10期 予想歴17年
◎コントレイル
1着/1人気
○サリオス2着/2人
▲アルジャンナ18着/12人
△レクセランス15着/18人
■馬場分析
先週に引き続き、超高速馬場が予想される。仮に先週と同じ馬場とすると、ダービーが3勝クラスレベルのレースになったとしても2.22.8の決着が予想される。昨年のダービーレコードを上回る可能性も十分にある。
脚質傾向は先行がやや有利も、差しが全く届かないわけでもない。重要なのは距離やスタミナのロスを最小限にして、勝負どころで最大限のスピードを発揮できるかどうか。
■データ分析
・ジンクス1 1800m以上の重賞実績
過去10年の3着以内馬には全て、1800m以上の重賞連対実績があった。
また、過去10年の連対馬はロジャーバローズを除き、1800m以上の重賞勝利実績があった。
・ジンクス2 乗り替わり
過去10年、騎手が乗り替わった馬は勝っていない。
・内枠有利
1枠が好走シェア約30%。1、2枠で約45%。
6番人気以下で好走した馬の5/8が1、2枠。7/8が1~4枠。例外は先行したトーセンホマレボシ。
ジンクス1の「1800m以上の重賞勝利実績」はダービーを予想する上で最も重要視していたデータ。去年、ロジャーバローズにデータブレイクされ、時代の変化を痛感した。それでも、過去の好走馬の多くが当てはまり「クラシックの頂点であるダービーでは、そこに至るまでの過程が重要である」という視点は間違っていないと思う。
ジンクス2はオカルトと思われるかもしれないが、こちらも「ダービーに至るまでの過程が重要」と考えれば考慮すべきだと考える。
内枠有利のデータは、特に穴馬を狙う際には重視したい。レース運びによっては、能力の差を埋める、あるいは逆転する可能性が出てくるのが、近年のダービーの馬場状態だということを示している。
■スピード指数(トップから5ポイント以内)
コントレイル 83(皐月賞)
サリオス 83(皐月賞)
レクセランス 78(すみれS)
ヴァルコス 78(青葉賞)
アルジャンナ 78(きさらぎ賞)
ガロアクリーク 78(皐月賞)
■まとめ
1800m以上の重賞連対→○、勝利◎
乗り替わり→替
スピード指数上位→☆
サトノインプレッサ◎替
アルジャンナ○替☆
ワーケア○
レクセランス 替☆
コントレイル◎ ☆
ヴェルトライゼンデ○
ブラックホール◎
ビターエンダー○
ダーリントンホール◎
コルテジア◎
ガロアクリーク◎替☆
サリオス○ ☆
ディープボンド◎
マイラプソディ◎替
サトノフラッグ◎替
マンオブスピリット○
ヴァルコス○ ☆
ウインカーネリアン
■結論
◎コントレイル
○サリオス
▲アルジャンナ
△レクセランス
△コルテジア
本命はコントレイル。
データ、指数ともに死角なし。
ただし、皐月賞の指数は去年と比べて低く「三冠馬候補」とまでは評価していません。ここでさらにパフォーマンスを上げてくれると「スター誕生」となるのですが、果たして……
対抗はサリオス。
指数は抜けていますが、気になるのは「1800m以上の重賞未勝利」という点。去年までなら問答無用で消していました。
一方で、皐月賞で健闘したハーツクライ産駒はダービーで好走しているデータもあり、悩ましい存在です。
皐月賞はタイム差無しなのに、オッズにここまで開きがあるなら、単勝を買っておきたいです。
単穴はアルジャンナ。
指数ランキングでは、3位タイ78に穴馬がズラリ。その中で1枠に入ったアルジャンナを抜擢します。
毎日杯前までは個人的にダービー候補だと思っていまして、その期待をあっさり裏切られました。しかし、きさらぎ賞で見せた末脚はなかなかのもので、毎日杯では前傾ラップをまくって脚を無くし、持ち味が活きなかったと見ています。超高速馬場を味方につけてほしいところ。
押さえにレクセランス。
すみれSの指数が高いです。上位馬が軒並み凡走しているので、下方修正すべきなのかもしれませんが……それでも、ブルーミングスカイをものさしにすれば、あながち間違っているとも言えないです。
殿人気に近い評価なら、押さえておこうと思います。
もう1頭、押さえにコルテジア。
皐月賞では後方から、馬場の悪い内をジリジリと伸びていました。本来は先行して粘るタイプなので、巻き返しがあっても。前残りに期待します。
コントレイル、サリオスの馬連はオッズ的に買えません。
サリオスは単勝で買って、コントレイル軸にワイドをアルジャンナ、レクセランス、コルテジアに流します。
tipmonaとは?