九スポ杯2008予想
決め手は少頭数

KUROSHIMA
08期 予想歴13年

◎カネトシリベルテ
  1着/2人気


 カネトシリベルテは昨年の京都芝1800で500万下と1000万下を連勝。内容について共通しているのは、逃げるにせよ好位に控えるにせよ、揉まれず上手に先行が出来たということ。このパターンに持ち込めばペース不問で実績以上に渋太い粘り強さを発揮するタイプだ。

降級して2戦目となるが、対戦相手にも休み明けが多く、抜けた実績を持つ馬もこれといって見当たらない。おまけに少頭数のレースなら揉まれる心配は少なくなる。前走では荒れた馬場を多少苦にしていただけに、良馬場でスンナリ逃げ先行が期待できる今回は中心視。


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九スポ杯2008回顧
目立ったレースではなかったが

KUROSHIMA
08期 予想歴13年

次走狙い:カネトシリベルテ


 勝ち時計1.48.3は開幕週を思えば平凡な時計で、1000万条件クラスのレースとしてはあまり評価できない印象もあるが、少頭数に加え午後からの激しい降雨の影響を考慮すれば、一概に低調とは言えない部分もある。

 また、勝ったカネトシリベルテは本来の逃げ先行策ではなく、中団から徐々に進出して直線で差し切るという、これまでにない競馬での快勝。時計面以上にレース内容で進境が見られた。これなら昇級しても適距離のローカル準オープンなら通用しそうな予感。夏の上がり馬候補の一頭だ。


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