14期 予想歴40年
◎アヴェラーレ
1着/4人気
○フィアスプライド4着/12人
▲コンシリエーレ17着/14人
このレースは傾向をつかむのが難しいレースだ。
トロワゼトワルのように、最後バテ気味に失速しても2着に粘れる事も出来れば、ミッキーグローリーのように激速上がりで差し切れる。
後に高松宮記念で2着馬となるロータスランドは勝ち、後に安田記念やヴィクトリアマイルを優勝するソングラインは51kgの軽斤量にも関わらず3着に敗れた。
もう一つ、難解にさせているのは、2番人気馬が近年不振である事。昨年はようやく、ダノンザキッドが馬券に絡んでくれたが、G1実績のある馬ですら、やっと3着なのである。2016〜2021年の6年間、馬券に一切絡んでいなかった。
リピーターが存在しないというのもこのレースの特徴。勝馬の再戦は、悲惨な結果を招いている。
サトノアーサー 2020年1着→2021年11着
プリモシーン 2018年1着→2020年15着
ヤングマンパワー 2016年1着→2017年4着→2018年4着→2019年16着
アンドラステ 2020年3着→2021年8着
下記は、良馬場で行われた5開催の連対馬と人気馬である。着順、馬名、人気、3角4角のポジション(上がり)の順に記してみた。
2021年 46.6→46.1(1.32.7)
1着 ロータスランド 4人気 2→2 (34.1)
2着 カラテ 6人気 7→7 (34.0)
3着 ソングライン 1人気 7→7 (34.0)
7着 シャドウディーヴァ 2人気 7→7 (34.2)
2020年 46.3→46.8(1.33.1)
1着 サトノアーサー 4人気 17→17(33.7)
2着 トロワゼトワル 8人気 1→1 (35.5)
3着 アンドラステ 1人気 8→8 (34.7)
15着 プリモシーン 2人気 11→11(35.5)
2019年 46.5→45.6(1.32.1)
1着 ミッキーグローリー 1人気 14→15(32.2)
2着 ミエノサクシード 6人気 5→6 (32.9)
14着 ケイデンスコール 2人気 11→12(33.5)
2018年 45.7→45.9(1.31.6)
1着 プリモシーン 1人気 11→10(33.8)
2着 ワントゥワン 5人気 15→15(32.8)
6着 リライアブルエース 2人気 11→10(33.8)
2017年 46.6→45.6
1着 マルターズアポジー 7人気 1→1 (34.3)
2着 ウインガニオン 4人気 2→2 (33.9)
12着 メートルダール 1人気 11→11(33.7)
6着 ロードクエスト 2人気 8→8 (33.3)
前傾ラップ気味なら差し有利、後傾ラップ気味なら前も残りやすいイメージだ。
有利な脚質はペースから判断したい。リピーターが無いという事はそれ則ち、「フレッシュさが問われている」という事。
プラス、馬の力量以上に「馬の個性の強さ」みたいなものが問われているイメージ。トロワゼトワルのような前向きさや、ミッキーグローリーのような末脚のキレ、ロータスランドのようなスプリント向きのパワーが有利に働いたと考える。
ペースのキーはノルカソルカが握っていそうだ。
昨秋から8戦を消化、使い込まれてテンションが上がってしまっている印象を受ける。前走は前半44.9の激ペースで飛ばし、ラストはバテた。今回は抑えが利くか利かぬのか微妙である。セルバーグのような同型の存在もあるし、ロータスランドも前走のヴィクトリアマイルで逃げ、そこそこの結果を残した。
ここ2年は、ペースが緩み前が残ったが、流れればやはり主流客室が強い。2018年はディープインパクト産駒のワン・ツー・スリーフィニッシュ。2020年のサトノアーサーもディープインパクト産駒だ。
そんな事もあり、前傾ラップ気味のレースにヤマを張って予想を立ててみたい。相性の良い主流的な差し馬に注目する。
◎アヴェラーレ
(血統)
父ドゥラメンテ
母父ハーランズホリデー
(オプション)
「1600→1400→1600㍍」バウンド距離延長、「G2→G3」格下げ。
東京1400㍍の末脚勝負向きのトップスピードの高さを評価。
古馬重賞2戦目で、重賞戦線に対しフレッシュさがあるのも良い。
気の良さがあるタイプなので、格下げやバウンド距離延長も向く。
○フィアスプライド
(血統)
父ディープインパクト
母父キングマンボ
(オプション)
「1600→1800→1600㍍」バウンド距離短縮、「差し→先行→差し」バウンド位置取りショック、
▲コンシリエーレ
(血統)
父ドレフォン
母父スパニッシュステップス
(オプション)
「ダート→芝」、生涯初芝レース。
調教の映像を見たのだが、ダートというより、脚捌きからむしろ芝馬ではないか?という印象を受ける。
とにかくスナップの利いた軽い脚捌きをみせていた。
府中巧者なのは、スピードが生かせる府中ダートだからこそなのかも。
穴馬として注目してみたい。
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