菊花賞2022予想

編集長おくりばんと
08期 予想歴32年

◎プラダリア
  7着/5人気

○シェルビーズアイ10着/18人
▲ヴェローナシチー12着/6人
△ボルドグフーシュ2着/7人


先週はレースイメージとして2021年セントライト記念を挙げまして

まずまず近いパターンにはなったかとは思います

まさかのスターズオンアース出遅れで、内の渋滞の中に入ってしまったのがスタニングローズではなくスターズオンアースの方だったのですが、、

イメージを湧かすというのは大事だと思います


今週は、2011年天皇賞春です


穴を狙うとしたらこのパターンしかないかなと考えました

非常に印象的なレースで、実況にもある通り、4回も先頭が入れ替わるという

箱根駅伝もびっくりな展開でした

ビートブラック→ゲシュタルト→コスモヘレノス→トゥザグローリー→ナムラクレセントと

次々先頭が入れ替わるたびに場内が沸く衝撃的なレースでしたのでぜひ見ていただきたいですね

長距離でスローになっての折り合い合戦でした


こんな時に何が来るか、最内でただただ息をひそめて折り合っていたヒルノダムール

そしてなんとなんと最内後方で死んだふりをしていた17番人気マカニビスティー・18番人気トウカイトリックが突っ込んできて

あわや大波乱というところだったレースです


今回のメンバーはそういった先頭交代が起こっても不思議ないレースです

フェーングロッテンあたりが逃げる可能性がありますが

ぬるいペースだとビーアストニッシド岩田康騎手がハナを奪う可能性があります

そしてなんといってもアスクビクターモアというのはかなり気性が勝っています


セントライト記念もかなり前半掛かっていましたし前向きな馬です

トゥザグローリーのようにたまらずハナに立つ可能性もあります

そこへ一気にナムラクレセントのように捲り上げるディナースタという馬もいます


先頭交代が繰り返されると、やり合った馬たち、こすられた馬たちは自然と消耗して沈んでいき、ロスなく回った馬が勝手に浮上したというのが

あの天皇賞です


ヒルノダムールなんかは個人的には中距離馬だと思っています

その後も長距離を使ってみたりしていましたが結果は出なかった

が、そんな馬でもハマってしまう浮上してしまうんですよね


長距離だと、ロスなく回ることと折り合うということがどれだけ大事かを思い知らされるレースでした


因みに、阪神の長距離でG1が行われることはほとんどないのですが

似た条件の2021年・2022年天皇賞春で上位に来た

ワールドプレミア・カレンブーケドール・アリストテレス・ディアスティマ・タイトルホルダー・テーオーロイヤル・ヒートオンビート・アイアンバローズ・マイネルファンロン

つまり6着までに来たほぼ全ての馬が最内を追走していた馬だったというのは偶然ではないはずです

(これに逆らって外追走で来れたのは両方ともに出走していたスタミナお化けディープボンドただ1頭)


なので大穴は最低人気の2シェルビーズアイです

2歳時から走法が良い馬でホープフルSのときにも90点で高評価していた馬なので

以前から密かに狙ってはいました

北海道の2600で頭角を表したら菊花賞で、、と思っていましたが

思った通りに3回も使ってくれて

1つは勝ったもののその後イマイチでしたね、、出遅れて完全にキレ負けた形でした

ああこれはさすがに結論出たか、足りなかったんだなとその時点では思ったんですが


よく見たらあれはもう3か月も前のことだったんですね

3ヵ月あれば、馬が変わってくる可能性もありますし

距離がさらに伸びてプラスの可能性はあります

大トビですが姿勢が低くて回転が遅いのでスパっと切れる脚がなく、距離が延びれば延びるほどタイプであるかもしれません



今度はゲートを巧く出る可能性もあります

枠はロスなく運んで死んだふりできるところですし

周りの1,3,4が有力馬なので詰まりにくそうですし


内差しの競馬は何度も経験していて得意ですからね

正にあのときのマカニビスティーです


3頭ほど人気どころが外目の枠を引いたということもあり

一発あるならこのパターンしかないと考えました

推奨馬3,2,12,4,7,14


そしてヒルノダムール役は3プラダリア

好枠ですし折り合いに全く不安がないというのは大きいですね

走法は一番合理的な走り方をしていてバテるところが想像しにくいですし

4走前の阪神で走ったときが最もストライドも伸びて良い走り方だったと思います

状態も叩かれて明らかに良くなりました

池添騎手が、それなりの位置を取る宣言をしているので、もしかするとガイアフォースの外あたりに付けて、最内を回らず脚を出し切ることを優先する競馬になるかもしれません

そうすると2,3着という可能性も高めですが、軸としてはやはりこれになります




12ヴェローナシチーは配当妙味から本命も考えましたが

ニートボクロチキンさんによりかなりオッズが削られそうで、期待値は大きく下がってしまいました

考えようによっては、やはり少しでも内側の枠の方がロスがなくて

今回の予想のコンセプトにマッチするはずなので、この際少し下げてもよいかも


4ボルドグフーシュの走法は首が高くて合理的でないので好きではないですが

この際その点は無視しましょう

内でジっとしている馬ということでコンセプトにマッチし過ぎます

バテたことがないですし、血統も魅力です


7アスクワイルドモアも同様です

ダービーでプラダリアの直後を進んで1秒差をつけられたのは決定的と思えるので、プラダリアよりは下ですが

こちらも長距離血統なのでチャンスはあります


14アスクビクターモアは、残念ですが、今回の予想のコンセプトからは外れてしまいました

ただ、あの天皇賞でも早めに捲くり切って先頭に立ったナムラクレセントが3着しているのも事実です

持ち前のしぶとさで粘り通す可能性もあります


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >