報知杯弥生賞2010予想
過去10年のデータを基にした仮予想

バニーボーイ
08期 予想歴11年

◎ヴィクトワールピサ
  1着/1人気

○トーセンアレス7着/5人
▲アドマイヤテンクウ11着/3人
×エイシンアポロン


先週から過去10年のデータを基にした予想を始めましたが、記念すべき第1回の中山記念は大惨敗でした(笑)。だって、全然データと関係ない結果だったんだもん。なんで、こんな記念すべきときにこんか結果に、と自分の引きの悪さを改めて感じましたが、今週もやります。こうなりゃヤケだ。当たるまでやったるぜ。


では、過去10年のデータから

2000年
1着⑦フサイチゼノン 藤田 1番人気 3.3倍 先行
2着⑯エアシャカール 武豊 4番人気 7.3倍
3着⑮ラガーレグルス 佐藤哲 2番人気 3.5倍

2001年
1着①アグネスタキオン 河内 1番人気 1.2倍 先行
2着③ボーンキング 武豊 2番人気 4.9倍
3着④ミスキャスト 横山典 4番人気 14.3倍

2002年
1着④バランスオブゲーム 田中勝 4番人気 13.4倍 逃げ
2着⑪ローマンエンパイア 武幸 2番人気 2.8倍
3着⑧タイガーカフェ デムーロ 7番人気 18.0倍

2003年
1着⑥エイシンチャンプ 福永 2番人気 4.4倍 先行
2着④スズノマーチ 横山典 4番人気 13.1倍
3着⑨コスモインペリアル 柴田善 7番人気 34.4倍

2004年
1着⑤コスモバルク 五十嵐 2番人気 3.9倍 逃げ
2着⑨メイショウボーラー 福永 3番人気 4.9倍
3着⑩メテオバースト 安藤勝 6番人気 29.2倍

2005年
1着⑩ディープインパクト 武豊 1番人気 1.2倍 差し
2着①アドマイヤジャパン 横山典 3番人気 12.3倍
3着⑦マイネルレコルト 後藤 2番人気 5.3倍

2006年
1着②アドマイヤムーン 武豊 1番人気 1.6倍 差し
2着③グロリアスウィーク 柴田善 6番人気 53.7倍
3着⑦ディープエアー 内田博 5番人気 50.4倍

2007年
1着④アドマイヤオーラ 武豊 1番人気 1.7倍 先行
2着⑧ココナッツパンチ 吉田豊 6番人気 17.1倍
3着⑦ドリームジャーニー 蛯名 2番人気 4.4倍

2008年
1着③マイネルチャールズ 松岡 2番人気 4.7倍 先行
2着⑬ブラックシェル 武豊 1番人気 3.8倍
3着②タケミカヅチ 木幡 7番人気

2009年
1着⑩ロジユニヴァース 横山典 1番人気 1.3倍 逃げ
2着②ミッキーペトラ 田中勝 5番人気 47.6倍
3着⑦モエレエキスパート 松岡 7番人気 65.3倍


以上のデータを踏まえると、
逃げ先行8勝という圧倒的な前有利。誰が逃げるのか、同型がいるのか、気にしないといけないが、異常なペースにならない限り前有利と言える。
差しの2勝はディープインパクト、アドマイヤムーンといった後に年度代表馬にまで選ばれたまさに超GⅠ級の差し足を持った馬でないとキツく、その面でも前有利というデータを示す。

1番人気は10年で6勝。馬券圏内7回と、まずまずの信頼度。
もう一つ気になるデータを挙げると、
2番人気が10年で3勝。馬券圏内8回と、1番人気に負けじ劣らずの相性の良さ。馬券を外した2つは、2006年のサクラメガワンダーと2009年のセイウンワンダー。奇しくもグラスワンダー産駒の2頭だが、サクラメガワンダーは差しで展開的に難しいのがあったのと4着とはいえ3着とハナ差だったことと、セイウンワンダーは馬体重を落としきれずの+12キロと目に見えた調整失敗があったもの。馬体重と脚質をチェックすれば1番人気に劣らない信頼度がありそう。

騎手。
武豊が3勝で馬券圏内6回と良い馬に乗せてもらってきた実績は伊達ではない。他は、まちまち。
今回もヴィクトワールピサというガチガチの1番人気に跨る。

枠。
大外枠からも連対したケースはあるものの、勝ち馬を見ると一目瞭然に内側有利。内の逃げ先行の有力馬は拾っておいて損はなさそう。


今回の出走予定馬

アドマイヤテンクウ 安藤勝
アースステップ 藤田
ヴィクトワールピサ 武豊
エイシンアポロン 池添
コスモヘレノス 石橋修
スマートジェネシス 松岡
ダイワバーバリアン 蛯名
ダイワファルコン 北村宏
トーセンアレス 横山典
ビッグバン 後藤
ベストブルーム 高田潤
マコトヴォイジャー 柴田善
ミッションモード 内田博

まず、断然の1番人気ヴィクトワールピサ。データ上消すのはとんでもなく現時点でダントツの軸候補。ただ、雨等で上がりの掛かる馬場でのレース経験がなく、自在性はあるものの、外枠に行かされたり、先行争いが激化などあるとすると決して万全ではない。

そして、前記に挙げた2番人気は、アドマイヤテンクウ、エイシンアポロン、ダイワバーバリアンの3頭が混戦しそう。
アドマイヤテンクウは基本差し傾向だが、京成杯ではスタートが決まり逃げを打った。ゴール前直前で勝ち馬に捉えられたが、逃げて上がり3位のタイムなら上出来。エイシンアポロンは自在性在りの先行型。問題は距離の延長。血統的にあまり強気に出れないが、内枠を引けばレースセンスは高いので対応できる可能性はある。怖いのは外枠を引いてロスの多い展開になること。ダイワバーバリアンは、この3頭の中では典型的な先行型。前走、展開が厳しく同情の余地は多少あり、血統面もマンカフェ産駒で距離延長は問題なく母父もキングマンボで買うならここが手堅いか。

穴目を狙うならコスモヘレノス。
逃げ型なので諸刃の剣だが、逃げ先行の相性の良さと、今年遂に重賞を初制覇し、今まで苦しんだ重賞戦線でこれまでに早くも2勝。時期的に勢いがあり、ここでも思い切った騎乗が期待できる。内に入れば面白い存在。

と、一応これを仮予想とします。

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これより最終予想に入ります。

思ったよりも雨が続き、馬場は最悪の状況でレースを迎えそう。
ということで、基本固い弥生賞ですが、伏兵の台頭もあるのでは?と気を付けつつ、最終予想を。

◎1ヴィクトワールピサ
結局ここは譲れず。相手となりそうなアドマイヤテンクウは大外へ行き、アポロンは連を外した2戦がいずれも1800M。距離の不安と天気の悪さがあいまって結局、ここの本命は揺るがず。ネオユニ産駒も特別道悪に弱い傾向もないので、無様競馬はしないだろう。

○6トーセンアレス
道悪ならダートで使われてきたこの馬が急に気になる。
好位から付けるレースを得意にしてるしヒヤシンスSは距離不足感のある負け方で2000Mも問題ない。伏兵はここ。

▲13アドマイヤテンクウ
ゲート五分なら大外枠というのをひっくるめても勝負になりそうなのはここくらいかも。使ってきた強みあるので、崩れることはなさそう。

△4ミッションモード
道悪というのだけを重視すれば、血統的にここ。中山2000Mでも勝ちもあり、人気薄ならしっかり狙いたい。


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