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★傾向分析★
2020年 タイム 2’02”1 (稍重) 1FAve=12.21 3FAve=36.63
テン37.0-中盤48.9(3F換算36.68)-上がり36.2 『加速』
1着クリスタルブラック・・・キズナ×タイキシャトル=ディープインパクト×ヘイロー 〔1-s〕 10-10
2着スカイグルーヴ・・・エピファネイア×キングカメハメハ=ロベルト×キングマンボ 〔8-f〕 2-1
3着ディアスティマ・・・ディープインパクト×ストリートセンス=ディープインパクト×ミスプロ 〔5-h〕 4-4
2021年 タイム 2’03”1 (良) 1FAve=12.31 3FAve=36.93
テン37.5-中盤50.4(3F換算37.80)-上がり35.2 『加速・中弛み』
1着グラティアス・・・ハーツクライ×Lizard Island=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔9-g〕 3-2
2着タイムトゥヘヴン=ロードカナロア×アドマイヤベガ=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔2-r〕 1-1
3着テンバガー・・・モーリス×スペシャルウィーク=ロベルト×サンデーサイレンス 〔1-o〕 5-5
2022年 タイム 2’01”3 (良) 1FAve=12.13 3FAve=36.39
テン35.7-中盤50.1(3F換算37.58)-上がり35.5 『中弛み』
1着オニャンコポン・・・エイシンフラッシュ×ヴィクトワールピサ=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔11-a〕 10-10
2着ロジハービン・・・ハービンジャー×ジャングルポケット=ダンチヒ×グレイソヴリン 〔7-f〕 6-5
3着ヴェローナシチー・・・エピファネイア×ゼンノロブロイ=ロベルト×サンデーサイレンス 〔1-p〕 11-10
2023年 タイム 2’02”2 (良) 1FAve=12.22 3FAve=36.66
テン37.6-中盤49.2(3F換算36.90)-上がり35.4 『加速』
1着ソールオリエンス・・・キタサンブラック×Motivator=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔1-k〕 5-5
2着オメガリッチマン・・・イスラボニータ×ディープインパクト=サンデーサイレンス×ディープインパクト 〔9-h〕 5-5
3着セブンマジシャン・・・ジャスタウェイ×メイショウサムソン=グレイソヴリン×サドラーズウェルズ 〔20-a〕 7-7
2024年 タイム 2’00”5 (良) 1FAve=12.05 3FAve=36.15
テン35.6-中盤50.1(3換算37.58)-上がり34.8 『加速・中弛み』
1着ダノンデサイル・・・エピファネイア×Congrats=ロベルト×エーピーインディ 〔22-b〕 5-5
2着アーバンシック・・・スワーヴリチャード×ハービンジャー=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔2-f〕 8-10
3着コスモブッドレア・・・ゴールドシップ×ソングオブウインド=サンデーサイレンス×キングマンボ 〔14-f〕 2-2
馬場状態も流れも様々だが、連対馬の多くは4コーナーで5番手前後の位置取りが多い傾向。最近は4コーナー10番手前後の差し馬の好走も増えてはいるが、追込に位置しては届かずの結果が多いように感じます。これは中山芝2000mのコース形態に起因するもので、直線が短いため溜めてキレるタイプ寄りも早めに仕掛けて押し切るタイプに向く流れになりやすいのが原因と思います。『加速』や『中弛み』は逃げに有利な展開だし、『一貫』なら先行が有利なことから、コース形態も相まって好走しやすいのだと考える。
血統の傾向は、サンデーサイレンス系×スピード持続型血統(=ダンチヒ系・リファール系・ニジンスキー系などの大系統ノーザンダンサー系)の配合がよく好走しているように思います。またサンデーサイレンス系は、スタミナ型のサンデーサイレンス系(=ステイゴールド、アグネスタキオン、ディープインパクト、ゼンノロブロイなど)の好走が多く、スタミナが問われやすい適性と感じます。また地味目の渋いサンデーサイレンス系(=エイシシンサンディ、バブルガムフェロー、ニューイングランドなど)も好走していて、パワータイプのサンデーサイレンス系も侮れず。
