伝説の名牝を語る(3)
2010年06月11日 08:56
雨龍泥舟 競馬歴56年 回収率101% |
ダリアとアレフランスは私が競馬を始めたころの名牝で懐かしいですね。 当時の記憶では、ダリアは20世紀最強の牝馬といわれていて、アレフランスは、そのダリアのライバルという位置づけだったように思います。 今回、ダリアがアレフランスと8回戦って、一度も勝てなかったことを知って意外に感じました。 山野浩一著「伝説の名馬」ダリアの項から引用 「ダリアはアレフランセと7度(ここでは7回戦ったことになっているが)対戦して1度も勝てず、6度も完敗している。しかし、アレフランセのような成績を残した名牝は競馬史において決して珍しくない。アレフランセが競馬史上特に重要な牝馬であるのは、あくまでもダリアを何度も負かしたという点においてである。アレフランセがいなくてもダリアは偉大な牝馬であるが、ダリアがいなければアレフランセの栄光も半減してしまう」 しかし、8回も負け続けたほうの馬がより偉大な馬として歴史に残るというのも面白いですね。 |
1: | 2010年06月11日 18:40 |
ほほ~う なかなか面白いですな 雨龍さんは結構山野さん好きみたいですな |
2:雨龍泥舟 | 2010年06月15日 14:19 |
サンサン アレフランス、ダリアと同時代の名牝で日本に輸入された馬を見ていきたい。 サンサン、1969年産まれであるから、アレフランス、ダリアの1歳上。 1972年の凱旋門賞馬である(アレフランスは1974年の勝ち馬)。 この3頭はいずれもアメリカ産フランス調教馬。 この時代の流行というか、アメリカ産馬が優位に立ち始めた時代である。 さて、サンサンは明和牧場が輸入し、リキサンサン(牝)とウィンザーノット(牡)の2頭の重賞勝ち馬を出している。 2008年産馬としては、リキサンサン-ロゼットの系統から、 父ロージスインメイ、母ロゼット(その父ダンスオブライフ)ビックレッドファーム生産 名前はまだない、がいる。 明和牧場の優れた資産を受け継いだマイネル軍団ですが、今後花を開きそうです。 |
3:雨龍泥舟 | 2011年02月02日 11:54 |
ミエスク Miesque ミエスクが2011年1月20日27歳で死亡したとの報道が。死因は老衰だそうです。 アメリカ殿堂馬であり、20世紀のアメリカ名馬100選にも選ばれた歴史的名馬ですが、名種牡馬キングマンボの母としても有名ですね。 当然、ミエスクの系統は日本にも(数多くとはいえないまでも)輸入されています。 有名なところでは、キュンテュア、オディール母娘。 ミエスクの半妹One Life-キュンテュア-オディールという流れですね。 当歳~3歳馬から探してみますと、 直系では、コムフレイ09(父ファンタスティックライト、ダーレージャパン生産)、同10(父キングヘイロー、ダーレージャパン生産)、セカンドハピネス08(父バゴ・白老F生産、フランスへ輸出)、同09(父アグネスタキオン、白老F生産、金子真人ホールディングス)、同10(父バゴ、白老F生産)といったところですか。 |
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