勝ったアンビシャスは捲って圧勝。
2走前は外枠から捲って粘ってましたし、
ここで逆らうのは少し無謀でしたね。

2着ミュゼゴーストは2番手から粘り。
前走差してきたので前に行くのはきついんですが、
これで粘るんですから結構力がありそうです。

3着マルターズアポジーは逃げ粘り。
よく見ると順番的に次は来る番でしたし、
血統的に小回り1800は向くタイプ。
これは完全な見落としでした。

ストレンジクォークはやはり追走に苦しみ。
最後はインから上がってきましたけど、
流れに乗れない不安が当たってしまいました。
また次狙いたい内容ではありましたが。

レアリスタやアッシュのステゴ勢は惨敗。
福島なのに全然速い流れにならなかったですが、
それにしても負けすぎですね。
レースレベル：2
→次走狙い馬:ストレンジクォーク       

ラジオNIKKEI賞はアンビシャスがトップハンデ、１人気も関係なく、２着以下に3馬身近く離して快勝した。やはりこのメンバーでは力が違ったと素直に認めていいいと思う。

距離短縮がよかったのかレース前に気にしていた折り合いに関してもなんの問題もなく、レース中も内枠から中段のポケットになる位置でなんの不利もなく４コーナーまで回ってきて、直線に入っても56.5キロを背負っているとは思えない脚で伸びてきてまだ余力を残してゴールした印象。正直このレースに出てくるレベルの馬ではなかったという印象。唯一、４コーナーでは前が詰まるのではないかという場面もあったが、15キャンベルジュニアと11グランアルマダが４コーナーで早々に脚がなくなってズルズル後退してくれたのもラッキーだったと思う。もしこの２頭のうちどちらが脚を残していて強い馬だったなら・・、直線もっと窮屈になり最終的には大外に回さなければならないという負荷のかかるレースになる可能性もあり、それをルメール騎手がすべてお見通しだったとしたら「さすがルメール！」という感じ。


ここまで走るとなぜダービーを自重してわざわざ56.5キロを背負い福島まで遠征してまでこのレースを使ってきたのかがちょっとわからないが、ダービーに出走した馬（ドゥラメンテ・リアルスティールなど）の有力馬が故障してしまったことを考えると、結果的にはこの馬の将来にとっては良かったのかもしれない。この梅雨時期で雨が降って馬場が極端に悪くなることもなく、良馬場で行われたことで脚元への負担もなかったのも幸いで、順調なら札幌記念あたりで古馬にぶつけてみてもおもしろいと思わせてくれるほどの馬で、当然この秋も楽しみな馬の１頭になる。



自分としてはこのレースはアンビシャスの１着を信用できるのかどうかが焦点だったので、予想としては満足だった。１番人気の馬に◎をつけるからには１着以外の結果では満足してはいけないと思っているので、そういう意味でも良かったと思う。

馬券は３倍つけば単勝も・・と思っていたが、さすがに２倍台に下がってきそうだったのでやめてしまった（最終的には2.8倍）。２着以降の馬たちの考察も足りなかったと反省。個人的には馬単は拾えたのは幸いだったが、印的には５番手評価でサイトでは印を回せずに馬単的中ならず。そろそろサイトでの的中実績もほしいところで、印のつけ方も勉強していきたい。



ちなみにCBC賞の回顧は、岩田騎手お見事でした！という一言で。
→次走狙い馬:アンビシャス       

まあ、アンビシャスにしてみればやはり枠がかなり良かったですね。想定通りホワイトウインドの背後が空いていて、その上外枠の各馬がインに寄せた後に抑えたので中盤でニュートラルにインから押し上げた。その上ややロンスパですしこうなればルメールでも。捌きに関してはまあそりゃキャンベルジュニアが失速してぽっかりスペースが空いたのですんなり抜けれましたね。騎乗というよりは枠が全てだったと思います。今回戦法見てもまだ後ろからの意識で進めてそうなのでまだ消し材料はありますが。
ホワイトウインドはよく走った方だとは思います。馬体減でまず状態面で厳しかったし、緩んだとはいえロンスパ戦はきつい。松岡も要所でギリギリインから捌きにかかったしナヴィオンが詰まったように最内選択すればアウトの中でブランドベルグにぶつかっていったけど、結果そこで加速できないロスが響きました。それでもこれだけやれれば次走は狙いでしょう。あとはこのラップでもバテずしまいもう一伸びしたブランドベルグも次は。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ホワイトウインド,ブランドベルグ
→次走危険馬:アンビシャス  

狙い…アンビシャス
馬も違えば、騎手も違った内容。
特に今回のコース取りは「競馬学校生はぜひ見て参考にすべき乗り方」だった。
混戦の２着争いを尻目にした能力の違いはもちろん、競馬学校上がりさえ乗せなければ絶対に将来Ｇ１を勝てる素材なので次走狙い馬は当然。

危険…ミュゼゴースト
ブログにも書いたように、同馬は馬主さんのために好走する可能性が高いと思った通りの結果。
したがって、次走がどこになろうともうすぐ引退するであろう福永のケツ拭き騎手である事からも今回余計な賞金を積んだ事で今後はオープンレースで長い期間凡走する事になると思われるため以後すっと危険馬となるだろう。

※素晴らしい傾向！
何が素晴らしいかと言うと、大野が福永の乗り変わり馬で福永に先着した事から、「ようやく福永が干される傾向になった」と言うのが見えた事。
そもそも勝てる馬で結果の出せない者がトップジョッキーにいるのがおかしな話であり、ミルコやルメールが日本で走る事になったのも、彼や武豊のような騎手が縁故で勝星を積んで一流騎手面している大間違いを主催者が売上げ重視のために黙認してきた所為である。
だが、実力こそがアスリートの世界基準であるからには、いつかは腕に見合った結果が出なければ競馬そのものがおかしくなって当然であり、今回の大野の先着はそんな間違った基準を打破する主催者の意志の表れと好意的に受け取れるだろう。
騎手が最も大事にすべきは、単に縁故で勝星を積ませてもらう三浦や福永のような騎手になるのではなく、あくまで自己の技量を上げて「腕」を評価されてここぞで１着を獲る事にある。
そんな正しい実力主義の傾向に向かっている事が示されたのは“素晴らしい”としか言えない！
15年かかったけどね…(笑)！
レースレベル：3
→次走狙い馬:アンビシャス  
→次走危険馬:ミュゼゴースト