青葉賞2010予想
有力馬の血統分析から「対ペルーサ」逆転を狙える馬

ばっじょ
09期 予想歴3年

◎ハートビートソング
  3着/3人気


☐ペルーサ 『ゼンノロブロイ/Blushing Groom(Hyperion)』

軽めのSS後継種牡馬であるゼンノロブロイは母系の血統が大きく影響するマンハッタンカフェ産駒などと同じ分類です。ペルーサは母系に「Blushing Groom/Hyperion」です。Blushing GroomはNasrullah系統でも一番融通のきく血統で良い脚を持続的に使える粘り強さを全面に出す血統(新潟1000mでも好走群があります)、そこに底力のHyperionを配合しています。ここに軽めのSS系統なので総合的にバランスが良い配合。東京2400mはベストの分類ですが、どんなコースでもどんなペースでも個の力は発揮できるタイプでしょう。

☐ハートビートソング 『ゼンノロブロイ/Grey Sovereign(Mr.Pro)』

母系に「トニービン/Mr.Pro」の配合で、外回り向きです。ペルーサとの違いは母母系統がMr.ProになりHyperion配合のペルーサよりは底力に劣る点で、距離も短め、東京1800mあたりがベターな配合。

☐トゥザグローリー『キングカメハメハ/SS(Nureyev)』

キングカメハメハはMr.Prospecter系統ですが、ラストタイクーンの「ND/Nasrullah」配合ととらえています。この配合はいかに母系にNasrullahを配合するかが重要ポイントですが、トゥザグローリーは母父SSでも対配合がNureyevなのでPW要素が強くベストは小回りを先行して粘り込むタイプです。東京のように広い馬場だと尚更、先行しないと厳しいでしょう。



『スローペースで逆転に期待』

人気が予想されるペルーサは優等生タイプで万能型です。ペルーサ崩しではスローペースになったときの東京1800mベストのSP型であるハートビートソング。トゥザグローリーはPW要素が強いので東京2400mでは厳しく先行して可能性にかけたい馬かと思います。


その他の馬の血統分析はブログ参照ください

http://makenaikeiba.blog.eonet.jp/makenaikeiba/2010/04/2010-7c35.html


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