レースレベル５･･･人気決着で馬の能力差と騎手のレベルまでよく分かるレース。
それだけにこの距離のこのクラスとしては最上位のレベルであるとして５とする。

狙い馬＝レアドロップ
最後に捕まってしまったが、鞍上武藤がキチンと先手を取って同馬の能力を発揮させたのは人馬共に好材料。
人気に推されるだろうが、それでもこのクラスを次走で勝ち上がれる筆頭馬にて次走狙い馬と判断。

危険馬＝ワシントンレガシー
鞍上柴山は完璧な騎乗をしたが、最後は逃げた馬も交わせず３着止まり。
これを見ると、柴山の騎乗で接戦になったものの馬の能力が現状一息であると判断できるため、おそらく次走人気になる事を考えると危険な人気馬になると評価する。

危険馬＝ミスパイロ
離された４着が示しているように、いくら上がり脚で良さを見せたにしても馬の能力的にも鞍上の技量的にもワシントンレガシーより一息足らずと言わざるを得ない。
４番人気の人気通りに走ってはいるが、それだけに現状でも常に他馬に足元を掬われる存在と言えるため次走危険馬と判断。

※柴山は絶対に下手じゃない。
今回の騎乗を見ると、決して柴山は下手な騎手ではない。
元地方の転入者なので馬に恵まれない事が彼の好走を妨げていると思われる。
今回はこの意味でも騎手技量と馬の能力がよく分かるレースで、人気に応えた戸崎の馬の能力、馬の能力を発揮させて粘った武藤の好判断、馬の能力が一息足らずタレた柴山というのがハッキリ見られたのは今後の良い物差しになると思った。

09/30 14:17　回顧アクセス：830