14期 予想歴40年
◎ソーヴァリアント
12着/9人気
○シュネルマイスター7着/1人
▲ダノンザキッド5着/6人
△ビーアストニッシド11着/16人
×セリフォス
×ナミュール
今年のマイルCSは、京都開催。イメージ的にスピードが問われそうな印象が強い印象を受けるが、実は中長距離的なスタミナが問われるレース。
それは何も近年に限った事ではなく、第1回の勝馬ニホンピロウイナーにも言える事である。ニホンピロウイナーは後に天皇賞(秋)を3着に入り、単なるスピード馬ではなかった事を証明している。しかも、当時史上最強と謳われたシンボリルドルフと直線で叩き合いを演じての3着である。
他にも、1996年の勝馬ジェニュイン、2006、2007と連覇したダイワメジャーは皐月賞馬。2000年の勝馬アグネスデジタル、2009年の勝馬カンパニー、2015年の勝馬モーリスは天皇賞(秋)の勝馬でもある。
他にも皐月賞2着馬で、サダムパテックやペルシアンナイト。トーセンラーに関して言えば、菊花賞3着という実績がある。
中長距離G1の好走実績無くとも、能力の高さを買われ中長距離G1を使われてからの参戦パターンも有効で、ステルヴィオやエイシンアポロン、ハットトリックなどが該当する。
血統面を見ても、近年は特にディープインパクト産駒が勝馬の大半を占めている状態。他にはステイゴールド、ハービンジャーといった中長距離タイプの種牡馬の産駒もいる。
逆にスピードの依存度の低さは、勝馬の上がりにも反映されている。
近5年は最速上がりを駆使した勝馬は皆無。逆にミッキーアイルの11位やステルヴィオの8位など、上がりタイム順位の悪い馬の活躍が目立つ。
2019 インディチャンプ 33.9(4位)
2018 ステルヴィオ 34.1(8位)
2017 ペルシアンナイト 33.9(2位)
2016 ミッキーアイル 35.6(11位)
2015 モーリス 33.1(2位)
そういった事実からも、トップスピードよりも体力やスタミナ面が強く問われている事が考えられる。
近走中距離路線を使って来た馬や、毎日王冠からの距離短縮馬に注目だ。
◎ソーヴァリアント
(血統)
父オルフェーヴル
母父シンボリクリスエス
(オプション)
生涯初マイルG1。
これまで中距離路線で頑張って来ており、体力面と鮮度という面で、他馬とは大きなアドバンテージを持つ。
G2以上のレースでは、常に「格負け」している感あり、正直信頼性が薄いが、面白味の高さから本命に推してみた。
フレッシュさや体力敵アドバンテージを武器に、格上馬相手にどこまで頑張れるか?
馬券購入の際は、縦目(○−▲)もしっかり押さえておきたい。
○シュネルマイスター
(血統)
父キングマン
母父ソルジャーホロウ
(オプション)
「1600→1800→1600」バウンド距離短縮、多頭数。
▲ダノンザキッド
(血統)
父ジャスタウェイ
母父ダンシリ
(オプション)
「2200→1600㍍」距離短縮。
✕セリフォス
昨年の勝馬。昨年は阪神開催でスピードが問われる馬場だった故の激走で、例年の京都開催時とは真逆の物理適性が問われていた。逆にスタミナが問われて疑問が残る。
母父ルアーブルは、末脚の破壊力を与える反面、体力不足というマイナス面も与えがち。この馬を母父に持つ産駒の大半は、道中は体力温存、高速上がりによる直線一気が勝ちパターンとなる。上がりの速さが問われない京都開催では、持ち味が生かされず。
✕ナミュール
オークス好走歴あり物理的には合うのだが、体力充填後は張り切って走るタイプで、休み明けで激走しては、本番の次走で反動を出すのがお得意のパターン。母父にハービンジャーを持つメイケイエールと同様「○✕○✕」を繰り返すタイプ。今回は、休み明け激走後で。
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