天皇賞(春)2024予想
スタンド改修前とは一部傾向が変化?

あみー
14期 予想歴16年

◎ワープスピード
  5着/8人気

×テーオーロイヤル
×サリエラ


天皇賞(春)はコース形状などから「芝2000m重賞ではパワー・スピード・キレなどが不足する位の長距離馬」の期待値が2023年以降は良好に変化していそうな重賞。
 天皇賞(春)2024の傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。


◎ワープスピード【期待値:不明】の1頭を推奨(4/16 21:00)
想定買い目=複勝(+単勝):◎



結果から考える狙い方「天皇賞(春)2024」
[期待値:不明]=再開後とスタンド改修前で傾向が一変。期待値の算出が困難&リスキー。
出走頭数≒16.375頭・阪神代替含む/フルゲート18頭(A~D)
※ 負担重量 引上げ≒主流血統↓。米国型↑(主にマイル以下)、欧州型↑(主にマイル以上)

券種未検証:芝2000m重賞ではパワー・スピード・キレなどが不足する位の長距離馬?
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【!】スタンド改修前の傾向がマイナスに反転?
 【○】芝2000m以下重賞3着内(無いと人気馬でも苦戦傾向)→【△~×】
 【▲】小型馬・475kg未満→【・~△】
 【▲】4・5歳→【・~△】
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【!】優勝≒2周目4角6番手以内(先行 or 2周目3~4角までに好位へ押し上げ)。
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【新○?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型
   +3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg
   近い配合?:父:Northern Dancer系全般×母父:ディープインパクト
   欧州型仏国指向を強めた配合が合うのはスタンド改修前と変わらず?
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【新△?】主流血統のギアチェンジ性能を生かした長距離重賞 好走馬
   ≒ 淀の坂・下りを活用しづらい馬。小柄な馬
   該当重賞例:東京芝2500m・3400m重賞、近年の阪神大賞典
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【苦戦】父:<親系統>Mr. Prospector系、父:Roberto系
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 コース形状(3ブロック4Fは2角~向正面の平坦→残り1200m付近から上り→上りながら直角に近い3角へ進入、上がり4Fは3~4角間・4角までに一気に下り、4角から直線はほぼ平坦)などから「芝2000m重賞ではパワー・スピード・キレなどが不足する位の長距離馬」の期待値が2023年以降は良好に変化していそうな重賞。


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登録馬を好走基準でプレ予想(馬名順)


ウインエアフォルク
 父:ステイゴールド系×母父:欧州型Nasrullah系。
 父:ゴールドシップはステイゴールド系らしいバテにくさを持つ一方で、ノーザンテースト≒≒The Minstrel 4x4やRoyal Charger≒Nasrullahを多く持ち、高速馬場適性とワンペースさも併せ持つ可能性がある血統。
 ウインエアフォルクはノーザンテースト≒≒The Minstrel≒≒≒Nijinsky 5x5x5x4の他、Royal Charger≒Nasrullah+Princequilloを強調。この配合通り上がりの掛かる決着パターンを通過順:二桁から差す競馬が多く、ワンペース気味のバテにくい末脚で伸びのある末脚ではないようです。


ゴールドプリンセス
 父:欧州型Roberto系×母父:欧州型Northern Dancer系。
 Hail to Reason系優位にRoyal Charger≒Nasrullahを強調、Northern Dancer系の影響もなかなか強調した配合。牝馬であってもバテにくさに良さがありそうで、伸びのある末脚とはタイプがズレそう。


サヴォーナ
 父:ディープインパクト系(米国型 内包)×母父:欧州型豪州指向デインヒル系+Storm Bird 4x5。
 近走:530kg超の超大型の馬体+Storm Bird 4x5で筋力を生かしたスピード・バテにくさに優れても、超長距離では自重の重さがスタミナを浪費しそう。


サリエラ
 父:ディープインパクト×母父:欧州型Northern Dancer系、Nijinsky系。
 推定割引き戦績に該当、馬体重の目安には該当せず=「【新○↑?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型+3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg」
 芝2200m以上の重賞好走は東京芝2500m・3400mのみ。かなり小柄な馬体の通り超長距離の基準ではギアチェンジ性能に優れ、淀の坂・下りを活用しづらいタイプだと思われます。ローズS・中京芝2000m代替で2着に好走していることも再開後の天皇賞(春)ではマイナスになっていそうで、人気なら他の馬から狙ってみたいです。


