【総合文庫 (総合コーナー) (特集コーナー)】 ~競馬本、ナンデも揃う、ナンデ堂~ 競馬ナンデ編集部では、知的娯楽としての競馬文化発展に資する本を<約450点>展示し、"予想型"ごとに整理・分類してご紹介しています。ぜひ、予想・回顧、競馬学探求にお役立てください! <馬場> <展開> <騎手> <血統> <パドック> <調教> <総合> |
<地方競馬の黄金時代> 競馬ファンというのは、だいたい次のように二分することができるのではないだろうか。 1、中央競馬のGⅠレースを頂点とした、煌びやかな世界に憧れ、サラブレッドの極限のスピードに酔いしれる者。 2、地方競馬の名もなきレースを底辺とした、馬と人が織りなすスポーツ文化を丸ごと愛し、馬とギャンブルさえあれば日本中どこへだって行ってしまう競馬ワンダラー。 本書は間違いなく、2の方に強力にお勧めしたい一冊だ。 馬、土地、建物、食、文化、歴史、伝説、、、、 美しい写真と共に、競馬の奥深いドラマがまざまざと蘇る。 それも、より馬と人の息遣いがより近く感じられる”地方競馬”限定で・・・ 競馬通が集うサイト・競馬ナンデには、きっと2の方のほうが多いはず。 |
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<廃競馬場巡礼> 「競馬ワンダラー」(2006~7年にグリーンチャンネルで放映された「全国競馬関係施設巡りプロジェクト」)という番組を見て、僕は「競馬ナンデ」を制作する意思を固めた。 廃競馬場巡礼の著者である浅野氏が一人の女の子を連れて、全国の競馬関係施設をライトバンに乗って巡っていくというただそれだけの番組だったが。あれほどに、競馬ファンの心をくすぐり、自分が競馬を好きだということを再確認させてくれる番組はかつてなかった。 あの感動は、浅野氏の競馬への愛情に支えられたものだったと思う。 寺山修司は、さらばハイセイコーという詩の最後をこう括っている。「忘れようとしても 眼を閉じると あのレースが見えてくる 耳をふさぐと あの日の喝采の音が聞こえてくるのだ」 そう。この本を読むと、在りし日の福間競馬場の、春木競馬場の、中津競馬場の、レースが見えてくる。あの日の喝采の音が聞こえてくるのだ。 |
<どうして僕はきょうも競馬場に> 亀和田氏は「真の、競馬好き」なのだと思う。 「馬券好き」ではない。「馬好き」でもない。真の意味での「競馬好き」なのだ。 それはこの本を読んでいる内に明らかになる・・・ 「益田、三条、上山。どこも味わいのある町で、私はずいぶんと楽しい時間を過ごさせてもらった。しかし、それらの町に私が旅することは恐らく二度とないだろう。なぜなら、そこにはもう競馬場がないからだ。」 ・・・僕はこれほどの「競馬好き」を他に知らない。僕も競馬好きに関してはかなりの自信があったほうだが、これには完敗。。脱帽である。 浅野靖典氏著の「廃競馬場巡礼」についても本文中で「凄まじい奇書」と賛嘆されている。 両氏にお会いすることができそうな立場にある私としては、お二人を引き合わせたいような、、なんともいえない衝動に駆られたのも事実である。 |
競馬ナンデ公式ツイキャス
つぶやき 編集長、お忙しい中すみません。 1/6の更新の方をよろしくお願いします レガレイラの消し材料は… 編集長、お忙しい中すみません。 マイページの更新の方をよろしくお願いします。
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