14期 予想歴36年
◎タイセイビジョン
2着/2人気
○ジュンライトボルト6着/10人
▲ペールエール16着/4人
△ラウダシオン8着/6人
×サリオス
×ビアンフェ
先週の阪神ジュベナイルフィリーズはレシステンシアが、前半4ハロン45.5のハイラップを刻みながら、最後の直線に出て更に後続を突き放すパフォーマンスを見せた。
過去にもメジャーエンブレムやソウルスターリングのように、ノーザンダンサー色の強い力量馬が先行して力で押し切った事例はある。
さて今週は朝日杯フューチュリティステークスだが、同じような事例がここ2年続いている。
昨年のアドマイヤマーズの母は、レイズアネイティブ系でも体力に富んだマキャベリアン系 × サドラーズウェルズ系の配合。
一昨年のダノンプレミアムの母は、ロベルト系 × デインヒル系とやはり中長距離質の体力有したタイプ。
さて今年はというと、実はスタートの出が素晴らしい馬が3頭、タイセイビジョン、ウイングレイテスト、メイショウチタン。
ダッシュの速いビアンフェ。
押してポジションを取りに行きながら、それでも最後までしぶといペールエールと、とにかく強力な先行馬が揃った。
ビアンフェは馬体の大きな馬で、スタートの出に関してはイマイチも出てからの加速が速い。
内枠に入り包まれたら最後なだけに、出ムチを入れてでもハナを奪い来るはずで、ペールエールも押して押して前目のポジションを狙いに来るだろうし、気の悪いメイショウチタンあたりは抑えが利かなくなる可能性も。
そんな環境からも、今回もスローの流れは考え難い。
そんな事からも、前向さがあり、全開で走ろうとする気力があり、且つ持続力のあるタイプを狙い撃ちしてみたい。
但し、先週2番手に付けていたロータスランドが最後の直線でパッタリと止まった事からも、スピードだけの先行では辛く、やはりスタミナ色の補完のあるタイプが良いだろうに。
注目はタイセイビジョン。
父ノーザンダンサー系、母父スペシャルウィークと気力と体力、持続力の豊富な配合。
今回は1ハロン延長となるが、ペースが流れ、馬群にも入れ安い環境で、掛かる気性もコントロールしやすい環境で競馬がしやすい。
逆に不安視するのは、圧倒的1番人気のサリオス。
ここ2戦は少頭数の競馬。
このデカい馬体なだけに、反応の悪さがあるはず。
前走もスタートが良く、先行したのではない。
前を行った2頭とは、スタートの出のタイミングだけで、明らかに約2馬身以上の遅れを取っている。
少頭数でそんな欠点を隠す事ができ、スムーズな競馬が出来たところが大きい。
今回は多頭数となり、反応の鋭い馬にあれよあれよと良いポジションを奪われ、勝負所でも仕掛けがワンテンポ遅れる可能性が考えられる。
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