14期 予想歴11年
◎ミエノサクシード
2着/6人気
▲エントシャイデン7着/13人
×ミッキーグローリー
×ケイデンスコール
関屋記念はコース形状などからテンだけ緩い一貫ラップかつ走破時計が早い決着にややなりやすく、上がり4Fの高速性能上位馬の期待値がやや高いレース。
関屋記念の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。
ケイデンスコール、ミッキーグローリー、ソーグリッタリング、サラキア、オールフォーラヴ(前走時回顧)、ロシュフォール、ミエノサクシード、エントシャイデンまで追加(8/4 21:10)
結果から考える狙い方「関屋記念」
[期待値:F(甘め)?]=テンだけ緩い一貫ラップが平均的な展開。
展開がバラついても人気馬が概ね強く、妙味小さめ。
▲+:上がり4Fの高速性能上位馬
→ 先行力:F-~F-(甘め)? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:E-(甘め)? 持続力:E(甘め)?
(期待値は「持続力 ≧ 先行力 ≧ キレ」?
→ 芝1800m以上を早い上がりで好走したマイラー
≧ 京都芝1800m・外などを押し切った逃げ・先行馬
≧ 千四・マイル兼用の差し馬(望:例年より時計の早い馬場、ハイペースなど)
注目血統:平坦・短距離向き血統。 Danzig、Princely Giftなど
先行力:G+~G?以下かつ控える場合、期待値ダウン。
→ 中団より後ろから差すには、前後の不利が大きくなりやすい)
注:枠順の影響=やや前・内有利~内外フラット??
(偏りは小さい)
注:斤量差の影響=±普通?
(時計レベルに依存。
例年より時計の早い馬場では影響度アップ≒牝馬・3歳の期待値アップ)
注:風の影響=大きい?
(直線の割合が高いため。 西風≒向正面追い風、ハイペースの誘発要素)
コース形状(向正面の長い直線、上りながら進入する極端に小回りの3・4角、3角途中から直線にかけて下り→平坦、全10場最長の直線)などからテンだけ緩い一貫ラップかつ走破時計が早い決着にややなりやすく、上がり4Fの高速性能上位馬の期待値がやや高いレース。
平坦・短距離向き血統の期待値が高いこと...などに注意。
↓
【参考】古馬マイル重賞の特徴比較(18'中京記念 終了現在)
※ 馬場傾向の均質化で差が小さく=展開の影響が強くなった点を忘れずに(自戒)
東京G3 = 上がりでの急加速ラップ
ヴィクトリアM = やや緩急があり、走破時計は早い
安田記念 = 緩急が小さく、走破時計は早い
中山G3 = 中締まりで、上がりは遅め
京都金杯 = 中弛みが強い
マイラーズC = かなり後傾の超高速・中弛みラップ
マイルCS = 中弛み風味の中速ラップ
阪神牝馬S= テン>上がりが継続中
中京記念 = 緩急が小さく、上がりは遅い
関屋記念 = 後傾で緩急が小さめ、走破時計は古馬マイルG3でもっとも早い
ケイデンスコール(53.0kg)
短評:(関屋記念2019 予想)
やや持続力優位の末脚に優れるマイラー??
ここでの不安は、平坦・高速決着でのスピード不足。
父:ロードカナロアはマイル~短距離血統ですが、母:インダクティの全弟はフェイムゲーム(父:ハーツクライ×母父:Allez Milord(米) ×母母父:ディクタス)。母系のスタミナ色が強く、平坦・高速決着でのスピードに不安がある&未知数のプラスを期待しづらくなっています。新潟2歳ステークス2018が稍重で走破時計の遅い決着だったこと、NHKマイルカップ2019(=やや前傾の中弛みラップ)ではやや持続力優位の末脚を生かしやすかったこと...など、関屋記念向きの能力・適性は見せていないのでは。人気なら厳しい評価から考えて妙味を追いたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'NHKマイルC 55.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚・胴は少し短い?)、太さ普通~やや太い、角度普通(蹄はやや寝る)。標準飛節。 標準~重めの芝のマイル前後向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準~重めの芝のマイル◎??(1800m▲+??) 荒れ馬場▲+??道悪▲-?? 先行力:G?? 底力(=ハイペース耐性):F?? キレ:F-?? 持続力:F(甘め)?? 総合力:F??相当 おじ:フェイムゲーム(=母の全弟)、バランスオブゲーム
ミッキーグローリー
短評:(関屋記念2019 予想)
パワー・全体的なスピードに優れる千七巧者??
