2009年パンクブーブーの完全勝利で幕を閉じたM－1。
2010年の展望は混沌としている。
まず優勝したパンクブーブー、2008年優勝、2009年3位のノンスタイル。安定した力を発揮し2008年3位、2009年4位のナイツはキャリアを10年超えて、もう出られず、
2009年、「鳥人」のネタで100点を叩き出した笑い飯も、M-1は2009で最後と名言。
つまり1～4位陣はゴッソリ抜ける。
ネタ見せ番組もオンエアバトルは月1放送に規模縮小、エンタの神様も3月で終了等、
長い間続いていたお笑いバブルも終焉を迎えつつあり、
2010年は、いろんな意味でも正念場かつ分岐点となりそう。

現時点の本命はその他。
具体的に挙げると「磁石」です。
キャリアの少ない頃からオンエアバトルでは安定した力は発揮していたものの、ここ数年でさらに面白くなったという意味ではパンクブーブーと同じような凄みを感じさせます。

対抗は「ハライチ」。
今のスタイルのままでは、たぶん5位が限界。
フリボケのフリの部分でバリエーションと言うか、新しい変化をつけ、かつそれを新しいスタイルとして成功したら優勝は一番近いかもしれない。他のコンビにはないスタイルという点では、笑い飯に通じるものがあり、現状で満足していれば、落ちていくだろうが化ける可能性は若い分、ここが一番高い。

▲としては、東京ダイナマイト。
これは個人的に好きだったし、2009は6位だったが、やっぱり見返しても笑い飯の鳥人の次に面白かった。
ただ、万人受けをしないスタイルだし、たぶん良くて善戦止まり。個人的には、このスタイルは崩して欲しくないので、優勝は出来なくても決勝には残って欲しい。

他はキャラ漫才っぽいのがどう響くか分からないが、かまいたち、タイムマシーン3号の2組。
客を乗せて熱狂を巻き起こせば一発十分の力を持つと思う。

あと2010年で一括りということで、チャンピオン大会見てみたいですね。アンタッチャブルが出られるかどうか微妙ですが・・・。

あと紳助は意外と勘が鋭いので、2010年で大会を辞めて
「伝説って素敵ヤン」とか言い出すかもしれない。
今大会がグダるとかなり可能性高い話だと思います。

03/12 17:25