シュヴァリエローズ
 父:ディープインパクト×母父:欧州型Northern Dancer系、Nijinsky系。
 該当も...=「【新○↑?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型+3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg」
 好相性の配合と馬体重の目安に該当し、割引き戦績には該当せず。ただ、芝2400m以上は今回が初めてで、超長距離向きの持続力をレースで鍛えられていません。


シルヴァーソニック
 父:ステイゴールド系(ノーザンテースト強調型)×母父:欧州型Nasrullah系。
 該当も...=「【新○↑?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型+3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg」
 昨年3着なので上記基準を作った馬の1頭。ただ、ほぼ1年ぶりの復帰戦となった前走の着差が大きく、調子なり加齢による衰えなどが心配されます。


スカーフェイス
 父:SS系スタミナ型×母父:米国型Northern Dancer系、Vice Regent系。
 Northern Dancer≒IcecapadeやVice Regent≒≒≒Nijinskyなど、馬力(≒失速耐性)を伴った追走力を生かして末脚を伸ばす馬。小回りの中距離で上がりの掛かる決着パターンに強く、大回り向きの伸びのある末脚が変わらず重要そうな天皇賞(春)ではタイプが異なりそう。


スマートファントム
 父:欧州型デインヒル系×母父:ディープインパクト。
 「好走配合に近い?:父:Northern Dancer系全般×母父:ディープインパクト」に該当しそう。ただ、芝2500m以上重賞は今回が初めてで、超長距離向きの持続力をレースで鍛えられていません。


タスティエーラ
 父:欧州型Northern Dancer系×母父:SS系スタミナ型。
 次の配合に準ずるも...=「好走配合に近い?:父:Northern Dancer系全般×母父:ディープインパクト」。
 祖母の米国色が強く、父母間でMr. Prospector系を複数持つ配合。父:欧州型Northern Dancer系でも日本ダービーを優勝できたのは、この辺りから仕上がりの早さや米国指向のスピードを補完したことが一因になっていそうです。ただ、超長距離ではそれが反転してマイナスに働きそう。米国色を強調した部分以外でも伸びのある末脚はあまり強調しない配合で、小回りの中距離+額面の上がりが掛かる決着パターンの方が得意そう。


チャックネイト
 父:SS系スタミナ型×母父:欧州型Roberto系。
 Hail to Reason系を中心にRoyal Charger≒Nasrullahを強調、Roberto+Kingmamboで急坂・小回り向きのパワーも強調。伸びのある末脚と相反する能力を強調していて、天皇賞(春)では末脚の伸びが大きく不足しそう。


ディープボンド
 父:ディープインパクト系(米国型 内包)×母父:欧州型Northern Dancer系、Lyphard系。
 該当も...=「【新○↑?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型+3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg」
 昨年2着なので上記基準を作った馬の1頭。ただ、近走では勝ち馬との着差が以前より大きいレースが続いていて、加齢による衰えが心配されます。


テーオーロイヤル
 父:欧州型キングカメハメハ系(日英混合 強調型)×母父:SS系スタミナ型。
 苦戦しそうなタイプに該当=【新△?】主流血統のギアチェンジ性能を生かした長距離重賞 好走馬(≒ 淀の坂・下りを活用しづらい馬。小柄な馬。該当重賞例:東京芝2500m・3400m重賞、近年の阪神大賞典)
 上記の推定マイナス基準にすべて該当しそうな馬で、天皇賞(春) 京都芝3200m外ではパフォーマンスが伸び悩むタイプだと思われます。配合的にも欧州型英国指向+日本型を強調する配合で、伸びのある末脚は擬似的に再現するタイプ。抜群の長距離適性で好走~善戦ができたとしても、人気に見合う勝率を望みにくいのでは。逆転候補を探したいです。


ドゥレッツァ
 父:欧州型キングカメハメハ系(日仏混合型 内包)×母父:米国型Hail to Reason系。
 苦戦しそうなタイプに該当=【新△?】主流血統のギアチェンジ性能を生かした長距離重賞 好走馬(≒ 淀の坂・下りを活用しづらい馬。小柄な馬。該当重賞例:東京芝2500m・3400m重賞、近年の阪神大賞典)
 変幻自在の走りで菊花賞を優勝。ルメール騎手の手腕はもちろん、ドゥレッツァ自身のギアチェンジ性能の高さあってこその走りでした。...しかし、再開後の天皇賞(春)ではその能力がかえってマイナスに働きそう。前走:芝2000m重賞 2着、母系から豪米のスピード性能を強く補完した配合...と、昨年の苦戦馬に近い特徴を持っています。少なくとも欧州型フランス指向の特徴が薄まっている配合で、菊花賞より距離を伸ばしてパフォーマンスを上げるタイプではなさそうです。


