08期 予想歴20年
◎アリゼオ
5着/3人気
○シャイン16着/17人
▲エイシンアポロン11着/4人
自分の感覚からすると、エイシンアポロンはもっとオッズがつくと思っていましたので不満。。きっと調教が良かったせいでしょう。このオッズではあまり勝負する気には・・
アリゼオ
思ったほどは人気になりませんでしたので。。
前走は、レース間隔を詰めて使うため、ガス抜きをするためという理由での出走で、勝つ気はなさそうだったものの、それでいて勝ってしまったのですから、思ったよりも強い馬なのではないでしょうか。そして、いわゆる上積みもあるのではないでしょうか。
個人的に、最近は中山2000というコース形態に対する考え方が変わってきていて、前は1800も2000も同じような4つコーナー内回りだろうということで器用そうな馬を狙っていたのですが、最近は、こういう感じの大飛びでもったりと走る馬。切れないけれど、脚を持続できる馬が適していると思うようになりました。
そういう意味で、共同通信杯の敗戦も気になりません。ああいった上がりだけの競馬では、切れる脚がない分負けてしまって当然だと思うのでむしろ頑張っていたと思います。
今回は、馬場的にも切れる脚はあまり求められなそうですし、前に行けば、すんなりと力を出し切れそうなメンバー構成でもあります。
中山は2戦2勝ですし、それらと同じように、前に行って、上がり35秒台でまとめる競馬に持ち込めれば・・
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桜花賞と同じで、馬柱を見てしまうと、
純粋の馬の能力の評価だけではなくて、
このレース特有の展開や色々な事情を考えてしまいます。
やはり溜めれば末脚が切れるというタイプの馬が多く揃ってしまった感が。
個人的にはローズキングダムなんかはもっとセンスで勝負する馬、
器用さがあるので、ずるい競馬をしてしまえば良いのにと感じる走り方だと思うのですが、
トライアルなど見ていると、やっぱり今流行りの後ろからの競馬でした。
サンディエゴシチーなども、頭の高い走りで、そんなに末が切れるとは思えないのだけれど、
後方待機。
アリゼオも本来は逃げ馬ではないから、本番でどうするのかはわからない。
横山騎手は昨年も弥生賞でロジユニヴァースを逃げて勝たせてしまって、
本番では普通の競馬になりました。
アリゼオに関しては特に、あの戦法は本番にとっておけばよかったんじゃないかな、、と思ってしまいます。
いずれにしても逃げ馬不在。
中山2000でこういったメンバーならやはりできるだけ前の馬を買いたくなります。
エイシンアポロン
能力はまあまあだとしても、
競走馬としてのセンスが抜群の馬だと思います。
ここ4戦は色んなペース、戦法、距離で走って、
いずれも高いパフォーマンス。
何でもできる、騎手の意のままに動かせる、すごい馬だと感じます。
京王杯のときに、マヤノトップガンのような鮮やかな脚質転換なんて言って、
言い過ぎたかと思いましたが、
今振り返れば褒めすぎではなかったような気がします。
弥生賞は完全にヴィクトワールピサの引き立て役にしかなれませんでしたが。
そのときも自分の力を存分に出し切れたことが素晴らしいと思いました。
皐月賞・中山2000向きの馬ではないでしょうか。
個人的な考え方としては、
よく前走からの「上積み」や「潜在能力」といったような、要は期待感の方に賭ける馬券の買い方が多い気がしますが、
私は逆で。
上積みといったような不確実な概念よりも、
自分の力だけは確実に出し切れる馬の気性、安定感といったものの方が大事だとおもっています。
仮に上積みというものがあったとしても、それをレースで出し切れなければ意味がないわけですからね・・
この馬はに、これからいきなりすごく強い馬になるといったような期待感も爆発力も上積みもありません。
ですが、安定感と信頼感があります。
エイシンの自在性、能力を出し切るレースセンスに期待します。
なので自分としては、他の馬と同じように末に賭ける競馬だけはしてほしくありません。
弥生賞と同じように、自在に立ち回ってほしい。
あのときも、もしもうちょっとヴィクトワールの前が詰まってくれていたら、
内を諦めて外に出していたら、この馬の勝ちだったはずです。
レースでは何があるかわからないからこそ、
どんなときでも自分の力を出し切れるということ自体が素晴らしいことだと思います。
(ちょうど巨人の木村拓也選手のような、ユーティリティープレイヤー。
ウオッカやマツリダゴッホといった、特定の条件でのみ走る馬が活躍する中、
若くしてここまで色々なことができる馬というのはなかなか得難いキャラクターのように思います。)
シャイン
力が足りないのはだれもがわかっていると思うので、
前に行って自分の力だけは出すことをしてくれるのではないでしょうか。
それでどこまで粘れるか。
母親がパリスセイリュウなので当初は短いところを使っていたようですが、
長めのところを使うようになってからプチブレイク。
マイル以上の距離では安定感のある走りをしています。
前走は、57キロ、出遅れがあってのものですから、仕方ないと思います。
実はこのメンバーの中で唯一57キロの経験がある馬。
この経験を活かして欲しいです。
ゲシュタルト
中山での走りを見ていて、
これはかなり中山巧者になっていくのではないかなあと感じました。
小さな走りで、パワーに寄ったタイプではないでしょうか。
大した末脚が使えるとは思いません。
陣営もそれをそろそろわかってきているのではないか、
それであれば、前で粘る競馬をしてくれると思います。
最後に、総合的な能力という意味では、
やはりヴィクトワールピサが少し抜けているかなというのが本音です。
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