NZトロフィー2021予想

夏影
14期 予想歴38年

◎ヴィジュネル
  4着/8人気

○ゲンパチミーティア14着/13人
▲タイムトゥヘヴン2着/3人


中山の芝は、タフな馬場となっている。
先週日曜のメインは、3勝クラスの2000㍍で勝ち時計が2.00.7。
2勝クラスのマイルで、1.35.9と、良馬場でありながらかなり時計か掛かっていた。
先週と同じBコース開催で、芝の長さも同じなら、先週より速くなるとは考えにくい。

狙って面白そうなのが、ヴィジュネルだ。
前走は時計の速い競馬で、大外枠からの発走。
後方から押し上げるだけの結果となった。
そもそもパワータイプに出やすいのが、父マクフィーの特徴。
ヴィジュネル自身、初勝利の時計が1.37.3、2勝目が1.35.0。
スピード競馬の大外枠で、凡走するのは必然。
「高速1400㍍→タフな1600㍍」距離延長に伴い、前目に位置取りを上げた競馬で面白そうだ。

相手はゲンパチミーテァ。
ダート1000㍍でハナを奪えるだけのパワーのある馬。
前走も重馬場を快勝。
母父の影響強そうで、パワーが要る芝競馬は合う。

クラッシック路線からの路線変更のタイムトゥヘブンは、2000㍍からの距離短縮。
母父からペース激化そのものは合うが、スローの競馬のみの経験しかなく、マイルの流れに戸惑う可能性はある。
体力補完のあるステップで、時計の掛かる決着は望むところだ。


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