事が出来る環境。
「連闘+格上げ」のステップは、最高のデキだった前走の状態をキープ出来ているからこそ出来る事。
前走直線で勝馬に進路を塞がれるシーンあり、それが無ければもっと際どい競馬だったはず。
鞍上中井もその事を悔やんでいるようなので、リベンジついでに重賞初制覇といきたいところだろう。
相手は、やはりマイル周辺の距離を中心に使われた馬。
レッドアンシェル、ショウナンアンセムに注目。
ラベンダーヴァレイは相性の良いディープインパクト産駒の差し馬。
アレスバローズは近走が奮わず、ちょっと気力が萎えているかなぁ?といった感じ、見送ってみたい。
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