ここでの不安は、軽いスピード不足。
母系(母父:ホワイトマズル×母母父:トニービン)のイメージ通りスタミナ(+パワー)指向の全体的なスピードに良さを見せていますが、軽いスピードの裏付けは重賞レベルだと弱いままです。平坦の直線が全10場最長の新潟外回りではこの弱点が出やすいのでは。母系から未知数のプラスにも期待しづらく、人気なら厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差の大きさに注意。 最終更新:18'マイルCS 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通~やや短い?太い、やや立ち。直飛節。 重い芝のマイル前後向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、重めの芝の1700m前後◎??(血統から馬場適性を標準寄りに修正) 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:F?? 持続力:E-(甘め)?? 総合力でE(甘め)??相当 母:メリッサ(全弟:カツジ)
ソーグリッタリング
短評:(関屋記念2019 予想)
底力・キレに優れるマイラー??
ここでの不安は、持続力不足≒直線でソラを使う。
急坂マイル向きの総合力に優れ、末脚はややキレ(=トップスピードと急加速力)優位。全10場最長かつ平坦直線で差し切るには仕掛けるタイミングが非常に難しいと思われます。都大路ステークス2019がスローペースでの差し切りであればキレ×持続力の総合力の裏付けになりましたが、高速馬場×非常に早いペースでのもの。平坦向きのキレの裏付けとしてはやや弱く、持続力の裏付けとしては弱いです。人気なら厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(誤差の大きさ修正に注意。 最終更新:19'エプソムC 57.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(前脚少し短い)、やや太い、角度普通(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 重めの芝のマイル前後向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重めの芝のマイル◎?? 荒れ馬場○?道悪▲-?? 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)?? キレ:E-(甘め)?? 持続力:F?? 総合力でE-~E-(甘め)??相当 斤量少注(ややキレ優位) 母:ソーマジック
サラキア
短評:(関屋記念2019 予想)
末脚のバランスに優れるマイラー~中距離馬??
ここでの不安は、実力不足。
バランスの取れた能力から重賞でも善戦~好走を続けていますが、位置取りの利が大きくないと好走しておらず、新潟外回り(=全10場最長かつ平坦の直線のため、残り4F程度の高速性能・総合力が重要になりやすい)ではゴールまで末脚が保たないと思われます。母系のドイツ色の強さから未知数のプラスも期待しづらく、人気なら期待値が低くなっているのでは。厳しい評価から考えたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'エプソムC 54.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや細い、角度普通(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、軽めの芝の1800m前後◎?? 荒れ馬場・道悪△+?? ゲート:▲-↑?? 先行力:F-(甘め)?? 底力(=ハイペース耐性):F(甘め)?? キレ:F(甘め)?? 持続力:F?? 総合力:F??相当 斤量注(小柄↑) 平坦○?急坂▲+??(フットワークから)
オールフォーラヴ
短評:(米子ステークス2019 回顧)
番手から押し切る。馬場+展開と適性(馬場-能力)がやや一致? これまでより上がりの割合が低い展開はやや不向きだったと思われますが、時計の掛かる馬場でフォローした印象。前走とは走破時計が3秒以上も遅い決着での好走は、対応できる馬場の広さや能力の高さの証。ただ、キレ(=トップスピードと急加速力)を中心とした末脚の総合力はそれほど高くないので、スローペースや良馬場など末脚の重要度が高まる条件ではパフォーマンスの低下に注意したいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'米子S 54.0kg)
(誤差注)ツナギはやや長い(胴は長さ普通?)、太さ普通、角度普通~やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節気味。 標準的な芝の中距離向き、血統は1800m前後向き(??)で、標準的な芝のマイル◎↑??(中距離▲↓??) 荒れ馬場・道悪▲+?? 先行力:F-?? 底力(=ハイペース耐性):E-?? キレ:F(甘め)?? 持続力:F?? 総合力でE(甘め)~E-↑??相当 斤量注(小柄) 母:レディアルバローザ
ロシュフォール
短評:(関屋記念2019 予想)
やや持続力優位の末脚に偏った中距離馬??
