14期 予想歴41年
◎ファビュラススター
9着/4人気
○アドミラルシップ8着/7人
▲シンエンペラー2着/3人
△シリウスコルト3着/9人
先週は、雨の影響はあったにせよ開幕週。稍重でも、1800㍍G2で1.48.1は、時計が掛かり過ぎ。良馬場でも1分47秒台の決着だったろう。
ここに年は、2分00秒台だったが、今年はもうちょっと掛かるのではなかろうか? 上がりも、速くておそらく35秒台と見る。
傾向ははっきりしていて、とにかくスタミナが問われるレース。
ここ4年の勝馬はその後全て菊花賞3着以内、特にここ3年は全て逃げや先行で連対を果たしている馬ばかりで、末脚のスピードが問われている感がない。
そんな事から、血統面からでも絞りやすい。フランス色の強い馬を狙い撃ちするのも面白いし、菊花賞に縁のある血統を狙ってみても面白い。
2023年
タスティエーラ 菊花賞2着 母父マンハッタンカフェ
2022年
アスクビクターモア 菊花賞1着 父ディープインパクト
2021年
タイトルホルダー 菊花賞1着
2020年
サトノフラッグ 菊花賞3着 父ディープインパクト
てっきりシンエンペラーが、1番人気かと思えば、トロヴァトーレとダノンエアズロックと人気を争っている形で割れている。
トロヴァトーレは2戦とも速い上がりを駆使しての勝利で、ダービー向きの主流臭さがあるタイプ。逆にパワーが抜きに出過ぎている感じで、洋芝2000㍍とか、ダートっぽいイメージ。昨年2着のトップナイフに似たタイプだが、トップナイフほどの精神力は無いと見る。このメンバーに入って果たして。
ステイヤーっぽいバランスを求めるならシンエンペラーが無難だが、精神依存の高そうな馬なので、「格下げ」、「少頭数」といった条件ではポカをやる可能性が大きい。
狙いは、気の良さがあるステイヤー、もしくは、ペース激化ステップ馬。
◎ファビュラススター
(血統)
父エピファネイア
母父グラスワンダー
「差し→先行」位置取りショック。
父エピファネイアは菊花賞馬であり、菊花賞2着馬アリストテレスを輩出。
前走は、「400㍍の距離延長」、「少頭数」という環境で「先行→差し」逆ショックを敢行。上がり2位でクリアしたように、精神面では非常にどっしりしたタイプだ。今回のようなスロー必至の環境なら、信頼性の高いパフォーマンスが期待出来る。
デビュー戦は、時計の掛かる競馬で速い上がりを駆使し、ペースが流れたレースで4角で前を飲み込むレースで、力で押し切った。かなり力はある。
ワイド、連複系の軸に考えたい。
○アドミラルシップ
(血統)
父ゴールドシップ
母父キングカメハメハ
(オプション)
「2000→2400→2000㍍」バウンド距離短縮、「1勝→G2」格上げ。
父は菊花馬ゴールドシップ。
ホープフルS4着→ゆりかもめ賞7着という経緯を評価。ゴルシ産駒にしては、意外と精神依存度が高いタイプ。物理的にはゴルシ、精神的には母方の影響を受けたか?
今回は「ペース激化」+「相手強化」、加えて「小回り」と精神依存型にとってベストなレース環境。
今回異端性が最も強く、オプションが嵌る事が十分考えられるので、単勝もちょっと押さえておきたい。
▲シンエンペラー
(血統)
父シユーニ
母父ガリレオ
(オプション)
「先行→逃げ」位置取りショック。
菊花賞と相性の良いフランス血統馬。
ホープフルSの競馬振りから、戦う意志が強くペース激化向きだろう。本来少頭数競馬はマイナスも、逃げる競馬なら逆に「生涯初の逃げ」で良いオプションだし、本番に向けての良い布石となる。他の関西ジョッキーなら、控える競馬をしそうなので評価を落とすところだが、川田ジョッキーなら強気な競馬を見せてくれると考える。
逆に無難な競馬をしようと競馬ならポカもありうる。
皐月賞+菊花賞の2冠には一番近い馬だろう。ダービーも悪くない。
今後は、ウマ娘の最強キャラに抜擢されるかも。
△シリウスコルト
(血統)
父マクフィ
母父ゼンノロブロイ
(オプション)
「G1→G2」格下げ。
マクフィ産駒らしくない淡白なマクフィ産駒で、おそらく母父の影響を強く受けたタイプ。格上げステップでは凡走、格下げステップでは激走と傾向がはっきりしている。
今回は、G1からの格下げで激走が期待出来るタイミング。
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