ハピ
 父:ディープインパクト系(米国型 内包)×母父:キングカメハメハ+Storm Cat 3x4など。
 ダートの好走歴=米国色の証でマイナスに振れそう。「【新○↑?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型+3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg」


ヒンドゥタイムズ
 父:欧州型デインヒル系×母父:ディープインパクト。
 「好走配合に近い?:父:Northern Dancer系全般×母父:ディープインパクト」に該当しそう。ただ、芝2500m以上重賞は今回が初めてで、超長距離向きの持続力をレースで鍛えられていません。


プリュムドール
 父:ステイゴールド系×母父:米国型Northern Dancer系、Vice Regent系。
 父:ゴールドシップはステイゴールド系らしいバテにくさを持つ一方で、ノーザンテースト≒≒The Minstrel 4x4やRoyal Charger≒Nasrullahを多く持ち、高速馬場適性とワンペースさも併せ持つ可能性がある血統。
 プリュムドールはノーザンテースト≒≒The Minstrel≒≒Vice Regent≒≒≒Nijinsky 5x5x4x5の他、Royal Charger≒Nasrullah+Princequilloを強調。この配合通り上がりの掛かる決着パターンを通過順:二桁から差す競馬が多く、ワンペース気味のバテにくい末脚で伸びのある末脚ではないようです。


ブローザホーン
 父:欧州型Roberto系×母父:SS系パワー型+サンデーサイレンス 4x3など。
 父母間でHail to ReasonやNorthern Dancerを強調、中長距離指向のパワー・バテにくさを強調しやすい配合です。かなり小柄な馬体はこの特徴を薄めてギアチェンジ性能を補完していますが、超長距離では伸びのある末脚不足が響いてきそう。近年の阪神大賞典でギアチェンジ性能が効きやすいこと ⇔ 昨年の天皇賞(春)1~3着馬は3歳以降の芝2000m重賞で好走していないこと...など、ブローザホーンは再開後の天皇賞(春)への適性が心配されます。


マテンロウレオ
 父:SS系スタミナ型×母父:欧州型Roberto系。
 Hail to Reason系を中心にRoyal Charger≒Nasrullahを強調。馬場不問もバテにくい全体的なスピードを強調していて、伸びのある末脚と相反する能力。昨年5着以降に特徴が天皇賞(春)向きの伸びのある末脚を見せたレースもありません。


メイショウブレゲ
 父:ステイゴールド系×母父:米国型Nasrullah系。
 父:ゴールドシップはステイゴールド系らしいバテにくさを持つ一方で、ノーザンテースト≒≒The Minstrel 4x4やRoyal Charger≒Nasrullahを多く持ち、高速馬場適性とワンペースさも併せ持つ可能性がある血統。
 メイショウブレゲはノーザンテースト≒≒The Minstrel≒≒Vice Regent≒≒≒Nijinsky 5x5x5x4の他、Royal Charger≒Nasrullah+Princequilloを強調。この配合通り上がりの掛かる決着パターンを通過順:二桁から差す競馬が多く、ワンペース気味のバテにくい末脚で伸びのある末脚ではないようです。


メロディーレーン
 父:ステイゴールド系(ノーザンテースト強調型)×母父:欧州型Nasrullah系。
 馬体重の目安から大きく外れる=「【新○↑?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型+3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg」
 極めて小柄な馬体を効率良く使ってバテにくさを生かす馬。直線平坦で伸びのある末脚を使うのは馬体+配合の両面から非常に難しそうです。


ワープスピード
 父:米国型Northern Dancer系、Vice Regent系×母父:ディープインパクト。
 バッチリ該当?=「【新○↑?】父:SS系スタミナ型全般(特にディープインパクト系)×母父:欧州型
+3歳以降芝2000m重賞好走なし+馬体重の目安:462.5kg~500kg。 近い配合?:父:Northern Dancer系全般×母父:ディープインパクト」
 父は米国型Northern Dancer、母はTurn-toをそれぞれ強調する配合。馬場不問のバテにくさ・全体的なスピードに良さがありそうで、前走:阪神大賞典 2着は通過順:11-11-5-5...と、道中で内からポジションを上げてギアチェンジ性能不足を補う騎乗で好走。今年の登録馬で淀の坂・下りをもっとも活用しやすい馬だと思われ、古都S 京都芝3000m外 優勝に続いて新・京都巧者っぷりを示しても。
 ワープスピードの高評価とはまったく関係なく、三浦皇成騎手にもJRAのG1初制覇を期待したいです。

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