ここでの大きな不安は、レース前半のスピード不足。
新潟大賞典2019(36.2-48.7-33.7 =1'58"6標準↑↑↑??)では極端な後傾の上がり特化勝負を通過順15-15から3着に好走したように、他のレースでもやや持続力優位の末脚に優れた能力を示しています。ただ、末脚に偏りすぎてテン~中盤・レース前半のスピードの裏付けが非常に弱く、七夕賞2019(=極端な前傾ラップで、テンの額面が早い)では1人気11着と苦戦。マイルへの距離短縮では同じように末脚が鈍りそうで、人気なら期待値が低くなっているのでは。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'七夕賞 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通、やや太い、角度普通?直飛節? 重めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、重めの芝の中距離◎??(マイル△??) 荒れ馬場○??道悪▲?? 先行力:G?? 底力(=ハイペース耐性):E-?? キレ:E-?? 持続力:E(甘め)??(キレ・持続力は入れ替えの可能性あり) 総合力でE(甘め)??相当 急坂▲+??(首の可動域やや狭い) 母:アンブロワーズ
◎ ミエノサクシード
短評:(関屋記念2019 予想)
キレに優れるマイラー~千八巧者?
ここで狙いたい理由は、近走の成長ぶり×平坦替わり。
前走の中京記念2019では過去最高馬体重の474kgで4着。急坂(=フットワークから苦手と推測される)×稍重馬場での善戦は、ステイゴールド産駒の晩成さとパワーを含めた総合力の成長を感じさせるものでした。それが今回は平坦替わり+予想上位人気馬に平坦巧者が少ない相手関係。さらに、芝1800mの準OPを早い上がりで優勝~好走していることは、新潟芝1600m・外向きのキレ(=トップスピードと急加速力)×持続力(≒距離延長への適性)の裏付けになります。充実期×好条件の関屋記念2019で過去最高の走りを見せても。
適性チェック:(最終更新:19'中京記念 54.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い(胴もやや短い、脚の長さ普通?)、細い、やや立ち。標準飛節? 軽めの芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、軽めの芝の1700m前後◎?(マイル・1800m○??) 荒れ馬場・道悪▲+??(血統によるプラス修正含む) 先行力:F-(甘め)~G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:E(甘め)? 持続力:F? 総合力:E(甘め)?相当 斤量特注(やや小柄+キレ優位) 平坦:○?急坂:▲??(前脚振り出すフットワーク)
▲ エントシャイデン
短評:(関屋記念2019 予想)
キレ・底力に優れるマイラー~千四巧者??
ここで注意したい理由は、平坦向きかつ芝1400m寄りの能力。
平坦一族(母:ルシュクル(全姉:ブランボヌール、半弟:ビアンフェ。おじ:ダコール))らしく、京都芝1600m・外では条件戦ながら高いパフォーマンスを示しています。また、3連勝の内容や阪急杯2019でのレース内容から芝1400m寄りの追走スピード・キレをマイルで生かす競馬が合いそうで、これは母父:サクラバクシンオーの短距離向きのスピードを感じます。関屋記念が例年以上の高速馬場・高速決着なら能力を発揮しやすいのでは。日曜の雨予報+土日の降水確率の高さは気になりますが、相手候補の1頭としてマークしたいです。
適性チェック:(未知数の大きさ&プラス修正に注意。 最終更新:19'中京記念 54.0kg)
(誤差注)ツナギはやや短い(後脚は長さ普通)、太さ普通、やや寝る(蹄もやや寝る)。直飛節気味? 標準的な芝のマイル前後向き、血統はマイル以下向き(?)で、標準的な芝のマイル前後◎??(芝1400m○??) 荒れ馬場▲??道悪△?? 先行力:G+?? 底力(=ハイペース耐性):E-(甘め)? キレ:E-? 持続力:F(甘め)?? 総合力でE-??相当 平坦:○??(レース内容や血統から) 母:ルシュクル(全姉:ブランボヌール、半弟:ビアンフェ。おじ:ダコール☆)
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