京都金杯2025予想
新年明けましておめでとうございます。

夏影
14期 予想歴42年

◎キープカルム

○シャドウフューリー6着/1人
▲バレエマスター
△ウインエーデル


 中京開催時の傾向ははっきりしており、キングマンボ系がとにかく強い。プラス、スプリント的な要素が有利に働いているようで、スプリント色の強い血を付加された馬の活躍も目立つ。

2023年
1着 イルーシヴパンサー(母父キングカメハメハ)
2着 エアロロノア(父キングカメハメハ)

2022年
1着 ザダル(母父レモンドロップキッド)
2着 ダイワキャグニー(父キングカメハメハ)
3着 カイザーミノル(父ロードカナロア)

2021年
1着 ケイデンスコール(父ロードカナロア)

 2021年の14番人気ながら3着に入ったエントシャイデンのように、スプリンターを輩出する母系を持つ馬の活躍も目立つ。

2023年
3着 プレサージュリフト(父ハービンジャー)
   兄オールアットワンス(アイビスSD)
   姪デアレガーロ(京都牝馬S)

2022年
3着 カイザーミノル(父ロードカナロア)
   妹エーポス(フィリーズレビュー)

2021年
3着 エントシャイデン(父ディープインパクト)
   姉ブランボヌール(キーンランドCなど)
   妹ビアンフェ(函館SSなど)

 そんな理由から、今年はロードカナロア産駒には特に注目してみたい。

◎キープカルム

(血統)
父ロードカナロア
母父サクラバクシンオー

(オプション)
生涯初マイル重賞、「リステッド→G3」格上げ、「多頭数内枠」、「56→55kg」斤量減

 父、母父は共にスプリンター色。母母父にもキングマンボ系が入り、キングマンボを強調したスプリント色で、当レースに向きそうな血統構成が魅力。
 母はかなり底力のある牝系で、母母母はオークス、エリザベス女王杯の勝馬ダンスパートナー。全兄ダンスインザダークは菊花賞馬、全妹ダンスインザムードは桜花賞、ヴィクトリアマイルの勝馬で、平成版「華麗なる一族」とも呼ばれていた。
 この牝系は体力はあるのだが、気の良さに欠ける一面があり。歳を経る毎にそれが顕著化するのも特徴だ。
 ダンスパートナーやダンスインザダーク自身はかなり気の良いタイプだったが、ダンスインザムードはかなり前向きさがあるタイプで距離延長を苦手としていた。ダンスインザダーク産駒にもそういった一面を持つ馬を多く出している。若駒の頃は体力を生かして長距離でも活躍するが、歳を経る毎に気の悪さや飽きっぽさを出し、走れる距離が短くなる傾向にある。

 キープカルム自身、体力があったが故に若駒時に中距離を走らされていたが、前向きさや飽きっぽさを出し成績が安定しなかった。マイルに路線を固定されるようになったように、やっぱりこの牝系は速い流れを一生懸命に追走させた方が良い。一生懸命さを引き出す環境が欲しいタイプなので、相手強化や距離短縮で狙っていきたい。


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