日本ダービー2020予想
コントレイルは全力をいつ出したか

Apollo
09期 予想歴17年

◎コントレイル
  1着/1人気

○サリオス2着/2人
▲アルジャンナ18着/12人


今年も例年通り、スピード・末脚型に有利な馬場。

土曜の東京では芝レースが5鞍組まれ、ディープインパクトの血を持つ馬が6頭馬券に。

1800以上の2鞍に限ると、馬券になった6頭のうち4頭がディープインパクト持ち。

ダービーでは近5年、産駒が人気を問わず活躍し続けていますが、今年も「ディープインパクト馬場」といって良さそうです。


ディープインパクト×Unbridled’s Song× Tiznowのコントレイルは、明らかに高速東京のダービー向き。であるにも関わらず、力のいる馬場で上がりの掛かるタフなレースになったホープフルS・皐月賞を楽勝ですから、付け入る隙がありません。

サリオスも数年に1頭のレベルの、ダイワメジャー級の名マイラーだと評価していたのですが、稍重の中山で1ハロンと少ししか相手は追っていないのに完敗ですから、衝撃を受けました。


この2頭は抜けているので、あとの3着を1点で当てて下さい。というのが、今年のダービーのテーマと見ます。


私の3着候補筆頭は12番人気アルジャンナ。


今回とかなり近い高速東京の1800で行われた共同通信杯で、コントレイルに付けられた0.8差は確かに完敗。

でも、このときのコントレイルの鞍上はライアン・ムーアで、2ハロン目一杯追われています。


ムーア騎乗で2ハロン目一杯に追われたコントレイルと0.8差だったアルジャンナ。

福永騎乗で1ハロンと少ししか追われていないコントレイルに0.7差を付けられた、皐月賞3着以下の馬たち。

私は前者を評価します。


アルジャンナはディープインパクト×Tiz Wonderful。

母父は日本では希少になってしまったIn Reality系ですが、18年破られていない新潟1000のレコードホルダーであるカルストンライトオが、このIn Reality系。

コントレイルの母母父もIn Reality系。


3歳で安田記念を制した天才リアルインパクトも、In Realityの影響を強く受けるトキオリアリティー牝系。

NHKマイルCを制したラウダシオンはリアルインパクト産駒。

高速馬場の東京では、In Realityはとても有効な血です。


稍重の阪神1800で、母が欧州の名牝サプレザであるサトノインプレッサに敗れたのは、適性の差で仕方ない。

高速馬場の高速決着なら、コントレイルとサリオスの2頭に一番迫れるのは、アルジャンナであるはずです。


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