14期 予想歴38年
◎スウィープザボード
2着/10人気
○ロードシュトローム12着/8人
▲オセアダイナスティ6着/3人
×ルコルセール
下記は、2017〜19年のレパードS連対馬のダート重賞での成績。
※2020年は重馬場開催、ハヤヤッコとローズプリンスダムはレパードS以外の重賞連対が無いので、それらの連対馬は割愛させてもらった。
デルマルーヴル
中央重賞(0.1.0.3)勝率.000 連対率.250
公営重賞(2.5.1.6)勝率.143 連対率.500
グリム
中央重賞(1.1.0.3)勝率.200 連対率.400
公営重賞(4.1.1.1)勝率.571 連対率.714
ヒラボクラターシュ
中央重賞(0.1.0.5)勝率.000 連対率.167
公営重賞(1.1.0.1)勝率.333 連対率.667
サルサディオーネ
中央重賞(0.1.0.2)勝率.000 連対率.333
公営重賞(3.3.3.9)勝率.167 連対率.333
この4頭に共通して言える事は、公営での成績が中央での成績を上回っている事。
ちなみにハヤヤッコは公営ダートを使われる事が無かったが、その後リステッドレースを2勝。
その2勝はいずれも府中2100㍍だった。
何が言いたいのかと言えば、このレースで活躍する馬は「スピードが足りない」タイプだという事だ。
スピードのあるタイプは、おそらくユニコーンSやJDDで勝ち負けになるので、ここを使う必要が無いという事。
ローズプリンスダムはJDD凡走後にこのレースを勝利。
グリムはユニコーンS凡走、このレースを勝利した。
逆に、後の南部杯を驚異的な時計で快勝する事になるアルクトスは、このレースで5着と敗れている。
いかに、このレースとスピードは無縁かを思い知らされる。
新潟コースは横長の形状で、且つスパイラルコーナーを採用している。
ここ近年はコース形状の効果がしっかり出ており、4コーナーでは馬群が詰まり、直線では馬群が横にバラける展開になりやすい。
コーナーでしっかり速度が落ちるので、追走に苦しんだ馬達もこのタイミングで挽回出来るという事だろう。
スピード不足の馬を狙うなら、「距離延長」、「重馬場→良馬場」、「格下げ」など、スピード不足を補うステップに注目してみるのも面白い。
◎スウィープザボード
前走の内容、父と母母父、そして掻き込みの鋭い走法からかなりの大物感を感じる馬。
スピードというよりは、パワー色に秀ていそうな馬で、今後公営ダート路線で追ってみたい1頭。
前走は楽な手応えで外から捲り後続を千切る内容。
4角で見せた推進力は、目を見張るほどの素晴らしいものだった。
前々走と比較において、前走は稍重馬場でありながら0.9秒遅い決着で、スピードが問われないレースでパフォーマンスを上げた印象も強い。
前走圧勝でストレス疲労皆無。
前々走先行、前走捲りと前向きさも出ている事も評価したい。
ダート馬にしては小さな馬だが、同じスウェプトオーヴァーボード産駒のオメガパフュームも同じような馬格の馬。
オメガ同様、公営スペシャリストとしての活躍に期待してみたい。
○ロードシュトローム
ここ2戦先行し、前向きさを出している事を評価。
今回は「交流G1→G3」格下げのメンバー弱化ステップ。
「1800→2000→1800㍍」バウンド距離短縮。
大半の出走馬が斤量増と体力負荷が増えるのに対し、この馬は斤量据え置き。
他馬に比べ、「苦→楽」要素が多いのも強み。
▲オセアダイナスティ
オルフェーヴル産駒のダート成績は125勝で、2歳限定戦で8勝、3歳限定戦で50勝、3歳以上で40勝、4歳以上で27勝と若駒限定戦で妙に強い傾向にある。
つまりが、比較的テンの入りが緩い若駒限定戦に向くという事。
代表産駒はマルシュロレーヌで、公営ダート重賞を3勝したが、平安Sでオーヴェルニュに1.2秒千切られ、やはりJRA重賞ではスピード不足だった事を露呈した。
同馬は母母の影響が非常に強く、ダート向きに出た。
母もメジロライアン産駒でありながらダート1700㍍以上のレースで5勝を挙げたダート巧者だった。
母方にスピード色の強い血統背景があるならば、ジャスティンのようなスピードのあるダート馬にもなり得るが、母父メジロライアンから考えても、JRAの古馬ダート重賞ではスピード不足感強く、今後は2000㍍以上のリステッドか、公営での活躍となりそうな気配。
「芝→ダート」、「重馬場ダート→良馬場ダート」といった、スピード不足をカバーするステップで食い付きを見せている事からも、「スピード不足気味」というのは間違いのないところだろう。
つまりが、このレース向きという事で。
✕ルコルセール
前走は8kg減。
今回は中2週で、函館からの移動があり。
馬体減要因が重なり、パワー体力問われるレースでどうか?と考える。
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