エプソムC2022予想
多頭数競馬で揉まれた経験が、「少頭数+延長」でモノを言う

夏影
14期 予想歴39年

◎ダーリントンホール
  3着/2人気

○ガロアクリーク2着/8人
▲トーラスジェミニ11着/9人
△コルテジア9着/11人
×タイムトゥヘヴン


今年は例年よりも8日早い梅雨入りとなり、今年のエプソムCは良馬場での開催は難しそうだ。
おまけに少頭数で、馬群がバラけた競馬になるのは必至。

精神依存度の高いタイムトゥヘヴンは真っ先に「切り」の対象となる。
安田記念に出走出来ていればおそらく勝ち負けだったが、運に見離された馬というのは、とことん悪い方向に転がってゆく。

シーズンオフの非根幹距離、少頭数の道悪開催なら、気の良さと体力を持ち合わせた非主流タイプが面白い。

◎ダーリントンホール

父ニューアプローチ、母父ピヴォタル

「1600→1800㍍」距離延長、「先行→差し→先行」バウンド位置取りショック、「非根幹距離」、「重馬場」、「少頭数」。

英国産で非主流色の強いタイプ。
母父は英国型ヌレイエフ系で、ダート質の競馬にも適応力が高そう。
馬格あり、血統背景からも間違いなくパワーに秀たタイプだろう。
道悪でのパフォーマンスに期待。
前々走先行し、前向きさを見せているのはプラス。
一度地方交流レース参戦してみるのも良いだろう。
かなり活躍出来るはず。
これまでマイルの多頭数競馬で散々揉まれて来た故に、今回の少頭数競馬で精神的に開放感に満ち溢れたレースになるはず。

○ガロアクリーク

父キンサシャノキセキ、キングマンボ

「2000→1800㍍」距離短縮、「57→56kg」斤量減、「差し→先行→差し」位置取りショック、「非根幹距離」、「重馬場」。

父はオセアニア産。
この馬もダーリントンホール同様に馬格があり、血統の後押しもあるパワー型。
ダーリントンと同じような物理条件を好むはずで、コンビで馬券に絡んでくる可能性が高い。


▲トーラスジェミニ

父キングズベスト、母父マンハッタンカフェ

「1600→1800㍍」距離延長、「先行→逃げ」位置取りショック、「非根幹距離」、「重馬場」。

ヨーロッパ色の強い血統背景。
父母父よりパワーの血統的裏付けあり。
前々走力の要る公営ダートで馬群に揉まれた事は、今回に向けての良い経験になるはず。
今回は楽にハナ、もしくは番手に付けられるはずで。

△コルデジア

父シンボリクリスエス、母父ジャングルポケット

父はアメリカ型ステイヤータイプ。
母はヨーロッパ色。
父、母父母からパワーが多少なりともあるはず。
長期休養明けで仕上がり具合にもよるが…

?ジャスティンカフェ

「生涯初の古馬混合重賞」、「57→56kg」斤量減、「少頭数」。

条件自体は悪くない。
ただ、ここ2戦横山典ジョッキーが、馬ゴミを避けた位置取りで競馬を続けている為、少頭数であっても「苦→楽」的要素が薄いかな?…といった感じ。
基本、ザダルとこの馬は気の良さを生かして脚を矯める競馬を得意とする。
しかし今回少頭数となり、他馬全てが揉まれない状況。
気の良さのある先行馬も存在しており、それらの馬がマイペースでマイポジションに付ける競馬で脚を矯め、ポジションの良さを生かした競馬をしてくる。
ジャスティン自身よりも、他馬の方が「苦→楽」感が強くなる環境ゆえ、正直強く推しにくいというのが本音。
フレッシュさだけでどこまでやれるか?

「気の良さを生かした差し」というよりは、「力比べの真っ向勝負」に付き合わされそうな環境で。


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