14期 予想歴38年
◎スワーヴアラミス
8着/15人気
○チュウワウィザード2着/3人
▲テーオーケインズ1着/1人
△カフェファラオ11着/4人
×クリンチャー
×ソダシ
ここ3年、勝馬の傾向がちょっと変わって来ている。
これまで、ヴァイスリージェント系の差し馬が有利に働いた傾向にあったが、ここ最近は中長距離血統の先行型の活躍が目立つようになっている。
下記は、年度、勝馬、2角3角4角の位置取り、勝ち時計である。
2020年 チュウワウィザード 7→5→4 1.49.3
2019年 クリソベリル 3→4→4 1.48.5
2018年 ルヴァンスレーヴ 2→3→3 1.50.1
2017年 ゴールドドリーム 10→11→11 1.50.1
2016年 サウンドトゥルー 14→14→13 1.50.1
2015年 サンビスタ 6→8→6 1.50.4
特に注視すべき点は、チュウワウィザード、ゴールドドリームの位置取り。
チュウワウィザード
2019年 6→8→7 4着
2020年 7→5→4 1着
ゴールドドリーム
2017年 10→11→11 1着
2019年 4→5→4 2着
2020年 10→ 8→7 2着
ヨーロッパ中距離血統キングカメハメハを父に持つチュウワウィザードは、位置取りを上げてパフォーマンスを上げた事に対し、ヴァイスリージェント色の強いゴールドドリームは位置取りを上げてパフォーマンスを落とした。
特にここ2年は、1.50.0を切る速い時計が出ており、馬場の軽さゆえに前目の位置取りが求められ、適した位置取りや血統が別方向にシフトしているものと考える。
馬券の軸にしたいのは、ヨーロッパ型中長距離血統を持つ先行馬。
今回差しに回って来そうな、アメリカ血統馬を紐に加えておきたい。
◎スワーヴアラミス
父ハーツクライ ✕ 母父スライゴベイ(サドラーズウェルズ系)
今シーズンの充実度と、前走の凡走により疲労が抜けた事を評価。
前走の凡走は、ここ一連の疲労の影響によるものだろう。
自分の位置取りでの競馬が出来ずに終わった。
今回は生涯初のG1挑戦。
疲労回復とモチベーションアップが噛み合うタイミング。
今回馬体が増やしての出走となりそうなのも良いだろう。
「差し→先行」位置取りショックなら。
○チュウワウィザード
父キングカメハメハ ✕ 母父デュランダル
昨年の勝馬。
前走軽い凡走により、疲労を残さなかった事を評価。
昨年同様の競馬なら。
▲テーオーケインズ
父シニスターミニスター ✕ 母父マンハッタンカフェ
前走軽い凡走により、疲労を残さなかった事を評価。
父はアメリカ型も父は中長距離型で、軽いダート中距離レースを力ではなくスピードで押し切る形が理想。
物理バランス的には微妙にズレてる感じも、「2100→1800㍍」距離短縮による体力補完は魅力。
☆カフェファラオ
父アメリカンファラオ ✕ 母父モアザンレディ
かしわ記念は深いダート、函館記念は芝小回りの最内枠で揉まれる競馬が祟っただけの話。
今回は軽い中央ダートへのコース変り、揉まれない大外枠と条件が揃った。
休み明け充填後もスッキリした状態も合う。
気の良いタイプで、条件揃えば劇的に変われるタイプ。
△インティ
父ケイムホーム ✕ 母父ノーザンアフリート
ここ最近、逃げられなくなった事を評価。
ここ2年逃げ先行で連続3着なら、差しに回ってパフォーマンスアップは十分にあると考える。
✕クリンチャー
父ディープスカイ ✕ 母父ブライアンズタイム
血統背景から、公営ダートの中長距離レース向き。
昨年の内容と前走の内容からも、スピードが問われて脆さが出ている感。
かと言って、公営G1でもあと一歩足りていない状況。
スピード不足、力量不足では…
✕ソダシ
父クロフネ ✕ 母父キングカメハメハ
初ダートの最内枠が祟りそう。
血統背景から、体力温存策から末のスピードを生かす戦法に出たいところだが、この枠だと砂を被りまくる事になる。
先行策に出ようものなら、体力的に厳しいような気も。
ダートで狙うなら次走の方が面白い。
母ブチコがダートでそれなりに活躍出来たのは、母母父トップサイダーの影響によるものだろう。
トップサイダーは、デュラブとアサティスの父。
デュラブはシンコウウインディ、アサティスはウイングアローを輩出している。
ダート自体はこの馬に非常に向くと考えているが。
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