ロベルト系(=ブライアンズタイム、マヤノトップガンなど)やノーザンダンサー系はもちろん好走多く、欧州型スタミナ血統は要注目。
ミスプロ系も好走していますが、エンドスウィープやエルコンドルパサーなど中長距離の持続型の流れに強いミスプロ系からもスタミナが重要と考えます。
ステップの傾向は、前走ホープフルS好走馬や葉牡丹賞好走馬。中山芝コース経験している強みとさらに同距離ということで、好走が多いと思われます(=07年1着サンツェッペリン、08年1着マイネルチャールズ、11年1着フェイトフルウォー、12年3着アドマイヤブルー、14年2着キングズオブザサン、15年2着ブラックバゴ、16年3着メートルダール、17年1着コマノインパルス、17年3着マイネルスフェーン、18年1着ジェネラーレウーノ、19年2着ランフォザローゼスなど)。
★予想★
京成杯のポイントは、
①小回りコースの中山芝コースのため、基本は内枠の先行馬。
②スタミナ型サンデーサイレンスの好走が多い。血統的にはやや欧州型の要素が必要。
③葉牡丹賞好走馬は信頼性が高い。
④ホープフルS好走馬も好走しやすく、軸に向く。
⑤前走芝2000mで、上がり2位以内の末脚を繰り出している馬は好走が多い。
◎キングノジョー・・・シルバーステート×Royal Anthem=ディープインパクト×ヌレイエフ 〔2-s〕
前走新馬戦1着(=東京芝2000m)。中山芝コースは初で、芝2000m戦は(1-0-0-0)。
シルバーステート産駒はディープインパクト系で、勝ち鞍の多い距離は、牡馬が芝2000m、芝1800m、芝1600m。牝馬は芝1600m、芝1200m、芝2000m。芝1600mや芝2000mといった根幹距離が得意。好走している競馬場は偏りがあり、芝の勝率が高いのは、福島、中山、中京。低いのは函館、東京、京都。直線の短いコースが優秀で、長いコースは今一つ。先行策から王道の競馬をする馬が多いため、直線が長いと末脚が甘くなるだけかもしれず、差し馬なら東京や京都も走るかもしれないが、直線の長短に注目して観察するのが良い。好位差しが出来るため、内枠の成績が良く、とにかく内枠はかい。連勝の多さも特徴で、好調馬に乗るのもポイント。基本は人気通りに走る血統で、2歳から3着歳は堅実な馬が多いが、古馬になると急に穴っぽくなり、人気馬の信頼度も低くなる。得意条件では走れても、少し距離が変わったり、得意コース以外だと融通が利かない感じ。母父Royal Anthemはヌレイエフ系で、詳細は不明。Royal Anthemの父Theatricalはヌレイエフ系で、一瞬の脚よりも息の長い末脚を武器とし、平坦コースになるとさらに磨きがかかる。本格化すると昇級の壁を感じさせず、一気に重賞制覇まで期待できる。夏を境に本格化する産駒も多い。母父としても芝中長距離で睨みを利かせている。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号sは、立ち回りが上手く、スローの上がり勝負で強い。上級クラスでは展開利が必要。
◯インターポーザー・・・エピファネイア×ルーラーシップ=ロベルト×キングマンボ 〔20-a〕
前走未勝利戦1着(=中京芝2000m)。中山芝コースは初で、芝2000m戦は(1-0-1-0)。
エピファネイア産駒はロベルト系で、父のシンボリクリスエス産駒も一流マイラーが出たように、1600m型と2400m型の代表馬を排出するのがこの父系の特徴。3歳春には上昇し始めるロベルト系の特性を有している。古馬よりも2歳、3歳の成績が良く、素早い反応で大舞台に強い適性がある。前走の着順が良い馬を素直に狙うべき“順張り血統”。2歳から走るマイラーも多いが、菊花賞でも好走馬が出たように、牡馬も牝馬も芝2200m以上の勝率が高く、長距離戦に旨味あり。近走不振馬の変わり身を狙うなら、距離変化や、叩き良化、ハンデ戦の斤量減が良い。ダートは不振で、勝ち鞍は2勝クラスまででダート1800mの勝ち鞍が中心。ダート1400以下の忙しい距離は、2、3着が多い。芝の重・不良もとくいといえず、良と稍重が良い。母父ルーラーシップはキングマンボ系で、距離適性はキングカメハメハ産駒よりは適距離はやや長めで、芝1800m以上で本領を発揮し、ステイヤー型。忙しい距離には向かず、芝1400~1600mの1番人気は大不振で、消しどころ。牝馬ならそのうち上級マイラーも出るだろうが、基本的に忙しい競馬や、高速馬場の人気馬はアテにならない。逆に言えば、芝1600mで強い勝ち方のできる馬は注目の価値あり。
