09期 予想歴12年
◎トーセンクラウン
1着/13人気
○シャドウゲイト6着/2人
▲キングストレイル14着/14人
血統:
母父にノーザンテーストを持つ馬が5年連続連対中で、近5年で複勝圏に来た頭数に至っては15頭中7頭という好相性ぶり。
馬場:
土曜は不良馬場で日曜も午前中は雨となると馬場回復を望めそうにない。
馬場状態は悪くとも開幕週ということで内枠は有利。
展開:
近2走で4角を先頭で回った馬がモエレビクトリー、サニーサンデー、ドリームサンデー、マイネルシュピール、マイネルグラシュー、シャドウゲイトと6頭もおり展開的にはハイペース濃厚。
有力勢も先行馬が多く、前に行く馬にとっては展開はキツそう。
本命はトーセンクラウン
前々走は同馬にとってはやや短いマイル戦で後のレッドスパーダの0.3秒差3着と好走し中山巧者振りを再認識。
前走は苦手の東京コースでも0.5秒差大きく負けなかった。
父オペラハウス、母父ダンシングブレーヴともにノーザンダンサー系のバリバリの欧州血統馬で、血統的に重馬場は望むところ。
重成績は0-1-0-0だが、これにやや重の成績を加えると1-1-0-2となる。
やや重での着外2回は本格化前の3歳時のもので、逆にやや重での勝ち鞍は今回と同条件の中山芝1800で行われた準オープン戦となれば重馬場はプラスと考えて良い。
スタートしてすぐコーナーの中山芝1800で脚のタメられる内枠に入った点は好材料。
脚質的に展開にも恵まれそうで、直線の入り口でタレた先行馬を上手く捌ければアッといわせる場面を作ってくれるはずだ。
対抗はシャドウゲイト
前走は58kgを背負いながら直線あわやの好内容でタイム差無しの2着。
有馬記念の内容を含めても復調といって良さそう。
重馬場の中山金杯圧勝、やや重でのシンガポール航空国際勝利の実績からも同馬にとって重馬場はプラスといえる条件。
中山記念は3年前に1番人気で4着に敗れたが、番手からの競馬で0.3差と過剰な人気を考えれば悪くない内容だった。
例年に比べてメンバーの格が数枚落ちる今年の中山記念であれば同馬の実績に期待したい。
先行激化で展開面は苦しいが、昨年の金鯱賞3着の内容からも番手からの競馬が板についてきた印象があり、好位からでも好戦可能。
3番手はキングストレイル
半年の休養明けだが、昨年の中山記念では強豪馬相手に0.1差の4着と健闘しているように、中山コースは本当に得意。
長期休養明けでセントライト記念と京成杯AHの2つの重賞を勝っており、いきなりから動ける馬。
血統的に好相性の母父ノーザンテーストの該当するのはメンバー中同馬のみ。
先行馬だけに内枠が欲しかったが、好位からの競馬でも実績があり、シャドウゲイトを目標にする形で進めればチャンスはある。
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