大阪杯2021予想
スピードより中長距離的体力

夏影
14期 予想歴38年

◎コントレイル
  3着/1人気

○サリオス5着/3人
△アーデントリー7着/12人
×グランアレグリア


3冠馬コントレイル VS 快速馬グランアレグリアで話題のレース。

注目は3冠馬コントレイル。
中長距離的能力では、やはり現役最強。
直線の短い阪神内回りでは、直線で加速してもスピードが乗り切る前に競馬が終わる。
いかに、道中で体力を消耗しつつ良いポジションを確保してくか?…が問われる。
ここは素直に、皐月賞の1〜2直線馬を評価したい。
力量の高さはは今さら言うまでもないし、中距離でのスピードや決め手も現役最強レベル。
ただし、同路線でキャリアを積み過ぎるとモチベーションが下がるのがこの血統の欠点。
いかに馬に精神的なフレッシュさを持たせるかが課題となる。

サリオスの前走は運が悪かった。
大外枠に入り、且つ距離短縮も仇となり、良いポジションを確保出来ずに競馬が終わった。
基本的に距離短縮ではなく、距離延長向き。
マイラー扱いされているが、力勝負向きで中距離の方が向くし、どちらかと言えば力勝負に持ち込みたいクチなので非根幹距離質のレース向き。
スピードや決め手が問われる府中よりは、体力勝負に持ち込める小回りの方が良い。
一時期ではあるが、クラッシック路線から外れたのは、精神的なフレッシュさを与えプラスと考える。

グランアレグリアについて。
直線の長い外回りコースなら、じっくりトップスピードに乗せられるが、コーナからの加速となると外を回す事になり、尚且中長距離馬相手に力勝負に持ち込まれる。
少頭数なら良いが、回避馬が出ないようだと厳しい。
この距離で狙うなら、有力馬を前に行かせた後から仕掛けられる府中の方が良い。
ここでコケて、懲りずに天皇賞(秋)に出走して来るようなら狙ってみたい。

3着狙いで狙ってみたいのは、アーデントリー。
かなりしぶとそうな馬が内枠に入り、有力馬3頭以外の馬との争いなら十分上位にに来れる。


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