No.〔20〕の牝系は、2歳戦から走れて仕上がりは早いが、古馬になりもう一皮向ける成長力を有す牝系。人気では詰めが甘く、脇役にての好走が多い牝系でもある。小回りコースは得意だが底力はなく、近年は苦戦傾向にある。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。
▲マテンロウムーブ・・・リアルスティール×Canford Cliffs=ディープインパクト×ターントゥ 〔12-d〕
前走未勝利戦1着(=中京芝2000m)。中山芝コースは初で、芝2000m戦は(1-0-1-0)。
リアルスティール産駒はディープインパクト系で、上がり33秒台や34秒台の鋭い末脚を繰り出す馬が活躍している。良馬場でタイムの速めな中距離が合う。勝ち鞍の多い距離は、牡馬が芝1800m、芝2000m、D1800m。牝馬は芝1800m、芝1600m、D1200m。芝もダートも1800mの勝利数が多く、現役時代同様「1800mのリアルスティール」は覚えやすい格言。芝の競馬場成績に偏りはなく、出走数の多い順に、東京、阪神、中山の勝利が多い。ダートに目を移すと中京の成績が恐ろしく良い。福島の道悪で負け→新潟で一変の穴があり、中山→東京でも同じような大駆けをマークしたい。人気馬を買うなら、芝よりもダートに安定感あり。興味深い傾向として、中1週と中2週のローテーションの勝率や回収率が高い。連闘も含めて、中2週以内の詰まったローテーションで大量の勝ち星をあげている。母父Canford Cliffsはターントゥ系で、詳細は不明。
No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。
△ガルダイア・・・エピファネイア×ネオユニヴァース=ロベルト×サンデーサイレンス 〔6-a〕
前走ベゴニア賞3着(=東京芝1600m:0.2秒差)。中山芝コースは初で、芝2000m戦も初。
エピファネイア産駒はロベルト系で、父のシンボリクリスエス産駒も一流マイラーが出たように、1600m型と2400m型の代表馬を排出するのがこの父系の特徴。3歳春には上昇し始めるロベルト系の特性を有している。古馬よりも2歳、3歳の成績が良く、素早い反応で大舞台に強い適性がある。前走の着順が良い馬を素直に狙うべき“順張り血統”。2歳から走るマイラーも多いが、菊花賞でも好走馬が出たように、牡馬も牝馬も芝2200m以上の勝率が高く、長距離戦に旨味あり。近走不振馬の変わり身を狙うなら、距離変化や、叩き良化、ハンデ戦の斤量減が良い。ダートは不振で、勝ち鞍は2勝クラスまででダート1800mの勝ち鞍が中心。ダート1400以下の忙しい距離は、2、3着が多い。芝の重・不良もとくいといえず、良と稍重が良い。母父ネオユニヴァースはスタミナ型サンデーサイレンス系で、中山芝コースなど小回りコースでの好走が多く、短い直線をぐいっと抜けてくる器用さが武器。また内枠で我慢できるのも、ネオユニヴァース産駒の強み。上がりの速いキレ味勝負より、平均ペースに乗って短い直線でぐいっと出る競馬に抜群の適性を有す。また鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多い(=アンライバルド、ミクロコスモス、ヴィクトワールピサなど)。また産駒はパワータイプの馬も多く、ダート中距離で好走も多い。芝馬は最初から能力の高さを見せるが、旬は短く、ゆっくりクラスを上がって強くなるのはダート中距離型。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をし、古馬になり本格化する。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。 01/19 12:22
軍神マルス
予想歴27年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3794 | |
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